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シリーズ「人と決まり」 8.海を泳いで感謝状?

 1988年だったか、日本(対馬)から韓国(釜山)まで泳いだ。当時(今も)、日韓関係は戦中のいざこざもあって、以来“近くて遠い国”というイメージがあった。実際、当時の韓国では日本の歌謡曲でさえ法律で禁止されていた。そんな韓国へ友好親善のメッセージを持って、、、、何て書くとカッコ良すぎるが、とにかく「泳いでも行ける近い国」というPRは持っていた。
 だが泳いで行こうが飛行機や船舶利用だろうが、“外国に行く”という行為はいろいろな決まりに制約される。つまり泳いで行く時にスイマーは出国手続きをしなければならないし、税関や検疫の審査も通らなければならなかった。同様に韓国に入国するときはCIQ(税関・入国管理・検疫)を通らなければならないし、伴走した船も同様な手続きと審査が必要だった。
 まあ笑い話だが、パスポートを頭に括り付けて泳いで行かなければならない。
 一般に、国際空港や国際港はCIQの係官が常駐している。まあ俗に言う「国の玄関」から普通は出入国する。ところが遠泳などのように「国の壁を乗り越えて出入国する」といった行為はこのようなCIQの係官を現場まで呼ばなければならない。これがたいへん。
 ただ“決まり”なので違反さえしなければ何とかクリアーできる。

 この遠泳が成功に終わって帰国してからである。都から記念品をいただくことが出来た。しかし言っておくが「ください」と言った覚えはない。頂戴出来るモノはありがたく頂戴するが、頂戴したいがために泳いでいるのではない。
 続いて居住している区の政治家から、その区の水泳連盟へ「表彰でもしてやれ」と言ったらしい。そこで私たちは区の水泳連盟に呼び出され、「こういうことを黙ってやられると困るんだよね」と文句を言われた。
 ちなみにこの頃、日本水泳連盟の会長は古橋先生である。ここで“古橋先生”と呼んでいるのは私の学生時代の恩師だからで、毎年、古橋先生には欠かさず遠泳の報告をしていた。だから先生は私のやっていることをご存知だった。また日水連は“競泳”が目的であって、海峡横断泳を認める行為をしないことも私は知っていた。したがって区の水泳連盟にも届けずに行っていたのだが、区の水泳連盟会長からは「水連に加入するように」と言われた。
 言われるがまま加入したのだが、続いて会長からは次のように言われた。
 「当水泳連盟には“表彰規定”というのがあって、それは“国体以上の大会に参加して上位に入った”とか“当水泳連盟に20年以上貢献した”とか。そういったものに一つも当てはまっていないんだ。したがって表彰することは出来ない。そこで感謝状を発行することにする」
 再び断っておくが区の水泳連盟に「表彰してください」と言った覚えはない。水連も“区の政治家に言われたから仕方なく”という感があった。それにしても感謝状。何に感謝されているのか?????
 感覚的に言うと『むしろ感謝状はおかしい』と思うのだが、皆さんはどう思われるだろう。
 例えばアメリカの“殿堂入り”など、国や規定を超えて、素晴らしいものには「素晴らしい」と言える懐の深さが感じられる。日本の国民栄誉賞も、国境や規定を超えて外国人にも与えて良いような気もしているが、「日本国民じゃなければダメ」と言われるんでしょうね。

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