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わくわく、どきどき、台風の目。

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2011年4月の記事

面白いコマーシャル

くだらないのですが、面白いので!!

BICのシェービングコマーシャルです。

さよならゴゾ、さよならスイムトレック

 「いつ帰る?」と何人にも聞かれる。「金曜(4/22)」と答える。「そうか・・・」、と聞いた人が寂しそうに言う。スタッフたちは私たちが今年の夏もドーバーへ行くことを知っているので、「またドーバーで会おう」と言う。
Img_1656_2 スタッフのエディ

 中には私たちが今年もドーバーへ行くことを知っているイギリス人スイマーが、どうやら我々がイギリスに帰ると勘違いしているようで、「エッ、日本に帰るの? どうして?」と聞く。「日本人だからね」と私は答えておいた。
 おそらくお世辞のようなものだと思うが、毎年ドーバーから帰る頃、周囲の人々は「No go home(帰るな)」と私たちに言う。お世辞じゃなけりゃ、イギリス人は人懐っこいのだと思う。(もちろんスイムトレックの参加者はイギリス人だけではないが・・・。)
 今回のスイムトレックに参加したスイマーで、今年私たちとドーバーで再会できるのはベッキーがすれ違う程度。他にはいないと思う。
 “袖振り合うも多生の縁”。この「多生(“多少”ではない)」とは仏教の言葉で生と死を繰り返す「輪廻転生(この世に何度も生まれ出ること)」の意味。つまり「袖振り合う(=会う)」というのは“偶然”ではなく、「他生の縁」。つまり前世からの因縁によって起こる“必然”のもの。すなわちこの意味は、「何度も繰り返された過去の世の縁によるもの」となる。
 ここゴゾでみんなが会ったのは、おそらく過去の何らかの因縁による必然性があって集ったのだと思う。例えば去年私たちはドーバーでアンナに会い、仲良くなった彼女に誘ってもらってここに参加した。それは決して偶然ではない。同じ目的を持った“仲間”という意識が出来上がるから面白い。
 一週間の同じ生活をしているといつの間にかみんなの一体感が出来て、別れはセンチメンタルになる。ホテルを10時30分に出発予定の私たちは、多くのスイマーたちと抱き合って別れを告げた。アンナは日曜に帰るし、それぞれがそれぞれの都合で帰る。
P4221494 朝食後のパッキングを終え、10時過ぎに私たちはタクシー待ちでフロントまで降りた。すると外ではラッパの音が・・・。どうやら今日はキリスト教の“復活祭”前日で、ゴゾではパレードが行われていた。ゴゾでは敬虔なクリスチャンが多い。もしかするとキリスト教でも“輪廻転生”の発想があるのかもしれない。

 たまたまホテルからタクシーでフェリー埠頭、フェリーでマルタに渡って、そこから再びタクシーで空港までを、トーマスと一緒になった。彼は北イタリアの銀行員で、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語と、5カ国の言葉を話す。トーマスと私はドーバー関係のメル友で、直接お会いしたのは今回が初めてだが、なかなかのジェントルマンだ。
P4221497 彼はドーバーを泳ぎ、ジブラルタルを泳ぎ、メッシナ海峡も泳いでいる。あちらこちらの海を泳ぐのが好きなようだ。スイムトレックは今回を含め、5回のあちらこちらのスイムトレックに参加している。そんな彼が「ゴゾのスイムトレックは一番泳ぐ。他はどちらかと言うと“楽しみ”が主流で、あちらこちらに行っては“騒ぐ”が面白い。でも“水泳目的”ならここが良い」と言っていた。
 そんなトーマスともマルタ空港で別れ、我々はスイスのチューリッヒへ。ココで私たちは1泊する。成田へ飛ぶ便が翌日だからだ。
 目的が乗り継ぎなので空港の近くにホテルを取った。チューリッヒ空港からホテルまで、ホテルの送迎バスで10分弱。時間に少し余裕があったので私たちは電車でチューリッヒ市内まで行くことにした。
Img_1674 昔懐かしいトロリーバスや路面電車がチューリッヒではたくさん走っている。

