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9月2日 エスコートボートはスイマーの風下にいるのが原則

 風があるとき、海面から大きく船体を出している小型船舶は、身体のほとんどが海中にあるスイマーに比べると影響大なのは船舶の方で、スイマーは風の影響より潮の影響の方がはるかに大きくなります。(数式に表わすと“風の影響=ボート>スイマー”となります)
 普通、ドーバーを泳ごうとするスイマーの泳速は時速3km程度。ちなみに“時速3km=1.62ノット(1ノット=時速1.852km)”ですが、ボート(小型船舶)はエンジンをスロー(アイドリング状態)にしても3ノット(時速5.556km)くらいまでスピードが出てしまいます。
 するとスイマーを抜かして行ってしまうため、エスコートをするボートは断続的にエンジンのクラッチを切って、スイマーの泳速に合わせます。この“クラッチを切った時”、動力を失ったボートは慣性で進むだけで舵取りがまったく効かなくなります。それこそ風があれば“糸の切れた凧状態”で、風に押される一方になります。
 この時、ボートがスイマーの風上にあると、風に押されたボートはスイマーを襲います。まあ“危険状態”になるわけで、普通、風があるときのエスコートボートは風下にいるのが原則です。
 もちろんスイマーが3ノットで泳ぎ続ける能力があるなら別ですが、めったにそんなスイマーは居ないので(ドーバー 1-way solo swimの世界最速記録を更新した“トレント・グリムゼー(オーストラリア)”は2012年9月2日、6時間55分で成功させた。彼はほぼ3ノットで泳ぐ)、パイロットはスイマーの泳速に合わせるため、断続的にクラッチを入れたり抜いたりして行きます。
 残念ながら湘南の主さんは普通のスイマー。ほぼ時速3kmで泳ぎ続ける事が出来ますが、ボートはクラッチを抜く時間が生まれるわけです。

 湘南の主さんのエスコートボート“SUVA”に乗船してパイロットのニールが湘南の主さんに質問したのは
ニール「泳いでいるとき、どちら側に呼吸をしますか?」
湘南の主「左です」
ニール「それではボートの右側を泳いでください。ただ操舵席はボートの左側にあるので、私から見えるよう、ボートから10mくらい離れて泳いでください」
湘南の主「わかりました」
とのことでした。
 この時、『えっ!? いつからニールはそんなに腕を上げたんだろう』と私は思いました。何故ならばキンちゃんの場合は必ずボートの左側。ニールから見やすい位置につけるし、キンちゃん自身もパイロットがよく見える側につきたがりました。もちろんそこにはキンちゃんの“左右呼吸が可能なこと”が大きく手助けとなりましたが、それでも風向きによってボートの右側を泳ぐこともありました。それは“ボートはスイマーの風下”という原則を守っているからです。
 ところが今回はスイマーに“どちらにつくか”を選ばせている。風向きを見れば絶対に“スイマーはボートの左側(風上)”のはずなのに、呼吸の向きで右側(風下)につけようとしている。『不思議だなぁ~、それとも他のスイマーからクレームでもあって、どちらにつけるかはスイマーに判断させるようになったのかなぁ~』と思いました。
 実際、ボートはスイマーの泳速に合わせ、進路のみを目的地に合わせて進みますが、先行きの潮の関係上、素人は時折、『変な方向を向いているなぁ』と思うこともあるはずです。すなわちボートパイロットはスピードのみスイマーに合わせますが、操船については自由に方位を定めたいはずです。
 スイマーから風によって離れた時のボートの対応は簡単ですが、ボートが風によってスイマーに近寄ってしまった場合はプロペラ(スクリュー)を回すのも気を使うし、なかなか難しいのです。それでいて更に方位を決めなければならない。。。。それは至難の業だと思います。

 れれれ、また湘南の主さんの話をあまりしないで終わろうとしています。次回こそ詳しく書きます。乞うご期待!!

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