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2006年10月15日 くじけない心(トラ)

 先日、キンちゃんが卒業した中学校からキンちゃんへ「ドーバー海峡や津軽海峡を泳いだ話から“くじけない心”をテーマにした講演を全校生にして欲しい」と頼まれ、その「構成や内容を考えて欲しい」とキンちゃんから私へ依頼があった。それを聞いた途端、「くじけても良いんじゃないかなぁ~、人間だもの・・・」と即座に答えていた。「とにかく頼む!」と言うことで引き受ける羽目になったが、まあ「文科省のお偉いさん(?)、学校長(?)、担当の教員(?)は多感な中学生を理解しているのか?」と疑いたくなるようなテーマなので、「目的を持って」と言うタイトルに変えさせてもらった。が、その後ちょっと考えて主題は「ドーバー2-wayを目指して」とし、副題を「目的を持って」にしてもらった。

 内容はキンちゃんがドーバーを目指すようになる経緯や失敗談から始まり、現在に至るまでの過程、これからドーバーを目指す気持ちなどで締めくくった。まあお決まりのドーバー海峡の位置や気候から始まり、過去、現在、未来と行く中で、潮流や海流を科学的メスで解説した文章も入れたが、キンちゃん自身が「理解不能!」と言うことで却下。まあ相手が中学生なので、英語や日本語、化学や物理、数学(却下)、地理や歴史、社会なども取り入れ、バラエティ豊かに幅と奥行きを持たせたつもりだ。特に最後は世相風刺として現在の日本社会が取り巻くオーシャン・スイマーの現状を、柔らかい頭の中学生に聴いて欲しかった。が、現実は講演時間がなくなり、これは話さずに終わってしまったのが残念だった。

 後々中学生から感想を聞くと、「駄洒落があって面白かった」とか「身体全身で表現して面白かった」など、まあ“ゴマすり”もあるのだろうが、好評だったことはホッとした。取り敢えず駄洒落は私得意の“親父ギャグ”なのだが・・・。
 この講演終了後の質疑応答で女子中学生からこんな質問があった。「私はいろんなことをやってもすぐにくじけちゃうんですが、どうやったらくじけないようになりますか?」 このような質問が中学生の方から出るのは良い。しかし教員側から作ったような「くじけない心」は良くない! てっきり私は「前を見てはいけない!」みたいなことを答えるのかと思ったら、キンちゃんの「一度息を抜いて頑張るのをやめ、また0(ゼロ)から始めなさい。」との回答で驚いた。この回答に校長先生も絶賛で、私もそう思った。頑張るのは良くない。日本人は頑張りすぎだと思う。

 日本のスポーツマン、特にプロスポーツでもインタビューに「頑張ります!」の答は何とかならないものかと思ってしまう。プロなのだから頑張るのは当たり前! もう少し建設的な意見は言えないものなのだろうか?
 その点、野球のイチロー選手やゴルフの宮里愛選手、サッカーの中田選手などはしっかりとした考えと意見を持っているので安心する。プロスポーツばかりではなく、アメリカなどでは街頭インタビューでも一般の人々がしっかりした考えや意見を持っているのに驚かされる。そうかと言って私に街頭インタビューのマイクが回ってきたらちゃんと答えられるか自信があるわけではないのだが、自分の意見や考えなどはしっかりと持っていたい。

 中学の頃に結成し、かれこれ40年も続いているバンドに私も入っている。今度は11月3日にライブがあり、その練習が最近頻繁にある。まあビートルズやベンチャーズ、加山雄三が中心だったバンドも、最近はジャズに変化しているから時の流れを感じる。いずれにせよライブでは同世代が集まるからそれに合わせてビートルズやベンチャーズ、加山雄三が演奏ジャンルになるのだが、我らがバンドは「40年来誰も減っていないし増えてもいない」、と言うのが唯一の自慢のへっぽこバンドである。

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11月3日のライブ

 中学卒業のときからそれぞれの人生に切り替えられ、それでもそれぞれの視点で屈託の無い会話が出来るのは嬉しい。自分の意見や考え、彼らの意見や考えが楽曲の話の合間によく出る。お互いが損得ないし、昔から知っているので、まあ「褒める」ことは決して無いが、「けなす」ことばかりでよくも40年も続いている。お互いに遠慮容赦はしないが、どこかで理解しあって重要なヒントがよく出されている。私にとっては大事なバンドなのだ。ちなみに私はベースを担当している。「オレのことを“ベーシスト”と呼べ!」と叫んでいるが、誰もそう呼んでくれたためしは無い。

 現在はドラム担当が「ドラムスクール」に通っている。ギターとボーカルは一時プロになったが今やコンピューター会社の社長と八百屋の親父である。「おい、お前もベーススクールに通って来いよ!」とはみんなによく言われることだ。なぜなら高校、大学と私はスポーツに没頭し、あまりバンド練習には参加していなかった。しかし今もベーススクールに通えるほど時間はあまり無い。そろそろ時間を作らないと・・・。
 いずれにせよバンドの連中は“お人よし”だから「やめろ!」とは言わないし、そんな彼らに甘えながらバンドのレベルを私が足を引っ張るのも許してくれている。(ホントは許されていないが・・・)

 バンドでも遠泳でも「頑張らない」が「くじけない」に通じていると思う。だから私は水泳指導でも頑張らない。いつだか水泳雑誌の取材で私の教室を記者が観に来た。私の指導は「飴」でも「鞭」でもない。生徒の口の前においしい「水泳(環境)」をそっと置くだけだ。すると彼らは自分からパクついてくる。それだけなのだ。そんな姿を記者は「マジック」と呼んだ。少し嬉しかった。湘南の主さんにもキンちゃんにも私は「ドーバー」と呼ぶご馳走をそっと口の前に置いただけなのだ。

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