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わくわく、どきどき、台風の目。

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健康診断と身体検査

 先日、じゅんこさんから彼女の通う高級スポーツクラブの利用券をいただいた。東京でも一等地、高級住宅街にお住いの彼女の豪邸に近い高級スポーツクラブ、喜んで伺うことにした。
 フロントに行って何やら書き込む用紙にいろいろ書き込んで、それを受付嬢がコンピュータに打ち込んでいる間に辺りを見回す。月会費が何と1万円以上。ヒェ~~、私の通うプールに毎日通えばトントンになるかな??
 それでいて聞けば会員数は4,000名とか・・・。単純に1名=1万円と計算して月会費の収入は4,000万円。トラジオンとは桁が二つ違う。利用者の立場で言うと高いし、管理者の立場で言うと4,000名を満足させるのは大変だ。施設自身、狭い敷地に最新式のマシーンを無理矢理取り入れた、特にプールの“公認”は狭くてなりえない、しかしいかにも都会風な施設である。
 また高級だからプールは空いているかと言うとそうでもない。まあ私の行くプールでは一コースに3~4人入っているのに対し、2~3人になった程度。それでもコースがちょっと狭いので2~3人でもいっぱいに感じる。ただあの強制的な休憩時間がないので練習プランに休憩時間を入れなくとも良いのが嬉しい。
 ところで初めての利用なので、身体検査をしてくれると言う。そこで案内されたのがジムに設置してある最新式のマシーン。体重計のような台に乗って何やら手で握るグリップを持たされると機械が自動的に身体検査をしてくれる。脂肪の量、筋肉量、BMIなども計測してくれる、噂には聞いたことがあるが、やってみるのは初めてのマシーンである。
 結果は“肥満”。筋肉量は上半身にかなり多いものの、下半身は普通なので、「アスリートになるためには下半身強化をした方が良い」とのこと。まあ今更アスリートになるつもりはないから強化とまではいかないが、これからのスキーシーズンに備えて『また歩くかな』と思う動機づけにはなった。昔、我が家からプールまでの間、約15km×往復をよく歩いたからだ。だけど今からならスキーシーズンに間に合わないかな?
 プールでは教室でよく歩く。先日の土曜日、『どのくらい歩いているかな?』と計ってみた。まあ土曜日が週で最も多忙日だからだが、結果、6kmは歩いている。他に普段の練習でもバタ足を入れれば良いのだが、バタ足は苦手で好きではない。それに左肩が未だに痛いのでビート板に腕を乗せることが出来ない。それをキンちゃんに話したら「ビート板無しでやればいいじゃん」と簡単に片づけられてしまった。まあごもっともなのだが、多分やらないだろうな。バタ足、、、、嫌いだもん。。。。。外を歩いた方が気持ち良い。
 だが肥満については、今時になるとプールで「寒い、寒い!」とこぼすスイマーやコーチたちが多い中で、私は一度も寒いと思ったことはない。ラッシュガードやウェットをお召しになったお兄様、お姉様たちまでもが室温30℃、水温30℃もあるのに「寒い」と言う。まったく温室育ちには困ったものだ。『充分に温かい』と思うプールでも、入水時に身体を“ブルッ”と震えさせる輩に『ドーバー泳は一生無理だろう』と思う。
 こうして未だ水着一枚で、寒いとも思わず、寒むそうな仕草もせずにへっちゃらでいられるのは、子どもの頃から冷水でも泳いでいたのと、この脂肪様のおかげなのだ。ここまで来るのにどのくらいの時間が掛かったと思っているんだ。簡単に痩せてたまるか!!??!!
 とは言いつつ、今年の夏前に泳ぎ込んでいた頃は2~3km痩せた。ズボンもウエストがダブダブになったが、今はリバウンドで体重もズボンもしっかり元に戻っている。

 さて、先日(11月27日)の水陸両用バスに乗った日の午前中は健康診断で、まあウンチは取られるは、オシッコは取られるは、血は取られるは、レントゲンは撮られるは、、、、、まあ取るに取られ(撮られ)たよ。それとついでにインフルエンザの予防接種もしてきたよ。
 身長、体重、胴囲、血圧、心電図、視力、聴力、あと何やったかなぁ~・・・。取り敢えず身体検査と同じBMIも出て、まあ検査結果が早く出るものだけで医師との問診とアドバイスをいただいた。
 カルテには3年前からのデータ(毎年やっているので)があるので、それと比べて「変化無し!」と医師の一言。まあ異常なのは“メタボ(デブ)”ということだ。で、デブは栄養指導に回されて、そこにも3年前からのデータがあり、栄養指導師との指導(お話)を伺う。
 去年、「分食(夜の食事量を抑えるため、夕方に炭水化物を摂る)のススメ」を聴いたことを思い出した。ちょっとこれから先は注意しよう。
 いじれにせよ“メタボ”は予備軍だし、それ以外は問題ないようである。まずはご安心あれ!

