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わくわく、どきどき、台風の目。

経済・政治・国際

閑静なドーバー(トラ)

 今日は今年イギリスに来て初めての土曜日。週末のビーチ練習が午前9時から始まる。スタッフは8時に集合。キンちゃんは朝5時頃に起き、台所でワサワサしていた。朝食とお昼のお弁当のサンドイッチ作りである。
 7時半に我アパートを出ると、ビーチに着いてもフリーだのクルマはあるものの、中にフリーダは乗っておらず、海練習の用品は満載されたままだった。
 そこで少し待っていると、バリーとアイリーン夫妻がクルマでやって来て、これまたバリーのクルマも海練習の必需品で満載状態だった。まずはバリーのクルマから物品をビーチに降ろして設営である。
 まもなくフリーダも現れて荷物がどんどんビーチに降ろされる。早めに来たスイマーたちが手伝ってくれた。
 準備完了になると受付が始まって、フリーダのところへ行って何時間泳ぐか時間を申告し、スイムキャップをもらう。そのときに名簿が作られ、番号を手の甲に書かれる。
 まあ流れとしてはこんなもので、9時前後になると気ままに泳ぎ出して行くのである。

P8210014 車椅子のご婦人はロス。彼女は昨年チャネルスイマーになった。

 この間に、毎年会うビーチボランティア、エマ、ミッシェル、ルイスなどなど、また毎年会うスイマー(いっぱい)と挨拶を交わした。
 ちなみにイギリス式挨拶は、男も女も抱き合って頬にキスをする習慣がある。初めのうちは照れくさいが、慣れてしまえばむしろスキンシップの触れ合いが気持ち良い。ところが日本に帰ってから思わずこの挨拶をしてしまいそうになる。相手が女性ならば、パンチが飛んでくるに違いない。注意しなければ!!

 キンちゃんはフリーダに「4時間泳ぐ」と言って、8時45分には泳ぎ始めていた。しかし後から後からスイマーがやって来る。知っている顔の全員が「ミユキは?」と聞く。「ミユキはいつ泳ぐの?」、「2-wayは?」などなど・・・。
 中にはダン(ダニエル:イギリス)が「エッ、今日はミユキがいるの? どこどこ! 急いで追いかけなきゃ!!」とか、マイク(アメリカ)が「オオ、今日はミユキがいるのか!? 急いで会いに行かなきゃ!」などなど。
 ちなみにダンは自転車と水泳とトレッキングで世界一周しようと、昨年の9月頃にイギリスを出発した。ドーバー海峡を泳いで渡り、自転車で東ヨーロッパ、中東を抜けてロシア、中国、再びロシアからアラスカへ。カナダを抜けてアメリカに渡ったのが今年の6月頃だったか? それからプツリと音信普通になり、まさかドーバーで会うとは思ってもいなかった。
 またマイクはアメリカのマイクロソフト社に勤めるサラリーマン。日本にも仕事で東京(新宿)に来たことがあるそうだ。2年前にドーバーで知り合った友人だが、そのときは寒さでドーバー泳を失敗してしまった。「ずいぶん身体が大きくなったね。」と私が言ったら、「10kg太らせたからね。」とマイクはお腹をさすりながら笑った。もしかしたらキンちゃんの真似か??
 いずれにせよ口が開けばどいつもこいつもまあ「ミユキ」、「ミユキ」で私のことなぞ聞いてくれる人は一人もいなかった。もう焼餅を焼いたのでこの話はおしまい!!

 今年私たちがイギリスに来た翌日、バリーとアイリーン夫妻に近郊の大型スーパーマーケット、テスコに連れて行ってもらった。このときキンちゃんがバリーに「去年食べたあの大きなフィッシュアンドチップスが食べたい」とおねだりをした。
 フィッシュアンドチップスとは、大きな鱈(タラ)のフライがフライドポテトの上に乗ったもので、ドーバーの名物とされている。まあ酢をかけて食べるのだが、量の多さは日本のフィッシュアンドチップスの軽く4倍くらいはある。
 ビーチ練習のお昼時、サンドイッチをパクついている私にバリーが、「今日の夕方、フィッシュアンドチップスを食べるだろ?」と聞くので、「もちろんいただきます。」と答えた。それはどうもバリーの家でフィッシュアンドチップスパーティの開催が決まった会話だったようだ。
 結局集まったのは13名。エマのクルマでフリーダと私たちはバリーの家へ。

P8220040 バリーの家の庭でフィッシュアンドチップスパーティ

 バリーの家はドーバー近郊の閑静な住宅街にある。“近郊”と呼んでも住所は“Dover”になっていて、どの家も二階建て。色も形もそっくりで、すべての家が庭付きである。またこの庭が行き届いていて、「さすがガーデニングの国だなぁ~」と思わせる。

P8220028 バリーの閑静な家

 ドーバーに行かれたことがある方は解ると思うが、古くからイギリスとフランスを結ぶ玄関口であるものの、ドーバーの観光と言えばドーバー城とホワイトクリフくらいしかない。まあ要するに“目的地”ではなく、“経由地”として名を馳せていると言って間違いないだろう。
 ドーバーの駅から港までバスが運行しているが、バックパッカーなどは歩いて移動している。ドーバーのメインストリートは1kmくらいしかなく、そこに日本にもあるケンタッキーやマクドナルドもあるし、銀行、スーパー、その他さまざまな小売店が立ち並んでいる。
 まあ歩いてもメインストリートだけならたいしたことはないし、駅から港までも徒歩で20分くらいあれば着けてしまう。
 こうやって書くと「かなり小さな町」と感じられるだろうし、実際、ドーバーに来られた方々は、この小さなエリアでことが済んでしまうために、本当のドーバーの顔というか、喧騒的な部分のドーバーしか知らないのではなかろうかと思える。
 実際は、東京で例えると喧騒的な竹下通りの隣が閑静な明治神宮といった感じか?? まあ私のセンスではこの程度の比較材料しか浮かばない。
 もちろん閑静なドーバーにもショッピングが楽しめるお店はたくさんあるし、B&Bやレストランも立ち並んでいるが、何か品が違うのである。
 同じドーバーでも、「どちらに住みたい?」と私に聞かれれば、迷わず「閑静な方」と答えるだろう。

北海道函館の潮汐

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