 1981年、障害者の社会体育(水泳)の実践を見たく、旧西ドイツに私は半年ほど滞在していた。場所はフライブルク。ドイツ南西部にある“フライブルク大学”で有名な先進的な都市である。当時、フライブルク大学の教授の家でお世話になっていた。
 フランスまでは西に20km、スイスまでは南に50kmで行ける。そのスイスで生れて初めて「チーズ・フォンデュ」なるものを食べた。それは乳製品の好きな私にとって凄く美味しく感じた。以来、何回かスイスを訪れる度にチーズ・フォンデュをいただいている。それは旅先のホテルで美味しいチーズ・フォンデュ屋さんを聞いて、あちらこちらのチーズ・フォンデュを楽しんだ。確かに地域によって味は変わったが、いずれにせよ味は美味しく感じた。
 そんなこんなで今回も以前から『スイスに着いたらチーズ・フォンデュを食べたい』と思っていた。以前同様にホテルのフロントで「美味しいチーズ・フォンデュが食べたいが、お勧めの店を教えて」と尋ねたら、「今はシーズンではないのでおそらくやっていない。まあやっていたとしたらこの辺」と地図に書いてもらった。その場所がチューリッヒの市内だった。
 たまたま今回のスイムトレックで、毎年夏に行われているチューリッヒ湖のスイムレースが話題になっていた。そのチューリッヒ湖をキンちゃんに私は見せたかったし、教えてもらったチーズ・フォンデュのレストランが駅と湖の中間にあるからで、それこそ約30年ぶりに私はチューリッヒの街を訪れた。
 まあチューリッヒの中央駅から湖までそう遠くはないと知っていたが、それはまるで浦島太郎のように30年前の記憶とはまったく違うチューリッヒ市がそこにあった。
Img_1683 結局お目当てのチーズ・フォンデュのレストランは見つからず、チューリッヒ湖もキンちゃんに言わせると「汚いから泳ぐのは嫌だ」となった。まあ、たまたま見た場所が湖畔の風下だったので、浮いているゴミがこちらに流れてきているからだが、透明度はそこそこにあった。(2mくらい)
 で、歩き疲れた私たちはレストランではなく、チューリッヒ駅構内にあるキングス・バーガーでポテトとハンバーガーを食べた。そしてホテル近くの駅、クロッテン(Kloten)まで電車で帰ると、駅前のコンビニでビールにつまみを買い込み、ホテルの部屋で飲んだ。まあ私たちの旅は決して豪華に出来ない。やはり人間が豪華ではないからであろう。
Img_1672

 翌日、朝食をゆっくり取り、チューリッヒから成田へ帰った。やはり日本の原発事故があるせいか、日本に向かうスイス人は少なかった。きっとキャンセルしたからだと思うが、機内は空いていた。
 日本到着は24日の朝。キンちゃんを私は東京駅まで送っていって、キンちゃんの今度は新幹線の旅人になった。

最後のスイムトレック

 朝7時30分よりストレッチ。いろんなストレッチを教えてくれた。そして皆で10分間スイム。
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 言うまでもないが、水温は、凄く冷たい。入り始めはそっと入るが、その後にアンナと水かけごっこが始まり、皆必死に逃げ回る。子供みたいだが大分水慣れして泳ぎ出した。やっぱりみんな寒いんだよな!
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 これで今回のスイムトレックの日程はすべて終了。何か軍隊にでも入っていた感じだ。
 その後はアンナ、石井先生と散策。片道2時間かけて、ゴゾでの名所「ブルー・ウィンドウ」へ行った。帰りは1時間30分。久しぶりにこんなにも歩き、疲れた。
Img_1642
 こんな時はビールだ。三人で「あ~でもない」、「こ~でもない」と話し続け、晩御飯はボリューム満点の食事をいただいた。今日も楽しかった日だったよ!
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スイムトレック最終日(4月21日)

