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9月2日 セーフティガイドラインの中にはあるけれど

 津軽海峡の海流は「津軽暖流」と呼ばれ、主に日本海から太平洋へ流れる“一方通行の流れ”である。(「潮流予測 > 津軽海峡」参照)
 これに対し、ドーバー海峡の潮流は大潮だと7m以上、小潮でも3m以上と大きな潮汐差(干潮と満潮の海面の高さの比)が速い流れを生んでいるが、約6時間毎の“往復流”である。前回でも使ったドーバー泳の航跡写真だが、どの航跡も蛇行しているのは潮流(往復流)によって流されているからだ。
P8060155_2_3 ちょっと余談。この“航跡距離”をよく「泳いだ距離」と表現しているのを見かけるが、それは誤り。“泳いだ距離”はあくまで「“泳いだ時間”ד泳いだスピード”」で、「海だから」という理由で泳いだ距離が伸びてしまうのはおかしい。目的地に向かって横方向への移動距離は流された成分。つまり“航跡距離=泳いだ成分+流された成分”だ。これを私は「流泳」あるいは「流泳距離」と表現しているが、ちっとも普及しない。まあ実際の“遠泳”はこういった“海水の流れ”を利用して泳ぐのでそう単純ではないが、その説明は別な時にしよう。
 さてこういった海水の流れ、津軽海峡は“海流”なので「一方通行の流れ」に対し、ドーバー海峡は“潮流”なので「6時間毎の往復流」という主な特徴を頭に入れながらこの先を読んでいただきたい。

 このブログで「海を泳ぐための安全ガイドライン」のような言葉をいたるところに使っているが、その説明はごくわずかなので基本的なことを説明しておく。
 「ビューフォート風力階級」と呼ぶ表がある。その一部を下に張り付けておく。

Byufoto

ビューフォート風力階級表

 この風力階級における“風力0~3”がガイドラインで言う「セーフティゾーン」。“風力4”になると「風向き」が問題になる。“風力5”になると「風向きと先行きの見通しが良い場合」との条件付きになる。つまり「イエローゾーン」。“風力6~”は「レッドゾーン」。海を泳いではいけない。
 悩むのは「イエローゾーン」の“風力4~5”。その風向きである。
 津軽海峡の場合、海水の流れの主成分は日本海から太平洋へ向かって流れる海流なので、風向きが西、あるいは南西なら海流の向きと一致しているので海は荒れないからグッド。ところが風向きが東から北東になると海流の向きが逆になるので海は荒れて泳ぐにはノーグッドだ。
 さてドーバー海峡ではどうだろう。海水の流れの主成分は6時間毎に向きを180度変える潮流なので、南西あるいは北東の風向きの場合は6時間毎に海が荒れたり静まったりを繰り返すことになる。
 まさに湘南の主さんが泳いだ時はこれで、南西方向へ“風力3~4”の風が吹いていた。つまり「6時間毎に海が荒れたり静まったり」の状態。ただし言っておきたいのは「決して泳げないような海の状態ではない」ということ。同時に「セーフティゾーンとイエローゾーンの狭間であった」ことも。「かなり厳しい状態だった」ということだ。

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