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9月2日 日本のレベル

 タイトルの「日本のレベル」は少しオーバーで、もうちょっと正直に書くと「toraのレベル」が正しいと思います。で、この内容も「栄養補給の方法について」とサブタイトルを付ければ、よりわかりやすくなるでしょう。つまり「toraの補給法レベル」と書けば良いわけですが、、、、、ちょっとカッコを付けさせていただきました。「決して低くはないですよ」と言いたいのです。
 まずは容器ですが、私たちは「プラティパス」と呼ぶソフトボトルの水筒を使用しています。これは柔らかいので“吸う”だけではなく、“絞って”も内容物が出てきます。特にキンちゃんは得意なことですが、“水中で飲む事が出来る”という特徴があります。これはコップやスクイズボトルでは出来ないことです。
 いつだったか、OWSのレースを見ていた時にスイマーがコップで渡された補給品を飲んだ後に、そのコップをポイッと捨てていました。それはマラソンランナーがエイドステーションで捕った補給品を採った後、その容器をポイッと捨てているシーンに似ていました。マラソンの場合はランナーの捨てた容器を後からスタッフが拾っているようですが、OWSの場合はどうなんでしょう? コップ回収用のボートは見なかったように思います。
 やはり“美化”とか“エコ”とかの意味からも、容器は回収して再利用することが原則だと思います。ただし、早く飲むにはコップがベストです。オーストラリアから津軽を泳ぎに来た世界的に有名なスイマー、ペニーはまさにコップ利用で5秒と掛からず飲んでしまいます。ただ多少の海水が中に入ってしまうのは覚悟の上です。もちろんコップは紐で結ばれていて捨てるようなことはしません。
 次にこの回収用の紐(ロープ)ですが、経験上、『30mは必要』と思います。時折、10mくらいしかないロープで補給品を渡しても、ボートは流されてすぐにスイマーから離れて行きます。スイマーはすべての補給品を飲み終わる前にボートが10m以上離れてスイマーの手から容器が離れてしまう光景を見ることがあります。海の10mは“すぐそこ”です。30mでもそんなに遠くありません。
 次にロープワーク(結索)などですが、たまたま小型船舶免許を持っている私はそこそこの結び方を知っています。30mのロープでさえ絡まずに補給品を投げるとスルスルとほどけていく方法で保管しています。つまりロープ一本でだいたいは結ぶ、保管するを完了させています。
 これに対して海外のスイマーたちはすぐに“道具”を利用したがります。補給品を投げる、回収する、保管するも釣り道具でいう“リール”を使います。また補給品とロープを結ぶのも小さなカラビナなどを使っています。そして道具は一本のロープしか持たない私を笑いますが、現場では私がボートに乗れば“tora方式”が採用されます。余計な道具は使わない。シンプル・イズ・ザ・ベストが良いと私は思います。
 次に補給品の過熱ですが、おそらく最も良い温度はスイマーの胃に負担の掛からない、38℃くらいだろうと思われます。しかしドーバーのように20℃以下の水温で長時間泳いでいるスイマーはもう少し暖かいものを欲しがります。かといって熱くて“フー、フー”しないと飲めないような熱さでも困ります。これは経験上、50℃くらいが良いこともわかりました。
 日本の漁船のように“キッチンがない”、“火が使えない”という状況下でどのようにして過熱するか。これには“使い捨てカイロ(貼るタイプ)”を利用しました。補給品の入ったプラティパスに使い捨てカイロでサンドイッチにして保温バッグに入れておきます。使い捨てカイロの説明書によるとだいたいどのメーカーも「最大で48℃、40℃以上を継続する時間は8時間」とあります。この使い捨てカイロでサンドイッチにしたプラティパス内の補給品は、保温バッグの中に大量(10個くらい)入れておくと、ほぼ45℃で保たれることがわかりました。以来、私たちは使い捨てカイロ利用です。
 使い捨てカイロのない外国人スイマーは“その場でお湯を沸かして作る”という方法を取りますが、この場合はキッチンなどのある、火の使えるボート以外では考えられません。しかも海が荒れたらキッチンも使えません。それらを考えても“使い捨てカイロ利用”は良い方法だと思います。
 ちなみに使い捨てカイロを海外に持って出るには、飛行機に乗せる時は要注意です。基本的に飛行機に可燃物(ガス、ガソリンなど)を乗せる事が出来ません。同様に加熱物も“危険物”と判断しています。ところがその検査をする係官が日本人の場合、使い捨てカイロを大目に見ているのか、その決まりを知らないのか、ほとんどパスする事が出来ます。ところが係官が外人で、しかもしつこく検査する性格だとすると、「これは何だ?」と聞かれ、「日本の温めることを目的にしたカイロだ」と答えると「成分は何だ?」としつこく聞かれます。「成分のほとんどは鉄粉で、鉄粉が空気中の酸素と反応し、酸化鉄(水酸化第二鉄)になる化学反応が起こるときに出る熱を有効利用したもの」と答えようものなら「加熱物は飛行機に乗せる事が出来ない」と取り上げられてしまいます。(経験談)

 おおっと、また長くなったので今日はこの辺で。明日こそ湘南の主さんの報告をするぞ!!

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