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子どもの身体特徴

 子どもは大人の小さくしたものではない。走行が可能になる幼児期に、「10秒の全力疾走をさせるとオリンピック陸上100m走選手とほぼ同じ歩数の40歩を走る」と前に書いた。しかし実際のスピードはまったく違う。それはストライドが全く異なるからだ。
 仮にある短距離選手が100mを10秒、40歩で走ったと仮定する。すると平均時速は36kmで、1歩の平均距離は2.5mになる。幼児はこの4分の1から5分の1程度。つまり10秒での歩数は同じでも、距離は20~25mしか走れない。これは“力”がないからだ。
 10歳の子どもの50m走全国平均は約10秒で歩数は40歩と変わらないから、計算上ではオリンピック短距離走選手の半分。もっと言うと、10秒で40歩走れる=神経系は早熟型。歩数は同じだがスピードはない=筋力系は晩熟型となる。
 実際、二十歳(はたち)の成人で「発育・発達が100パーセント完成した」と仮定して、10歳の児童では神経系が80パーセント、筋力系では50パーセントほどの完成度しかない。つまり10歳児童の特徴は二十歳成人と比較して、“動きは速いが力はない”ということになる。
 したがってこの頃の運動は神経系の発育期であるから、バランスや俊敏性、感覚など、遊びの中から経験する例えば水泳、スキー、自転車、野球、テニス、サッカーなど、いろいろなスポーツが良い。ただし“遊びだから”と言っていい加減でも良いのではなく、これからの“基礎”となるのでキチンとしたスポーツ学習をしてもらいたい。
 逆にやってはいけないのが一種目のスポーツに偏ること。水泳の世界で言うと、10歳くらいの児童に大人顔負けのトレーニングを行っていることを時折見ることがある。トレーニングは筋力の発達する青年期からで充分。TV漫画「巨人の星」の“大リーグボール養成ギブス”なんてとんでもない話なのだ。
 ↑これを読んで「あはは」と笑った貴兄、プールに行くと「星飛雄馬の父?」と勘違いするご両親は意外に多いのですよ。子どもは同年代の子どもに比較して筋骨隆々。子どもらしい体格ではないのです。確かにその時は速くなるでしょう。でもね、スポーツの成熟期は“大人”です。その成熟期にピークを持っていくことがもっと重要な気がするのですが、どうなんでしょうね。

 そうそう、上記以外に子どもの発育・発達は体格。「第一次成長期」、「第二次成長期」でご存知と思うが、体格の成長には波があるのが特徴。いずれにせよこの頃は俗にいう“縦(身長)”の成長期。“横(力)”の成長期は青年期以降になるので慌てることはない。
Img_2198
タリファ(スペイン)のビーチ(キンちゃん写真集より)対岸にモロッコの山が見える

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「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

娘が、10歳で、その同級生が、中学生と練習している。と聞いてはいました。
たまたま、自分が、行くプールで、その母子と会って話をすることがありました。その母いわく、
毎日、離れたスク-ルに送り迎えしています、タイムでクラス分けをしているスク-ルです。
確かに、その子は、速かった。何か、違和感が、あったので、よく見ると、完全にフォ-ムが完成してしまっているのです。
今後、筋肉が付き、骨も伸びた時、今のバランスを維持するのが、大変だな-。と思い母親に、
これで、大きくなり、筋力も付いたら、相当な、タイムが期待できますね、と、言葉を選んで言うと、
でも、もう少し経つと、故障で、辞めてく子が、多いですね。例えば、膝を痛めたり、椎間板ヘルニアになったりとか-
と母親は、答えた。
娘の話では、その子は、目標、オリンピック!と公言しているそうです。
その子が、故障せず、泳ぎ続けることを祈らずにはいられませんでした。


 

矢作の後輩さん、書き込みをありがとうございます。
子どもの能力、特に10歳頃の習得能力はモノスゴクて、、、
それこそ「砂に水を撒く」が如く、何でも吸収していきます。
それこそ100パーセントどころではなく、120パーセントマックスなんて平気でやってのける年代なんですね。
そこで親は勘違いするんですね。
「ウチの子は天才か?」と。。。。。。。。。
それで途端に星飛雄馬の父になる。。。
たまに“120パーセントマックス”をやる分には適応能力の高い彼らには問題がないのですが、、、、、、、、、、
“毎回”となると途端にオーバーロードになる。。。。。
オーバーロードが積み重なると身体を壊しますね。
「トンビが鷹を生むわけはない」ので、親は自分自身を見れば分かるはずなのにね。

昔、テレビで「天才○×」と言って子どもが大学の数学を解いてしまうのですが、大人になった彼はシッカリ「普通の人」でしたね。
今も知的障害児にやる、とある療法を一般の児童にやらせると「天才になる」ということをマジメにやっている研究所があります。
最近ではその療法がかなり厳しいのと、「科学的裏付けがない」と障害児の親や専門家が注意しているにもかかわらず、天才児を黙視する健常児の親が後を絶ちません。
ちなみにその療法は20年以上前にアメリカの学者が考案したものですが、今現在、その療法によって天才になった者を見たことがありません。

適当な時期に適当な方法で行うのが、「一生」というスパンから見ても良いと思います。

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