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湘南の主さんの津軽泳報告「6・津軽海峡を泳ぐ」

 2015年9月21日(月)、津軽海峡横断リレー泳(青森県下北郡佐井村⇒北海道函館市瀬田来町)を湘南の主さんが中心になってリレーチームを編成し、1-way relay swimを試みました。チーム名は「マ・ナ・セ・ス」。メンバーは次の4名です。
   第一泳 マキさん
   第二泳 ヤスさん
   第三泳 タケちゃんマン
   第四泳 湘南の主さん
 結果は13時間06分で成功しました。詳細は当ブログ「失敗できないぞ!」をご覧ください。
 この遠泳に湘南の主さんが報告書を作ってくれました。7回に渡る力作です。どうぞお楽しみください。

6・津軽海峡を泳ぐ
 ボートキャプテンから「下北半島からの津軽海峡横断泳の成功の可否は、船の右舷側の真横、つまり3時方向に常に函館山を見ながら泳げていれば、成功の可能性は大きい。しかし船の舳先1時、12時方向に函館山を見ながら泳ぐ状況であれば、かなり厳しい横断泳になるだろう」と言われていた。
 幸いに4時間経過の時点で函館山を3時方向に見ながら泳げていた。下北半島、大間も大分遠ざかっている。しかし北海道には近づいている気配は感じられない。2巡目辺りから風が強くなり出した。平均風速で7m/secを超し、最大では15m/sec以上は吹いていたのではないだろうか?
 うねりも1m以上、最大では2m近くはあるだろうが、風向きが潮の流れと同じなので良かった。もし潮の流れと風向きが逆だったら、多分、中止になるであろうと思われるくらいの海面の状況になっている。
 しかしメンバーはこの状況でも自分の持ち時間を淡々と泳ぎ、責任を果たしている。タケちゃんマンは相変わらず船から離れて泳いでいる。マキさん、ヤスさんは楽しんで泳いでいるようだ。うねりに乗りながら、私も楽しく泳がせてもらっている。そして船上から見守る仲間にキラキラ星合図で答えて泳ぐ。
 2巡目が終り、函館山が舳先の1時方向に見えている。大間もさっきより近くなってきている。心配だ!!
 本流の流れに入ったようで大型船の往来が激しくなってきた。風も強いし、うねりも大きいし、此処が正念場の泳ぎとなる。

Dscn9991
本流は大型船の航路。最も注意を払って泳がなければならない。

Dscn9947
リレーは、前の泳者を次の泳者が追い越した時に成立する。

 各自の泳ぎが3回目に入る。海の状態はかなり悪いが、皆さん自分の持ち時間をしっかりと泳ぎ、本流の流れに乗ってガンガン進みだした。うねりもファロー気味でひとかき、ひとかき面白いように進む。やっと北海道の地が大きく見え出し、下北半島が小さくなってくれた。私の番が回ってきた。此処までで11時間。太陽が西の水平線の上に赤く輝いている。船の右舷を泳ぐ私には、うねりが大きく船が近づけない。近づき、大きなうねりが入ると船の下敷きになる可能性があるからだ。船は止むを得ず、私の後方に位置を変えて走っている。何と私は船を従えて泳いでいるのだ!!
 通常なら船に進路を先導してもらわないと、どちらへ向かって泳げばよいのか分からないはず。しかし此処が私の海泳ぎの真骨頂。湘南の海で鍛えた“目に入るものは何でも進路の目標にする”が大いに役立った。左呼吸で顔を上げた時、丁度、水平線の上に真っ赤な太陽が見えた。『そうだ。この太陽を真横に見ながら泳げば良い』。時々後ろを見て船の位置と旗のなびく方向を確認。“進行方向は間違いなし”を確信。この状態で1時間を泳ぎ切った。これは前代未聞の泳ぎではないだろうか!
 マキさんは頭にグリーンのフラッシュライトを着けて泳いでいる。日没が5時半頃。ゴール間近なのでtora先生が海上保安部に連絡を入れて、ゴールまで泳がせてもらう許可を取り付けた。
 つるべ落としの井戸ではないが、アッという間に太陽が沈み、暗闇となる。マキさんの頭に取りつけられたフラッシュライトが頼り。船がこれ以上先には進めない所まで来た。ゴールは直ぐそこ。ここでヤスさんと交代の時間となった。ボートキャプテンが「この先は岩礁地帯なので注意が必要」とのアドバイス。
 tora先生から「一人では危険なので、マキさん、ヤスさんの二人でゴールするように」と指示が出された。ゴール先には新聞社の記者が待って居るとのこと。陸からライトが点滅してゴールの位置を知らされている。でもその手前には暗闇でも微かに分かるが、岩礁があることが分かる。「その右側を泳いで行けば大丈夫」と指示されていたが、実際はその左側を泳でいたようだ。陸からライトが左右に振られて陸に上がったことが分かった。tora先生がフォーンを鳴らす。午後6時23分だった。13時間06分の遠泳だった。
 二人が船に戻って来た。ヤッター、ヤッター、とうとう泳ぎ切った。私は何とも言えない感激に満ち溢れた。皆さん本当にありがとう、ありがとう!! 私の最後の海峡横断泳、見事に成功!! とても嬉しい!!
 素晴らしいメンバーにめぐりあえて本当にありがとう!! 幸せな気持ちでいっぱいです。
 そして翌日の函館新聞、北海道新聞に私たちの快挙が掲載された。

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