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海外で活躍する日本人妻(3/3)

 1980年に私は障害者スポーツを勉強したくてドイツに暮らしていたことがある。もちろん飛行機は高い直行便ではなく安い経由便。パキスタンのラーワルピンディーでトランジット(乗り換え)なのだが、この時も空港のレストランに私とほぼ同世代の日本人女性が働いていた。話を聞くとパキスタンの男性と結婚したらしい。“海外で活躍する日本人妻”はけっこういるものだ。
 ドイツで当初ドイツ語学校に私は通っていて、同じクラスにポーランドから来た“ヨランテ・ソボダー”という女の子と仲良くなった。彼女のお父さんはドイツ人。第二次大戦でポーランドに侵攻し、そのまま帰れなくなった在ポーランドドイツ人である。ドイツは日本と同じ敗戦国でありながら福祉政策は日本より10年くらいは進んでいると思われた。まあ戦争により多くの傷痍軍人が生まれ、その福祉政策から障害者スポーツが発展したと思われたから私もドイツへ行こうと思ったわけだが、確かその10年後くらいに日本でも在中国日本人孤児たちの話題が出てきていた。
 ヨランテはドイツに帰化するためにやって来ていて、ドイツ政府は彼女のために10か月間の語学学習と10か月間の職業訓練、合計20か月の期間も生活も含めて保証していた。
 そんなヨランテが「私も一緒に日本へ行く」と言いだした。それは私が帰国する直前だった。その言葉にビックリし、『蒼い眼の金髪女性を連れて帰ったら親はもっとビックリするだろう』と思われた。
 まあドイツのお金でドイツ人になるためにドイツへ来たヨランテに、日本へ行くことは幾多の面で困難だった。だがもしホントに日本へ来たらどうなっていただろう。“日本で活躍する外国人妻”になっていたかな??
 ドイツ語学校では世界中から若者が集まっていて、就労のために中東から来た若者が多かった。中には母国の政情が悪く、逃げて来た者や「国にいる父親が殺された」とか、まったくもって平和ボケしている私にはショッキングな話題がたくさんあった。
 そんなある日、散歩をしているとすれ違いのドイツ人紳士が私に話しかけてきた。「ヒロヒトは元気か?」と。『ン?“ヒロヒト?”日本人っぽい名前のようだが誰だ?』と思った。しかし「知らない」と答えるのも何なので「元気です」と答えた。するとその紳士は「そうだろう。彼は神様だからな」と言った。その“神様だからな”で初めて気が付いた。“ヒロヒト”とは昭和天皇のことだ。
 そのドイツ人紳士はおそらくドイツと同盟国だった日本についてよく知っていたのだろう。平和ボケしている私は恥ずかしかった。

 平成になった今、おそらくマラッカのシ・ルサ・インにいたハルオさんのお母さんもお亡くなりになられているであろう。子どもの頃よく見た路上で座りながら頭を下げている傷痍軍人もほとんど居なくなった。もちろん私が戦争を知っているわけでもないのだが、子ども心に戦後の混乱期は見てきたように記憶している。
 だがほぼ同世代の安倍晋三さんが日本の首相になって、日本は何処に行こう、何処に行かせようとしているのだろう。いろいろ理由はこじつけているが、“軍事”のような言葉が見え隠れしているのが恐ろしい。“海外で活躍する日本人妻”ではないのだが、今や国境とは何なのか、テレビを観ながら思ってしまう。同時にボケーっと昔のことを思い出した。
 そうそう、他にもマラッカに行った時、マレーシアのヌグリ・スンビラン州にある“スレンバン ”と呼ぶ街の雑貨屋で働くキャロラインだったか、、、、いや、もっと短いな、カレンだったかな?? とにかく“Ca”で始まる名前の女の子とも仲良くなった。。。。そんな昔を思い出してはニヤニヤして鼻の下を伸ばしている気持ち悪い私でもあった。

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