 さて長~い前振りはこの辺にして、本題に入ろう。これはかなり昔の話、20年くらい前だろうか・・・。理屈っぽい私は『健康診断なのに、“健康”と診断しないのはおかしい』と考えていた。ご存知とは思うが、医師の書く健康診断書には「検査の結果、異常無しと診断する」と書かれている。この“検査の結果、異常無し”は、身体検査ではないだろうか? 何処にも“健康”とは診断していないのだ。それでどうして健康診断??
 答えから言うと健康の意味ではなく、そこに医師がいるかいないかのようである。医学目的での健康診断は医師の指示のもとに血液検査、レントゲン、心電図などが行われるわけで、統計目的やスポーツ目的の身体検査は必ずしも医師の指示があるわけではない。
 ちなみに健康診断に行くと黙っていろいろな検査を受けるが、本来ならばこれはいけない。医師の指示がなければ勝手に検査は出来ないのだ。ただ、慣習として“健康診断は各種検査する”というのがあるので許されているが、いずれにせよ近くに医師が居なければならない。
 確かに子どもの頃から受けていた身体検査は、身長、体重、座高、胸囲など、学校の先生がやっていた記憶がある。大学で体育学科を受験した私は体力測定や運動能力テストを受けた。この時も医師がいたようには記憶していない。このころ腰痛があった私は背筋力など測りたくなかったのに、何だか成績が良かったようで何回かやらされた。それで記憶がハッキリしているのだ。

 さて、皆さんご存知とは思うが、WHO(世界保健機関)の“健康の定義”は『身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない』となっている。学生時代、身障児を対象に海を泳ぐことを目的にトラジオンを立ち上げたわけだが、『身体障害者は健康になりえない』と考えた。さらに『待てよ。自分自身が身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態か?』と考えたときに、答えは「NO!」だった。もっと言うと、『WHOの言う“健康”な人などいるのか?』だ。そして答えは「NO!」だった。
 以来、“健康”にはこだわりを持つようになった。学生時代には「スポーツ医事相談室」なるところで体力測定や運動能力テストのアルバイトをやった。受診者に反応時間や瞬発力、持久力などの検査をし、その受診者に合ったスポーツを案内したり、すでに実施しているスポーツがあれば、どのように練習したらよいか、アドバイスをするのだ。もしスイマーの中でご自分の体力やどのようなトレーニングが向いているか、知りたい方には受診をお勧めをする。
 さて受診者の中で、日本で最もレベルの高い大学の学生さんがテストを受けに来られた。肺活量の検査で「はい。おもいきり息を吸って、胸いっぱいの息をすべてこのマウスピースから機械(ドラム)中に吹き入れてください」とマウスピースを渡した。するとその学生さん、何を思ったのか息を吸った後にマウスピースを口の中に入れ始めた。三角錐の形をしたマウスピースはそんなに簡単に口の中に入るものではない。慌てた私は「ああ、マウスピースは口に当てるだけです」と言った。『きっと、勉強ばかりして肺活量の検査をしたことがないのだろうなぁ~』とそのとき思った。