 今日の朝でスイムトレックのすべてのプログラムが終了する。朝7時30分、5階のフリースペースに集合。そこでストレッチの講習である。

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 昨晩、私たちは真面目で早く寝たが、ベッキーたちは晩くまで騒いだようで、二日酔いのようだ。ストレッチの講習はアンディが時折スイマーにお手本をやらせるのだが、ベッキーはヨタヨタ状態。トーマスは身体が硬いが、クリスはしょっちゅうストレッチをやっているようで、身体は柔らかかった。
 その後、朝飯前のスイム。入水時、私はキンちゃんに、「側にいるトーマスに水をかけろ!」とサインを送ると、それを見たトーマスが逃げ出した。次にキンちゃんは後方にいたアンナに水をかけた。するとそこから水掛ごっこ。まあ冷水に入る勢いはこれでつく。
 そんなこんなで約10分泳ぐと、これで今回のスイムトレックは幕を引く。
Img_1628
 遅い朝食をタップリいただくと、アンナとキンちゃんと私はゴゾの名所、「ブルー・ウィンドウ」を見物に行った。ココは海へ突き出た大きな岩に、四角い大きな突き抜けの穴がポッカリと開いていて、それはちょうど海に浮かぶ大きな窓のようなっているところからこの名がついた。まあ名前の通りである。
 アンナは「去年、私はボートで行ったから場所は知っている」とのことだが、今回の移動手段は徒歩。「あっちの方」と指差す方向に私たちは歩く。ホテルで道を尋ねたが、クルマで行く道しか教えてくれなかった。
Img_1633
 まあ歩くと言ってもゴゾは石灰岩で出来た崖の島。そこを両手両足を使ってよじ登り、段々畑の間の道なき道を歩き、思わず漫画「忍者ハットリくん」の♪山を越え、谷を超え~、ハットリくんがやって来たぁ~♪などと私は歌っていた。
 途中、野ウサギを追うハンター2組にも会った。するとキンちゃんはアンナに「あんたブラック・ラビットでしょ!? 早く逃げな!」と言うと、アンナはウサギの格好をしてピョンピョン跳ねた。
 そんなこんなの明るく歩いた2時間後、我々はブルー・ウィンドウを眺める丘の上に立った。しかし誰もが「下まで降りよう」とは言わなかった。何故ならば全員が“帰り”のことを考えていたからだ。
Img_1636 キンちゃんの右に見える穴の開いた岩がブルー・ウィンドウ

 帰りにキンちゃんと私は「遠道でも良いから崖は避けよう」と言うが、アンナは「来た道で帰ろう」と言う。結局、道案内のアンナに従うのだが、崖を降りるときはアンナが一番ヘッピリ腰だった。
 また、ケータイの万歩計は1万8千歩(約10km)を超し、「ここを歩くのに1万歩は軽いなぁ~」と思った。

 ホテルへ戻るとアンナを私たちの部屋に呼んでビールで乾杯。キンちゃんは日本のつまみ(煎餅やあられ類)を出したが、アンナはそれを「美味い、美味い」と食べていた。日本人のようなやつだ。
 アンナはとても日本に興味を持っていて、キンちゃんと私の会話(日本語)を聞いて真似をする。例えば「そう、そう、そう、そう」と相槌を打つと、「これはどういう意味?」と聞くので、「“Yes, yes, yes, yes”の意味だよ」と教えると、何かにつけ「そう、そう、そう、そう」と言う。
 逆に私はアンナの口癖、「Goody, goody, goody, goody」と言うのだ。
 アンナは日本の字にも興味があるようで、「Annaを日本語で書いてくれ」と言うので“アンナ”と書いてあげた。で、キンちゃんと私は漢字で自分たちの名前を書き、「日本語には漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字があって、それは小学校の時代から習う」と言うとビックリしていた。
 また漢字には一文字一文字に意味があって、例えば「Miyukiの“美”はビューティフル、“幸”はハッピーだ」と言うと、「私にも漢字をつけてくれ」と言うので、“杏菜”と命名した。で、「意味は“杏”はアプリコット、“菜”はグリーンだ」と説明すると、それは、それは喜んでくれた。
 ただ、アンナは愛息のエリックにも「漢字で名前をつけてくれ」と言うので“江立久”と書いたが、字の説明も難解で、ちょっと困った。皆さんならどんな字を書いて、どんな説明をするだろう??

