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9月2日 栄養補給(Feeding)はお早めに

 昔(1970年頃)、遠泳を私が始めた頃に氷砂糖を口の中に入れながら(舐めながら)泳ぎました。ところがクロールで泳ぐので口から落ちちゃうんですよね。そこで歯と頬の間に氷砂糖を入れておくと落ちないなど、いろいろ工夫しました。
 もう少し本格的に泳ぎだした頃、たまたま赤十字のボランティアをしていた私は“非常用炊き出し袋(ハイゼックス)”を知ります。『これは遠泳中の栄養補給に使える』と、シチューなどを作ってはハイゼックスに入れ、それを泳ぎながら食べていました。
 それから栄養補給(Feeding)を私たちはずいぶん研究しました。どのタイミングで、何を、どのくらい採ったら良いのか。今の時代はスポーツ用の補給品がいろいろ開発され、種類も豊富になり、スポーツ専門の栄養士さえ現れる時代になりましたから『良い時代になったものだなぁ』と思います。しかし形状は“固形”、“ジェル”、“液体”といろいろ登場して何を採ったら良いものか。
 固形はモグモグと噛まなければならないだろうし、『水っけがないと呑み込めないだろうなぁ~』と私なんぞは思ってしまいます。たまたまドーバーへ行ったときにイギリスのスイマーたちが使っていて、CS&PFのフリーダも推薦していたものが“マキシム(Maxim)”です。これは日本では手に入らないのですが、粉末で出来ていて、お湯に溶かして使います。内容は炭水化物がほとんど。そしてメーカーの説明では「味がニュートラル」、つまり「味がない」とあります。しかしそのままで飲むと何とも言えない味が。。。。。。
 ただメーカーの説明によりますと、「スープや紅茶などに溶かして使える」とあり、確かに紅茶などに溶かして使うとあの何とも言えない味は紅茶味に隠れて気にならなくなります。つまり自分好みの味を作る事が出来るので、私たちはマキシムを使うようになりました。キンちゃんの場合はマキシムに果糖を加え、それをベースに紅茶味とか日本茶味を作りました。これを300ml、40分毎に飲むのですが、一つの補給で約250kcalが採れます。(小さな御飯茶碗なら軽く一杯分。食パンなら8枚切りを2枚程度)
 この補給で10時間以上泳いでも、泳ぐ前後の体重変化はありませんし、キンちゃん自身、「空腹感は感じない」と言っています。まあこれが経験上のベスト状態。
 今年、ドーバーに行ったらマキシムがプロ(Pro)という商品に変わっていました。しかし内容はマキシム同様、炭水化物が主体の味がニュートラルなもの。補給品は湘南の主さんと“現地調達”と決めていましたので、この“プロ”という商品を使いました。プロに果糖を加え、湘南の主さんの場合は“補給”と割り切っているので味は追及しません。つまりプロ+果糖を30分毎に250ml。

 遠泳中、いかなる場合でも止まることを私は嫌います。それは補給時間でも同様です。“止まる=漂流”は目的地に進むことがありません。いや、初めから“漂流+水泳”で考えた遠泳もあります。日本の歌「椰子の実」(作詞:島崎藤村 作曲:大中寅二)ではありませんが、「椰子の実遠泳」と名付けて1993年、高知県の足摺岬から室戸岬までの120kmを約16時間で泳ぎ切りました。これはうまく黒潮に乗れたからで、平均時速約8km。まさにオリンピック級の速さで泳ぐ事が出来ました。

 同様なことをキンちゃんに津軽海峡の“横断+縦断(120km)”をやったことがあります。つまり日本海から太平洋へ(縦断)+青森から北海道へ(横断)です。しかしこれは途中から悪天候になってしまったため、中止にしました。
 このように“漂流しても目的地へ進む”場合であっても私は泳ぎを止めることを嫌います。何故ならば積極的に成功へと努力していないからです。最大限、成功に向かって努力しているなら問題ないのですが、“負”になるような行為はもってのほか、成功に対して消極的な行為をも嫌います。
 したがってこれは外国人スイマーに多いのですが、泳ぎながらボートに乗船している仲間と延々とおしゃべりしている姿など、最も私がイライラする部分です。
 キンちゃんの場合、「補給は10秒以内」と指導しました。そして彼女はそれを見事にやってのけました。前を見ない。おしゃべりはしない。その他、水泳に意味のない行為をしない。
 ところが湘南の主さんの場合、これは私が最も『失敗したな』と思った部分ですが、一度も“シミュレーション泳”をしなかったことです。それまで私は必ず遠泳場所を意識したシミュレーション泳をしていたのですが、今回はしなかった。。。。。
 湘南の主さんはいつも一人で練習していました。「冬の海練習、10時間泳を二日続けて行った」とおっしゃっていますが、補給は海から上がって陸上で飲んだ。その時間はおそらく“10秒”よりは長く掛かったことでしょう。
 実際、ドーバーを泳いでいるときも約1分は掛かっていました。

 おっとっと、また長くなり過ぎた。例によって湘南の主さんの話はあまりせずに終わろうとしています。乞うご期待????

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「スポーツ」カテゴリの記事

コメント

今日、栄養補給の練習をしました。
10秒以内は難しいですね。
とにかく吸うのが大変。
また練習します。

たけちゃんマン、いらっしゃい!
補給は“吸う+絞る”じゃないと難しいです。
ブログの続きを読んでください。

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