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2006年8月6日 「神は微笑んでくれた」(ドーバー海峡単独横断泳成功)湘南の主(2/7)

2.なぜ、ドーバーなのか?
 2005年7月、仕事から戻り昼食を食べながらTVを見ていると、「徹子の部屋」にヨットで世界一周単独無帰港を成し遂げられた「斉藤 実さん」が出演されていて、厳しかった航海の話を生き生きと語られている姿に釘付けとなった。70歳を過ぎておられるのに、何と若々しいことか。つやつやとした肌に目が爛々と輝き、厳しい航海の話を楽しそうに話されている。
 目的を持ち、それを成し遂げるとこんなにも若々しく、輝き光るものなのかなあ~。その目的が困難であればあるほど、それを成し遂げた時の嬉しさは身体全体から滲み出てくるように思えた。自分も若くはない。何か目標を持って生きていけたらこの先、楽しい人生を過ごせるかもしれない。私にはこれしかない「ドーバー海峡単独横断泳」。でも私にとってはとてつもなく暴挙。そしてあまりにも「無謀な夢」と言うものだった。
 一緒に見ていた家内にドーバーの話をすると、「やってみたら。無理かもしれないが、チャレンジする事はとっても良い事だと思うよ。たとえ半分でも泳げたら良いんじゃない。」と私の心を見透かすように言った。
 2002年8月、思いがけず「チーム・奥澤」の1-wayリレー・メンバーとしてドーバー海峡横断泳に参加し12時間03分で成功することが出来た。その時以来「これがドーバー海峡か、いつか単独での横断泳にチャレンジしてみたい」と、とてつもない「夢」を見ていた。
 「よぉ~し、やってみよう。夢を実現してみよう。たとえ半分、ハーフポイントまででも良いからドーバー海峡を一人で泳いでみよう」と心に誓った。そしてドーバー海峡を泳ぐためのご指導をお願いするのはこの方しかいないと思っていた、トラジオンスイミングクラブの石井 晴幸先生だ。
 今回のドーバー行きで既に9回もドーバーへ行っており、ドーバーの海、ドーバー海峡を泳がせることに関して多分、日本で一番経験、知識が豊富なお方だと思っている。
 昨年の8月末、藤田 美幸さんの津軽海峡単独横断泳の帰りを待って、羽田空港に石井先生と藤田さんを迎えに行き、私のドーバー海峡単独横断泳のチャレンジについて、そしてそのご指導を石井先生にお願いしたい旨をお話した。しかし先生のお返事は「確約は出来ません」との事であった。でも来年の3月までは、時間の許す限りお手伝いはしましょうとの返事は頂いた。また「ドーバー海峡を泳ぐに当たってどの協会で泳ぎたいですか?」と妙な質問をされた。
 「2002年、リレーの時の協会はCSA(Channel Swimming Association)でしたが、最近新たにCS&PF(Channel Swimming & Piloting Federation)が出来、どちらでも良いですが、最近私はCS&PFです。藤田さんはCS&PFで泳いだ初の日本人です。」とのこと。ドーバー海峡を泳げれば私はどちらでも良いので「先生のやりやすい方でお願いします。」と即答した。早速、先生はCS&PFと連絡を取って下さり、「予約が取れました。」と9月上旬に連絡があった。
 予約内容は2006年7月30日から8月7日までの潮で、泳ぐ順番は3番目。伴走船は2002年の時のリレーと同じ「シー・ファーラー」。パイロットは「クリス・オズモンド氏」であること。更に先生と練習方法、その他について後日お会いして話し合った。
 「練習は出来るだけドーバースタイルで行い、実践的な練習をやっていきたい。そして最低でも10時間泳ぐらいは泳ぐこと。過去の単独泳成功者の記録から見ると完泳時間は10時間から20時間の間であり、16℃の水温で15時間前後は泳げるよう練習して下さい。」と指示された。海で私が一番長い時間泳いでいるのは2005年10月の奄美大島海峡横断泳で7時間前後だった。
 また一番の問題点である低水温対策としては、「出来るだけ体重を増やすこと。出来れば現在より10kgぐらいは増やした方が低水温には強くなる。」と言われた。これが私には結構大変で、燃費の悪い身体(基礎代謝が1,500~1,600kcal)、更にトレーニングを重ねると、食べても、食べてもカロリー消費が大きく太れない。
 そこで肥満防止対策の反対を行い、食べて、食べて、食べまくった。寝しなに食べ、間食をし、甘い物を食べ、とにかく寝ているか、泳いでいるか、食べているかの生活を送った。かなり胃腸、肝臓に負担を掛けたが、その効果が出て半年くらいで10kgの増量に成功。お陰でドーバーへ行く直前の人間ドックでは見事「メタボリック・シンドローム」と言うお墨付きを頂き、「再検査要す」の判定が下された。

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ドーバービーチでの練習

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天気が良いと、ハーバーの出入口の向こうにフランスが見える。

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ビーチ練習

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ドーバーの水温に慣れる

P8010015
栄養補給の練習

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