 “在庫処分”と残ったビールを3人でたくさん飲んだ。飲むほどに、酔うほどに睡魔が私たちを襲う。何せ私たちは睡魔ーなのだから・・・。おやすみなさい。Zzzzzzzzzz

コミノ島

 まだ背中が痛いので先生にタイガーバームを塗って貰い、マッサージをして貰ったら大分楽になりました。タイガーバームの効果は大ですね!
 朝食ではタイガーバームが臭いのでやーらしかったですが、アンナはこの臭い気が付いたかな?
 朝食後、8時40分からセミナー。9時50分にはバスに乗って港へ。本当に学校の合宿です。
 外ではバスが待っているので、ホテルの外から大きな声でニックが「急げ~!」と叫ぶ。その声が部屋まで聞こえ、慌てた、慌てた。
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 ゴゾの港から20人乗りのボートが待っていて、いざコミノ島へ。本当は、先生は人数オーバーで一緒には行けれ(行かれ)なかったのですが、アンナが「私は去年行ったから、Ishiiが私の代わりに行ってください」と言ってくれたので、一緒に行くことが出来ました。
 いや~、参りました。凄く綺麗です。水色になったりグリーンになったりブルーになったり、海の色が変わって行くのです。
 岸辺にボートを着けて、泳ぎたい人だけ泳ぎに行きました。白い砂浜や岩やら・・・、珊瑚はないですね。
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 貝殻を一つ見つけ、潜って取りました。アンナへのお土産です。
 20分ぐらい綺麗な海を泳ぎ、次はコミノ島を散策。
 これでかなり身体は暖まりましたが、右手の人差し指の感覚が全くなく、冷たく動きませんでしたよ! 14℃ぐらいだったのかな?
 コミノ島から見るゴゾ島、マルタ島は、『島から島へ泳ぐ事が出来ないのかな?』と思いました。
 散策後はボートでランチ。そして別の場所に移動し、また泳ぎました。
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 洞窟の中を泳いだり、散策したり、楽しかったですが冷たいです。透明度は100m以上かな? 綺麗過ぎてそんなに魚はいません。
 ボートに戻り、「Miyuki、ボートからジャンプしろ!」と言われ、ジャンプしたら船からは大笑い。大の字になってお腹からジャンプしたせいだろう・・・。カッコ良く飛び込んでも面白くないし、出来ないし、そんだったら「面白い方が良いかな?」と考えたのです。こんなに受けるとは思いもよらなかったよ。
 ホテルに戻り17時からセミナー。忙しいったらありゃしない。ちゃっと(サッと)シャワー浴びました。
 2時間のセミナーの後は19時30分から皆さんとディナーです。久しぶりにいろんな種類を食べた感じ。肉やら魚やら。もう満腹ですよ。6時間泳の完泳証も貰ったし、やれやれですよ。
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Comino (Blue Lagoon)

