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サメ喰う人々

 2014年6月9日午後4時ころ、愛知県豊橋市西七根町の海岸でサーフィンをしていた男性がサメに腕を噛まれ、30針を縫う大ケガを負った。蒲郡市消防本部の救急救命士・高橋剛さん(43)は砂浜から沖合約30mの海面で波を待っていたところ、体長1mほどのサメが左腕に噛みついてきた。高橋さんは動くとかえって危険と判断、サメが離れるまで待ち自力で海岸まで戻った。
 このニュースは海洋レジャーを趣味とする輩には衝撃的な事件だったと思う。実際「趣味は海を泳ぐ遠泳です」なんて言うと「サメは怖くないですか?」などと聞かれるのは四六時中のことで、まあオーシャンスイマーの中にはサメを恐れ、“シャークシールド(2つの電極を介して投射され、シャークシールド装着者の周囲に独特な電界バリヤーを形成する。この電界はサメの鼻先にあるロレンチニ器官とよばれる感覚器官を刺激し、サメはこの電界の発生源に近づくにつれて不快感が増してゆき、ついには筋肉の痙攣を引き起こすほど、耐え難い刺激となり、サメは向きを変え、直ちにその場を泳ぎ去る)”を着装して泳ぐ者もいるが、基本的に“サメが出たらその遠泳は中止”が正しいと私は思っている。
 そういえば昔、海上自衛隊員が海洋浮遊訓練(?)を行う時に持たされる「サメ避け剤」なるものを私も手に入れたことがある。これは“タコ炭”を参考にしたものだそうで、投与すると周囲約2~3mほどに黒い薬剤が拡散し、それはサメならずすべての魚類にとって嫌がる悪臭を放す。つまり自分を中心に周囲の魚類すべてが居なくなるわけだが、「テストなどで投与すると漁業権の問題が発生する可能性が高いので、やたらと撒かないでください」と売ってくれた業者に注意された。が、あくまでこれはお守り代わりでサメが出てまで泳ぎたいとは私、思ったことはない。したがってこのサメ避け剤、使ったこともない。

 ちょっとウソかな。。。。今回の事件では“体調1mほど”とのことなので経験から言うが、そのくらいの大きさのサメは泳ぎながら見ることは珍しくない。彼らは海底を這うように泳いでいる。それが浮上してきたのは不思議に思うが、専門家の見解によると「サーフボードはサメの好物であるアザラシに見えるらしい。それを狙ったのでは?」とのこと。まあラッキー(?)なことに私、まだ襲われたことはない。いずれにせよサメの恐怖は映画「ジョーズ」の影響が大きいのではなかろうか。
 ずいぶん昔、サメがヒトを襲って死亡事故に至ったケースを調べたことがある。そのデータは昔のパソコンにあって、今、取り出すのは困難なのであくまでも私の記憶から書く。したがってあまり正確ではないことを断っておく。
 世界でサメがヒトを襲って死亡事故に至った件数を平均化すると、“4日に1件”の割合で発生している。で、日本はとみると、“7年に1件”だったと記憶している。ちなみに近年では死亡事故に至らずとも“ケガをした”という件数を含めて平均化すると2年に1件の割合になる。まあ公開されていないものもあるだろうから実際はもう少し多いかもしれないが、交通事故から比べるとかなり少ないと思うのは私だけ???
 いずれにせよ“無事故”を目標にしているのだから危険を喚起するに越したことはない。そこで日本の海洋レジャーに伴う海浜事故の発生原因を調べると、気象・海象に対する注意不足、知識・技能の不足、無謀行為等が挙げられる。つまり事故原因のほとんどが人為的なものであって人災なのだ。ところが今回のサメによる事故(天災)は珍しい。まあ珍しいからニュースになるのだが、『サメより怖いのはヒト』と私は思っている。。。。
 逆にサメの立場から見ると、世界では年間約50~60万トン(日本では3万トン)ほどサメを漁獲しており、そのほとんどはフカひれスープ、蒲鉾など食材としてヒトに食べられている。おそらくサメに聞けば「何が怖いってヒトほど怖いものは無い」と答えるだろう。

 そんなことを思っていたある日、カーラジオから「シャークジャーナリスト」という珍しい肩書きで、綿密な調査・研究をもとにサメについての情報発信をしている沼口さん(沼口 麻子のシャーキビリティ向上のススメ)が出演されていた。テーマは「きちんと知れば愛おしい!“サメ”の真の魅力」。サメといえば「ちょっと怖い…」イメージを持っている方が多いかもしれませんが、沼口さんいわく「それはちょっと間違ったレッテル!」。心底サメを愛する沼口さんのユニークな活動や、研究に触れつつ、“じょーず”にサメの誤解をひも解いてゆきます。という内容だった。
 面白そうなので聴いていると、サメは美味しいのだそうでいろいろなレシピを紹介していた。フカひれスープなど高級すぎて私の口に入ることはないが、笹カマなんて酒の肴によく食べる。『それ以外にサメを食べることはないなぁ~』と思っていたが、『いっぱいサメを食べたらサメが嫌がって、海を泳いでいても寄って来ないかな?』などとも思ってしまう。
 いずれにせよ日本の海洋レジャー事故発生状況を船型別に見ると、モーターボートが最も多く、次いでヨット、遊漁船、水上オートバイ、手漕ぎボートの順となっている。海難発生原因は機関取扱不良、機関整備不良、機関取扱不注意、見張り不十分、操船不適切、気象・海象に対する注意不足等の人為的要因に起因するものなど、運航のための初歩的な知識・技能の不足や不注意に起因する海難が大半を占めている。
 やはりヒトが最も怖い。。。。。

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