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9月2日 もうちょっと時間通りに動こうぜ!!

 くしくも今から2年前の今日(2012年9月2日)、オーストラリア人スイマー、“トレント・グリムゼー”は6時間55分でドーバー 1-way solo swimを泳ぎ、世界最速記録を更新した。(当ブログ「ドーバー、世界新更新」参照)
 同じ日に泳げることを内心、喜んではいたのだが、、、、、

 9月2日午前1時には眼が覚めていた私。ベッドの中でモゾモゾしていると隣のベッドで寝ている湘南の主さんもモゾモゾしているようだった。睡眠時間は3時間くらいか? それでも「起きましょう」と言って起きた。着替えて荷物の確認をし、いつでも出られるように整える。
 1時50分に外へ出て予約したタクシーの到着を待つが、なかなかやって来ない。ようやく流しのタクシーか予約したタクシーかわからないが、やって来たので乗り込み「マリーナオフィースまで」と言う。
運転手「海岸沿いの道路が工事中だから遠回りしていいですか?」
私「ああ、大丈夫です」
 少しは遠回りをしたようだが2時ほんの少しにはマリーナオフィースの前に到着。そこにはスイマーらしき男が一人立っていただけだった。湘南の主さんに「ちょっと待っていてください」と言い残してマリーナの中を見に行く。小さなボートとドーバー泳のサポート船であろうボートが浮き桟橋に着岸しようとしているところだった。しかしそれは湘南の主さんのボート、“SUVA”ではない。
 キョロキョロとSUVAを探すと対岸の浮き桟橋に接岸されていた。しかし中は電気も消えていて静まり返っている。だが私はSUVAの中にニールたちがいることを知っている。何故ならば昨日はリレーのエスコートで行っているので、仮にリレーだから12時間でフランスまで行けたとしても、ドーバーまでの帰りに3時間は掛かっているはず。まあその前後も入れれば18時間くらいは費やしている。それから今日の湘南の主さん。家に帰っている暇などないはずだ。SUVAのクルー、しばらくはSUVAの中で寝泊まりしているはず。
 『約束は2時だ』とニールを起こすため私は彼に電話を入れた。
ニール「ああ、toraさんか。今、何処にいる?」
私「窓を開けて外を見てみろ。私が立っている」
SUVAの船内に明かりが灯り、カーテンが開けられて外を窺う男の姿が見えた。
私「違う。もっと右だ。右を見れば私が手を振っている」
ニール「ああ、そこか。悪いがクロックタワーの方から回って来てくれ」
 マリーナの目印のこちら側がマリーナオフィース、向こう側が“クロックタワー”と呼ばれる時計台。ちなみにロンドンで有名なビッグベンは大きな時計台だが、クロックタワーは小さな時計台なので我々日本人は「小ベン」と名付けた。まあ品のないダジャレだが。。。。。
 『それなら初めから「クロックタワーだ」と言ってくれりゃいいのに、、、、そうすればタクシーをそちらに止めるのに。。。。』とブツブツ思いながら重い荷物を持ってクロックタワー側へ移動する。
 1ポンド硬貨を入れると借りられる大八車があって、それに重い荷物を入れて浮き桟橋をSUVAのところへ。船内には懐かしいサブパイロットのアドリアンとビーチボランティア兼オブザーバー兼スイマーのサム(サマンサ)がいた。どうやらサムはオブザーバーからサブパイロットになったようだ。そして彼らは眠そうだった。やはりクルーは昨日から誰一人帰っていなかったようである。
 荷物を載せ、我々も乗り込みスタンバイOK!!
ニール「ちょっと待ってくれ。オブザーバーがまだ来ないんだ・・・・」
 待つこと5分。ようやくオブザーバーも乗船して万事準備完了。ボートSUVAがようやく浮き桟橋から離岸したのは午前3時に近かった。『こんなことなら30分ベッドの中で寝ていられた・・・』とブツブツ怒っている私。。。。。

 SUVAがドーバー港内を滑るように走っているとき
湘南の主「スタート地点はシェークスピアビーチですか?」
私:英語にしてサムに訊く。
サム:そのままニールに訊く。
ニール「いや、今日はサンファイヤホーだ」
湘南の主「サンファイヤホーって何処ですか?」
私「シェークスピアよりもう一つ向こうのビーチで、フォルクストーン(ドーバーの隣町)に近い側のビーチです。

Startpont
ドーバー泳の主な航跡(写真をクリックすると拡大します)左上がイギリス、右下がフランス
スイマーは潮流の影響を受けてジグザグ蛇行して泳ぐ。ちなみに一つのサインカーブが約6時間なので、全体として15時間前後で泳いでいることがこの写真からわかる。

 サンファイヤホーのビーチに近づくと、他にも本日スタートするスイマーのボートがSUVAを入れて6隻集まっていた。
ニール「呼吸はどちら側でやりますか?」
湘南の主「左側です」
ニール「それならこのボートの右側を泳いでもらいますが、SUVAの操舵席は左側にあって、あまりボートに近づいて泳ぐとパイロットからスイマーが見えません。少なくとも10mはあけて泳いでください」
湘南の主「わかりました」
 そんな注意を受けてから湘南の主さんがサンファイヤホーまで泳いで行ってSUVAからの出発合図が発生したのは午前3時30分。湘南の主さんがフランスに向かって力泳を開始したのだが、本日泳ぐ6名のスイマーの中では最も遅いスタートだった。
 もうちょっと時間通りに動こうぜ!!

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