 本日(4月20日)の予定は、今までからリラックスさせるため、「コミノ島」と呼ばれるマルタ島とゴゾ島の間にある小さな島へ小型ボートで行く。コミノには「ブルー・ラグーン」と呼ばれる綺麗な海があって、そこを泳いで散歩をしたり、コミノ島へ上陸して島内を散歩したりする予定だ。
 美しいビーチや大きな岩場の間を泳いだり、スイマーじゃなければ行かれないところを泳いだりする。やはりスイマーなので泳いで散歩する時間が多いが、スイマーだけにしか許されない場所に行くのは何となく“特権”のような気もする。
Img_1574
 さて、今回私はキンちゃんのオブザーバーとして参加している。したがってスイムトレックには参加費を一銭も出していないし、本来なら「ただの見物人」である。まあ、たまたまスタッフがドーバーで知り合った友達だし、参加者もドーバーで知り合ったスイマーが多いので特別待遇にしていただいているが、それはそれ、場合によって遠慮しなければならないところもある。
 ところで本日は小型ボートに乗ってコミノ島まで行く。この小型ボートは定員が20名。スイムトレック参加者はキンちゃんを入れて16名。スタッフは4名。更にボートパイロット1名が乗ると、これで定員を超してしまう。そこでスタッフのクリフと番外の私がお留守番の組になったのだ。
 そこへアンナが出てきて「私は去年行ったからもういい。Ishiiと交代する」と言い出した。そこで急遽オブザーバーである私メもコミノへ行ける事になった。
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 シェレンディからフェリー埠頭までバスで異動する。そこから小型ボートは20名と2隻のボムボートを引っ張ってコミノ島を目指す。
 確かにコミノは写真だけで見ると常夏のリゾート地を思い浮かばせるが、実は気温は最高でも20℃程度だし、水温は15℃。決して「常夏」ではない。ただ日本と違うのは地中海洋性気候で空気が乾いており、日差しが強いので昼間は半袖のTシャツ1枚でも過ごせそうだし、日本のようにセーターやフリースを着ていてもおかしくはない。言い換えるとTシャツ1枚の人とコートを着た人が隣り合わせに歩いてもおかしくはない。まあ日本のように装いが“ほとんど同じ”ということはない気候なのだ。
 ただ前にも書いたように、それでも海はオーシャンブルーで南国の色をしている。コミノに来る人々も南国のリゾートっぽい装いだし、子供たちは海で遊んでいるので“夏向きの風景”ではあるが、気温も水温も日本(湘南辺り)とは変わっていないのだ。まあこちらの人にしてみれば、日本ではどうして泳がないのか不思議がられるかもしれない。
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 コミノの近くまで来ると小型ボートは沖合100mくらいで停泊。キンちゃんたちはコミノのビーチまで泳いで行って水中を散策。
 戻ってくると今度はゴムボートでコミノに上陸。コミノの島内を散策した。
 再びゴムボートで戻ってくると、小型ボートの2階デッキでお弁当。気持ちはだんだん優雅になってきた。
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 昼休みも終わると小型ボートはブルー・ラグーンへ移動。ニックが「Ishiiも泳がないか!?」と誘う。スイムトレック参加者は泳がない私に期待と不安を持っているようで、「じゃ、泳ぐよ」と私が答えると、何故か船内は拍手喝采になった。そんなに期待されるような泳ぎではないのだが・・・。
 ブルー・ラグーンは大きな岩場に囲まれた青い海で、岩場の洞窟などいくつもあって、そこは泳いで行かなければ見られない景色で、それはそれはこの世のものとも思えないほどの美しさがあった。
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 しかしブルー・ラグーンは大きな岩陰、つまり日当たりがないのである。体感気温は15℃、体感水温は13℃くらいに感ずる。まあ「寒いなぁ~」と感じているのは私だけではないようで、何人かのスイマーが小型ボートに上がり始めたので私も上がった。
 キンちゃんは最後まで泳いで、写真撮影のための飛込みまで披露して喝采を浴びていた。(ゴムボートから撮影していたミーヤがあまりの滑稽さにひっくり返って爆笑をしていた)
 そんな楽しいボートツアーも終え、我々は再び小型ボート、バスでシェレンディに帰ったのである。今回私にコミノまで行くチャンスを与えてくれたアンナに感謝!!
 ディナーはみんなでホテルで取る。これは「お疲れ様夕食会兼6時間完泳証授与式」となる。
Img_1610
 しかし女性というものは変わるものだ。ベッキーもミーヤもお化粧してドレッシーな姿に変身している。まあ正装など持参しなかった私たちにはお呼びでもないが、これがイギリスでは常識なのかもしれない。
 その後、我々は爆睡zzzzzzzz

