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三つ子の魂百まで

 海の水泳を題材にしているこのブログだが、“水泳指導”という仕事柄、ヒト(子ども)の成長には大きな興味がある。特に障害児を相手にするとき、“成長”というのは大きな課題でもあって、多くの場合は健常児の成長と比較することで多くのヒントが発見できる。そのヒントは水泳指導に役立つのだ。ちょっとそんな世界をご紹介したいので、お付き合いいただければ幸いだ。
 まあ「子どもの成長」と言ってもどの視点から述べるかで大きく違ってくるのだが、たまたま“水泳”=“スポーツ”という立場から、子どもの運動特性、そして身勝手ながら私の興味を持ったモノを簡単に考察してみたい。

<歩行・言語>
 ヒトが生まれてから歩くようになるまで、約12ヶ月の時間が必要だ。言語においては、「言葉」として認められるようになるには歩くようになった(12ヶ月)以降に発達する。その過程は次のようになる。()内は支配する器官(主に脳)

生後

  1. 約1ヶ月:手足をバタバタ動かす(延髄と脊髄)
     産声と泣き声
  2. 約2.5ヶ月:うつ伏せや腹這いが出来る(脳橋)
     危険に反応して生命維持の泣き声をだす
  3. 約7ヶ月:這い這いが出来る(中脳)
     意味のある音声を発する
  4. 約12ヶ月:ヨチヨチ歩きが出来る(発生期皮質)
     2語の単語を自発的に意味をもたせて使える
  5. 約18ヶ月:しっかりとした歩行(ヨチヨチ歩きではない)ができる(原始皮質)
     単語10~25語と2語から成る文や句を理解し、話すようになる。
  6. 約36ヶ月:歩行、走行が可能になる(初期皮質)
     単語2,000語と簡単で短い文を理解し、話すようになる。
  7. 約72ヶ月:一貫して脳の優勢半球と対応する側の脚を器用に使う(成熟皮質)
     完全な語彙と適切な文構造を身につける

 歩けるようになるまでの12ヶ月で、特筆すべきは支配する器官が各々に別々であるということだ。ところが別々であるにもかかわらず関連性があって、どこかに問題があると他は正常であっても歩くようにはなれない。
例)脳橋に問題があってうつ伏せや腹這いが出来ないと、中脳や皮質が正常であっても這い這いは出来ないし、歩けるようにもならない。

 言語においては皮質が支配している。したがって皮質に何らかの問題があると、「あー」、「うー」など、音声としては出てきても言語にはならない。

 さて、ちょっと話を変えて、皆さんはオリンピック陸上競技100m走をご存知であろう。男子なら100mを約10秒で走ってしまう。そこで問題。ロンドンオリンピック (2012年) 陸上競技、男子100m走で優勝したジャマイカのウサイン・ボルト選手に全力で10秒走ってもらったら、いったい何歩になるでしょう?

 答えは約40歩

 次の問題。幼稚園年少さん(3~4歳児)女の子に10秒間を全力で疾走してもらったら、いったい何歩になるでしょう?

 答えは何と約40歩

 そう、ウサイン・ボルト選手も年少さんの園児でも、10秒間で走る歩数は約40なのだ。
 逆に言えば3歳児(36ヶ月)で脳は成人の80パーセントまで完成し、それから先の人生の性格や能力を決定する。つまり「三つ子の魂百まで」は正しいと言えるのだ。
Img_2196
タリファ(スペイン)のビーチ(キンちゃん写真集より)

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