 健康にこだわりを持つようになってしばらくして、“○×健康研究所”なる団体を発見した。とても興味があったので尋ねてみた。すると、いわゆる“健康診断”を主な事業とした業者だった。会社や学校、団体などの集団検診を業務にしていて、たまたまクルマの大型免許を持っていた私はレントゲン車の運転をする羽目になった。さらに現場では“バリウム飲ませ”をするようになり、挙句の果てはバリウムが作れるようになり、レントゲンフィルムの交換が出来るようになり、レントゲン技師の免許がないのでシャッターは押せないものの、それ以外のことは初心者のレントゲン技師より上手になった。
 そこで思ったのは、“健康診断”とは言いながら、病変を捜して見付けると喜んでその周辺をビシバシ撮影し、それでいて受診者には黙っている。。。。。もちろんそれを伝えるのは医師の役目だからだが、『人の不幸を見付けて喜ぶ悪魔のような連中だ』と思った。
 そんなレントゲン技師に「健康診断で“健康”と診断しないのはおかしい。検査をして異常の有無を見付けるのだから“身体検査”が正しい」と言うと、何だか口角泡を飛ばしながらえらく叱られた記憶がある。まあそれだけ技師さんにはプライドがあったのだと思うが、何だかバカバカしくなってレントゲン業務はやめた。
 そんな折、平成14年に「健康増進法」なる法律が出来上がった。読むと「健康の増進」とか「保健の増進」とか、、、『何じゃ、こりゃ?』である。まるで健康とか保健にレベルとかランクがあって、「あなたは健康レベル1だから、レベル2を目指しなさい」とか「保健ランク10だから合格!」とか言われるかのようだ。おそらく私のようなメタボに「もう少し健康になるように」のような意味合いからだろうが、それなら「成人病予備軍」と言ってくれた方がスッキリする。
 我々の同業者には「今、健康の水しぶき」などのたまうスイミングクラブもあるが、健康のため(おそらく今は健康ではない)ならスイミングクラブよりも病院に行かれることを薦める。だいいち当トラジオンでもそうだが、おそらくそのスイミングクラブも入会時に医師の診断書の提出があったはずだ。そこには「健康」とは書いていないにしても「異常無し」と書かれている。“健康診断”という言葉を鵜呑みにすれば、それは「健康である」と書かれているのと同意である。さらに健康のため?
 確かに水泳は喘息発作を起こしにくくするし、高血圧の人には血圧を下げる効果があるとされている。しかし水泳は医療ではない。リハビリを目的としてプールに来る方もいるしトレーニング目的の方もいる。「水泳をするようになってから風邪をひきにくくなった」と報告してくれるご父兄もいるが、「それは良かったですね」とだけ答えるようにしている。絶対に「水泳は風邪をひきにくくする」など口が裂けても言えない。何故ならば水泳の選手がレース前に風邪をひかないよう慎重になることを知っているからだ。風邪薬にはドーピングに引っかかる成分が入っている場合もあるし、水泳の選手が風邪をひいたら前の言葉が嘘になる。同様に「喘息発作を起こしにくくする」とか「血圧を下げる」とかも言わない。(「効果の可能性がある」と言うことはあるが・・・)
 もちろん気管支喘息や高血圧など、医療の知識はそれなりに学んだつもりでいるし、障害者を対象にしている関係か、理学療法や運動療法などの知識もそれなりにあるつもりである。そこで効果があれば「良かったですね」とだけ言う。効果が認められなかったら黙っている。
 水泳教室での泳法指導はもちろんのこと、その生徒の置かれている身体の事情や本人の意識も考慮して指導に当たっている。が、医療関係は知れば知るほど『無責任なことは言えない』と思うし、こんなこと言ったら「水泳指導者失格!」と言われかねない『この子は一生泳ぐことが出来ないだろう』と思うこともあるからだ。
 だが『水と親しみを持ち、一生の間、水と友だちになってくれたら・・・』と思って指導に当たっている。今も右肩上がりの“速く泳げ!”を強要され、水泳嫌いになる子どもたちは大量生産されている。それよりもQOL(クオリティ・オブ・ライフ:質の高い生き方)を上げることの方が『良い水泳指導だ』と私は信じている。
 いずれにせよ原則的にトラジオンの申込書にある「水泳トレーニングをしても差し支えないと診断する」の欄に医師の捺印があればトラジオンでは受け入れている。この“原則的”の意味は、時折、医師の捺印がもらえない者でも受け入れることがあるからだ。だがそれはごく稀で、健康のためなら水泳をしない方が良い場合だからだが、本人の意思でQOLを上げる目的の場合のみであることを書き加えておく。
 ちなみに私のところで津軽海峡横断泳を希望する者は“契約書”、“申込書”、“診断書”、“水温18℃で4時間泳いだ証明書”を提出しなければならない。
 申込書にはOWS(オープン・ウォーター・スイミング)の履歴が必要となるし、診断書には医師の記入するもの、本人が記入するもの、病歴を記入しなければならない。契約書にはそれだけリスクがあること自覚し、自己責任で泳がなければならないことを約束させるものだ。保険にも加入してもらわなければならないし、水温18℃で4時間も泳げないスイマーに津軽海峡横断泳は無理だと思う。
 何やら『敷居が高すぎる』と思われるかもしれないが、海峡横断泳はそのくらいでちょうど良い。

 話がずれてきたので元に戻そう。時折プールで「健康のために泳ぐ」と言う者がいる。「ビールを美味しく飲むために泳ぐ」と言う者もいる。いずれにせよ楽しんで泳いでもらえれば何も言うことはないのだが、水泳には“泳げない者が泳げるようになる”という「達成目的」と、“速く長く泳げるようになる”という「上達目的」、“勝敗”を意識した「チャンピオン目的」がある。もちろん遠泳は「達成目的」になるが、泳げるようになる達成目的とはレベルが違う。だがどんな目的があったにせよ、健康でなければ楽しめない。
 もう一度言うが、健康じゃない者はプールより病院に行った方が良い。少なくとも医師の処方で水中運動を療法として選ばれた場合を除いて、水中での運動が楽しめるようなら、それを私は“健康だ”と信じている。だから「健康のために泳ぐ」と言う者より「ビールを美味しく飲むために泳ぐ」と言う者の方が健康的に感じるのだが、それは単に私がビール好きだからだろうか?
 いずれにせよ「健康のために運動をする」のではなく、「健康だから運動が出来るのだ」と言いたいのだ。健康じゃない者は病院に行った方が良いし、運動が出来る者は健康と健康に生んでくれた両親、健康でいられる環境に感謝した方が良い。

 そうそう、昨晩は泳ぐ前と泳いだ後で体重の変化を比べてみた。すると泳ぐ前より後の方が850g痩せた。これはいかん。1kgは食べないと!!

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