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わくわく、どきどき、台風の目。

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春のスキーキャンプ2014 in 妙高(6/6)

6.帰ろう

 3月27日最終日、午前中に滑って帰ることにしていたが、昨日からの雨が降り続いている。特に朝は霧も深かったし、昨晩の「トイレにいろいろ捨てる事件」のこともあり、あまりスキーに行く気分にもなれないのだが、取り敢えず少しだけ滑ろうとゲレンデへ出た。
 相変わらずS君は疲れると雪と仲良くなって寝転がっている。もちろん私も相変わらず助けには行かない。すると板を外したS君は板を担いで歩き出した。普通、スキー場は壺足(靴)で歩かれることを嫌う。ゲレンデに穴が開いて、そこに引っかかって転倒するスキーヤーが増えるからだ。つまり事故に直結する。そこで私は彼の付けた足跡を横滑りで消して行く。まるで黄門さまを追い駆ける助さん格さんか。いや、キャラクターとしてはうっかり八兵衛だな。
 斜度が緩やかになった部分に出るとS君は自ら板を履き始めた。『ああ、足の負担があまりない緩やかな斜面を滑りたかったんだ』と今更に気が付く。だが、それで下まで降りたらそれでお終い。帰ろう・・・。
 スキーの板をクルマのキャリアに積んでいる頃に空は一転、青空が覘いたと思ったら青空の範囲はみるみる間に広がり、綺麗な妙高山が現れた。『ああ、綺麗だな・・・』と思って写真も撮りたかったのだが、雲の流れが速くて妙高山は現れたり消えたり・・・。子どもらの面倒を見なければならなかったこともあって写真撮影は断念した。晴れるのがもう少し早ければ、もう少しスキーを滑っていたのにな・・・。
 帰る前にお土産を買わなければ・・・。子どもらは作業所などを休んでこのスキーキャンプに参加している。親たちは作業所にいる他の子どもたちに気遣いし、「お土産を買ってきて欲しい」と頼まれているのだ。つまり“妙高”と書かれて多めのお菓子が入っているものが良い。
 『確か、赤倉温泉の共同浴場の側に大きなお土産屋さんがあったな』と思い起こし、記憶を辿って行ってみたのだが、共同浴場さえ見つけることは出来なかった。やっぱり記憶は忘却の彼方に飛んでいる・・・。
 『駅前にもお土産屋さんがあった』と思い出し、まずはペンションに帰ってパッキングし、帰り際に妙高の駅前でお土産のお菓子を購入する。
 クルマで良かったと思うことは、濡れた子どもらのスキーウェアや小物など、クルマの中で広げて乾かしながら帰れることだ。濡れた物をそのままリュックに入れると乾いたものまで湿気てくる。それが嫌だ。
 お土産屋さんで『面白い』と思ったことは、妙高は新潟県だが長野県との県境にあるためか、米どころ新潟のお菓子と長野のリンゴのお菓子が共存しているところ。
 昔、スイスで“山のこちら側がドイツ語圏、向こう側はフランス語圏”といったところを行ったことがある。こちらから向こうまで行く登山電車に乗って、『何処で言葉が変わるだろう』と独り旅の私は他の旅客の会話に耳をダンボにして聞いていた。
 ちなみにドイツ語が少しわかる私はフランス語がまったくわからない。つまり旅客の会話がわからなくなったらそこはフランス語圏。すると基本的にはドイツ語なのに、“ありがとう”(“ダンケ(Danke)”ドイツ語)を明らかに“メルシー(Merci:フランス語)”と言っている場所がある。その内にわかる言葉はまだらになって行ったのでフランス語とドイツ語がミックスされていることがわかった。そしてまったくわからない言語になってゆく。それはそれは面白い体験だった。
 そんなことを思い出しながら帰路につく。少し早めに出発したので休憩を多く取り入れ、子どもらが持ってきたお菓子を食べさせながら帰る。基本的にトラジオンのキャンプはお菓子を食べさせない。子どもらの持ってきたお菓子は手つかずでそのまま残っている。持ってきた状態で返すのも構わないのだが、せっかく持ってきたお菓子なので食べさせた。

 今まで書いてきた以外にも、もっともっと報告できる出来事はたくさんある。しかしそれは別の機会に。各々のご両親には各々の報告をさせていただいた。まあとりわけS君にはインパクトが強いので彼を中心に書いてきたが、最終的に最も心配していた“非常ベルを押す”がなかったのが良かった。いやいや押さなかったのではない。押しには行っているのだが、皆さんご存知のように非常ベルの前にはガラスが張ってあって、簡単に押せないようになっている。そのガラスは何回も押しているのだが、ガラスを割るほどの力を入れていないので、結果的に非常ベル本体を押していないということだ。
 以前、S君ではないが、プールにある非常ベルをガラスを割って押してくれた子どもがいて、それはそれは消防車は来るは救急車は来るはの大騒ぎ。そんなことにならないように思っていたので、結果的には良かったと思っている。

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コメント

S君のような子供さんを面倒を見ているtoraさん。
凄~いです。
私には出来ない事・・・。です。
S君のお母さんも嬉しいでしょうね。
一番はS君でしょうが。
体力がないと出来ないと思いますから、
気をつけて下さいね。scissors

マーチャンさん、コメントありがとうございます。
障害を持つ子どもたちを相手に仕事をしていると、
「大変ですね」と言われることがよくあります。
でもね、“障害者だからたいへん”と言うのは間違いだと思います。
健常者でも大変な子どももいれば、
障害者でもそれほど大変ではない子どももいます。
問題はその子、その子の個性です。
可愛い子どももたくさんいますよ♪

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