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わくわく、どきどき、台風の目。

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大雪のレジェンド(その3.)

 毎年恒例の“大人のスキー教室”である。参加者は段階の世代(60代)を中心に私を含めて6名。場所はいつもの「かたしな高原スキー場」(群馬県)。今年は2月16日から2泊3日のツアー。そう、2月15日から降った大雪で、どんなツアーになりましたやら。。。。。

 JR前橋駅でダイちゃんと合流して我が愛車ヴォクシーの車内はいっそう賑やかになった。川場(群馬県沼田市)に向かう道路環境は最悪で、3分ノロノロ動いたら30分は止まっているという状態。しかし我々はその劣悪環境でさえ楽しんでしまうほどのエネルギッシュな方々ばかりだ。ワイワイと車内は笑いが絶えない。
 ようやく国道17号線に入れたころは外が真っ暗になっている。徐々に“3分動いて30分止まる”は止まる時間が長くなり、“3分動いたら1時間止まる”に変化していき、1時間で500mくらいしか動かなくなってしまった。
 そんな折、とても不思議な現象が起こった。
 今回、我々のグループであるUちゃんは仕事の都合で参加できなかったのだが、2月11日のトラジオン倉庫で行われたスキーメンテナンスでは手伝いに来てくれた。時間的にUちゃんも仕事を終え、帰宅したか、帰宅中の予想時間である。そこでUちゃんにもこの最悪で最高の状況をお裾分けしようと電話をしたのだ。(愛車ヴォクシーには運転しながら電話ができる仕掛けがある)
 するとUちゃんと話しているときだけクルマは動くのだ。それが1回だけなら“偶然”とも思うだろう。しかし2回目はUちゃんの就寝前の午後10時ころに話したのだが、この時、約30分の長電話をした。その30分が走るのだ。クルマが・・・。
 そして電話を切るとクルマもピタリと止まる。どういう訳か???

 ちなみに群馬県前橋市は地理的に言うと関東平野でも端っこに位置している。つまり我々は徐々に山間部に入っていった。日を越そうとする時間帯では2~3時間も止まっている時間が長くなった。山の家からの情報では周囲に除雪車も入って孤立から開放されたそうだ。それはそれで良かったのだがこちらがもう少し動かないかな・・・。
 いずれにせよ山の家に入る坂道は急で、いくらスタッドレスタイヤを履いていても二輪駆動(FF)のヴォクシーでは不安が残る。更に山間部に入って雪もカチンカチンに凍っている。そこで止まっている時間を使ってタイヤにチェーンを巻くことにした。
 そんな作業が終わったころ、前の乗用車から「ちょっと下がってくれないかな・・・」と言ってきた。聞くと「赤城(赤城山がある)で雪崩があり、国道17号が閉鎖されたとの情報が入ったので帰る」とドライバーが言うのだ。
 言われるがままに愛車ヴォクシーをバックさせて更に前の車両が通りやすいように端に寄せた。その間、我が車両の中では元トラックドライバーのAさんが最寄りの警察署に電話してその情報が正しいかどうか確認している。我々スキーツアー軍団はハンパではない。
 Aさんが警察署から聞いた情報によると、「赤城で除雪して排雪した山が崩れて一部が17号の方に出たが、それも除雪して今は通れる」とのこと。どんな場合でも“デマ(でもないのだろうが)”を信用してはいけない。
 デマを信用したクルマが少し退いたので少し動いたが、また止まる。Aさんは過去の経験から予想した。警察署からの情報では“17号は動いている”なのだ。つまり現在我々が止まっている列の、先頭のドライバーは寝ていると。。。。。
 道路状況としては片側二車線ある中の左(歩道側)車線は立ち往生したのか、もう寝ようと思っているのか、いずれにせよ走ることをあきらめたトラックが行列を延々と作っている。Aさんの予想が的中したなら右(中央)車線の車両ドライバーが寝てしまったのだ。時間帯からしてそれは予想できないわけではない。
 「確認してきま~す」とブラブラ歩きながら車列の前に消えて行ったAさんが帰って来たときは、「予想的中、3台のトラックドライバーを起こしてきましたよ」と笑いながら言った。我々に“後戻り”という言葉は無い。
 そして少しはノロノロ動くのだが、再び止まる。「Uちゃんに電話しちゃおうか」と皆で言うが、当然、熟睡して夢の中をさまよっているであろうUちゃんに電話するつもりはなかった。そして逆に夢の中をさまよっているドライバーを起こしにAさんの登場となるのだ。Aさんの活躍に感謝とねぎらいを!

 どこの山だろうか、車列に並んで止まっているときに朝日が上がってくるのを見た。天気はいいな、これで雪解けと除雪は進むだろうか??
 対向車線に通勤のためだと思われるクルマが走るようになってきた。そろそろ私は家を出て(運転を開始して)24時間経過。
 山の家から「朝食は?」と聞いてくる。「着いたら食べます」と答えながら『いつ着くのかな?』と考える。
 ようやく国道17号線を右折して川場に向かう。おそらくそこから少しは動くだろう。この予想が的中し、川場に向かっては流れたが、愛車ヴォクシーの燃料計は残量1/3になっていた。山の家到着前に燃料を満タンにしたくてスタンドに入る。ところが私の前のクルマで燃料が完売。ヴォクシーには可哀相だが仕方ない。まあまだ1/3はある。
 そんなこんなで山の家に到着したのは午前10時半ころである。三軒茶屋から山の家まで26時間。まあなんと長い道中だっただろうか。それでも前向きでそんな道中を、それこそソチ五輪スキージャンプ、ラージヒルで活躍した葛西選手に習って“レジェンド(伝説)の道中”と言って笑った。
 それこそ何事にも積極的な仲間である。26時間分の笑いがある。そんな26時間の思い出し笑いをしながら朝ごはんをいただく。もちろん「カンパ~イ!」と無事到着した美酒(ビール)をいただくことも忘れていない。朝からビールだが、私はとても美味しくたくさんいただいた。

<続く>

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