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2006年8月6日 「神は微笑んでくれた」(ドーバー海峡単独横断泳成功)湘南の主(1/7)

2006年8月6日(日)
湘南の主
ドーバー海峡単独横断成功
   時間 15時間 50分
日本人で13人目のチャネル・スイマー誕生
日本人最年長 62歳
P8070047
Details of the Channel Swimming (England to France)
Date: August 6th, 2006
Start: Shakespeare Cliff (07:46)
Finish: Between Sangatte and Blériot-Plage (23:36)

Record: 15 hours 50 minutes
Swimmer: Isao Makabe
Date of birth: May 29th, 1944
Age: 62
Nationality: Japanese
Sex: Male
Membership card number: 2006/7104
Swim number: 2006/05S
Swim type: 1-way solo
Period: The number 3 position on the 30th July to 7th August tide

Pilot Boat: Seafarer
Pilot: Chris Osmond
Crew: Tony Mitchinson
Observer: Simon Mitchinson
Coach: Haruyuki Ishii
Weather: Clears and cloudy.
Wind: 1 - 2. Light air and light breeze (The Beaufort Wind Scale). The south and the south-southwest wind.
Temperature: 18 - 25℃
Water temperature: 18 - 19℃
Wave height: 0.5 - 1.5m
Tide: 02:52  2.1m   08:18  5.5m   15:25  2.0m   20:40  5.7m (Port of Dover)
The age of the moon: 12.3
Details: CS&PF

1.いきなりゴール
 暗闇の中、船を左に見ながら泳いでいた。左前方、はるか彼方に町の明かりが見えている。どこの町の明かりなのだろうか?しかし中々明かりには近づけなくて、もう何時間泳いでいるのだろう。
 突然、船から石井先生のフォーンが聞こえた。補給時間かな?と思いつつ泳ぎを止めて船を見る。
先生「これからゴムボートを下ろします。この先はゴムボートについて泳いで行って下さい」。
私「エエッ、陸が近いんですか?」
 周囲を見渡すが暗くてよく判らない。
私「どうすればいいんですか?」
先生「ゴムボートが近づくまで待っていて下さい。」
 そして先生が何かを投げた。カプセルだった。泳ぐ前に先生に預けておいたカプセルを渡してくれたのだ。このカプセルをパンツの後ろにはさみ待機する。そしてボートの先導で再び泳ぎ出す。ボートに乗っているのはクルーのトニーだった。何やら胸の辺りからピカピカ光るものが見える。
 前方上空を見ると、半月より少し膨らんだ月がよく見える。しかし陸地は残念ながらよく判らない。先生から「月に向かって泳いで下さい。」との指示が飛ぶ。
 「月か、良い目標だ」ボートの横を月に向かって泳ぐ。月光が道標をつけていてくれる。すると平らだった海面が盛り上がってきた。波のようだ岸は近い。ゴムボートも止まる。するとまた海面が盛り上がり前方で波が砕けた。暗闇で目が慣れないためか周囲が良く見えない。砕ける波にもまれながら進んでいくうちに突然、海の中で手の指先が砂に触れた。
 「あぁ、砂だ」立ち上がると膝上くらいの深さだった。波をかき分け、かき分け、海から上がった。辺りは明かりひとつ無い真っ暗やみ。月に映し出された海岸は白っぽい砂だとわかる程度の明るさ。前方は防砂林か何かのようで木のシルエットが黒々と見えていた。
 「やったぁ~~~、やったぁ~~~、俺は泳ぎきったぞぉ~~~!」と大声で叫んだ。そして心の中で「やったぁ、やったぁ、やったぁ、祐子、泳ぎきったぞぉ~!」と何度も何度も繰り返し叫んだ。
 スイミングゴーグルのベルトに挟んでいたケミカルライトをはずし、沖で待機している船に向かって大きく手を振り合図を送った。
 船から「プウォ~~」というフォーンの音が聞こえた。判ってくれたのだ。
 パンツからカプセルを取り出し、少し奥に進んで乾いた砂をカプセル一杯に詰め込みトニーの待っているゴムボートのところまで泳ぎ出した。

P8060031
シェークスピアビーチをスタート

P8060032
バックに美しいシェークスピアクリフ(白い壁)が見える。

P8060033
バックはフランスとイギリスを結ぶフェリー

P8060035
力泳

P8060038
ドーバー海峡を縦断するタンカーも通る。

P8060039
更に力泳は続く

P8060041
アップ

P8060042
珍しくベタ凪のドーバー

P8070045
だがやはり荒れだした

(暗くなってからの撮影はありません)

P8070048
やったぞぉ~~~!!!

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