なんとか

Img_1477_2 今日は、6時間泳の予定です。日本での海練習と思えば簡単なのですが、かなり疲れも溜まっているし、ちょっと心配でした。でもニックが「6時間泳いだらCS&PFのピンク色のキャップをあげる」って言ったから、頑張って泳ごう。
 でもきっと皆さんも立場は一緒だから疲れている。それなのに朝ごはんを食べた後の8時45分からセミナーを約1時間半も話しているし、眠たくなってきちゃう。早く6時間泳をやっちゃってゆっくりしたいのですが・・・。
 11時スタートで6時間泳は始まりました。天気は良いし、気持ちが良い。一番最後に出ましたよ。
 とにかくイーブンペースで泳ごう。始めの2時間は一周泳ぐと10分で回れるコース。次の2時間は20分で回れるコース。次の2時間は始めと一緒でした。
 今日の海水は凄く綺麗で魚が泳いでいるのもたくさん見られて楽しかったです。ダイバーが潜っているのも2回見たし、飽きることはありませんが、久しぶりに右の背中が痛くなり、手を伸ばして力を入れられなくなりました。
 痛くて痛くて最後の2時間は我慢しながら泳ぎました。こんなところが痛くなるの初めてだし、6時間泳いで身体が痛いなんて、私には信じられない出来事でちょっとがっかりしました。最後まで元気で泳ぎたかったです。
 アンナは気が弱くなったアイリーンのサポートを少しだけしていたみたい。
 「今日は肩が痛いから泳がない」って言っていたから。アンナを見つけるや否や、ゆっくり泳いでいるもんだから足の裏をくすぐってやりました。
 ビックリしたアンナはグルッ一回転し、また泳ぎ出し、もう一度、足の裏をくすぐってやると今度は大きなバタ足でやり返されました。
Img_1511 6時間泳ぎました

 一緒に泳ぐのもゆっくり過ぎて私の方が寒くなってしまうので追い抜き、マイペースで泳ぎました。
 何とか6時間泳ぐと、「全員もう10分追加」と言われ、再び一周しました。多分いつも時間通りに来ないアイリーンが10分遅れでスタートしたから、そのせいだと思います。
 それでも何とか無事に終了。ニックからご褒美にキャップもらいましたよ。17時10分ですが、まだまだ明るく温かいです。
 次は18時に集合。ゆっくりお風呂に浸かりましたよ。ビールを飲む時間はないけれど、少しは疲れ取れますね。でも毎日忙しいです。
512お疲れ様でした
 また訳のわからない英語のセミナー1時間半。質問されましたよ。「Miyukiは泳いでいる時、何を考えている?」と。
 急に振られ「今日は魚を見ながら泳いでいた」と答えましたが、「エンジョイしながら泳いでいるんだね」と言われました。
 英語が話せればもっと格好の良い返事も出来ましたが、まあいいっか!
 もう疲れたし、早く寝たいし、今日は皆さんと食事しないで、アンナと先生と三人でホテルの食事をして寝ましたが、身体が痛くて仕方がありませんでした。
 6時間泳いだだけでこんなに疲労が出るのは久しぶりです。歳をとったのか? 練習不足か? 頭が痛いですね。
Img_1514 6時間泳ぎ続けたメンバー

メインイベント(4月19日)

Img_1469_2 6時間泳のスタート

 本日は今回のスイムトレックのメインイベントであろう6時間泳一本勝負。水温は15℃。これに完泳すれば、ドーバー泳で必要な「水温16℃以下の海で6時間泳いだ証明」を書いてもらえる。
 ほとんどのドーバー泳を狙って今回のスイムトレックに参加している人は、ドーバー泳のノウハウの他、この証明書が欲しくて参加していると言っても過言ではないような気がしている。まあ私がスタッフの立場だったら、おそらく全員に6時間泳の完泳証を発行してしまうだろうが、現実はそうもいかない。泳速の有無にかかわらず、低水温はスイマー全員に分け隔てなく染み込んで来る。
 6時間泳の焦点は耐寒能力なのだ。もちろん耐寒能力が高くて泳速があれば鬼に金棒なのだが、実際にそんな人は数多くいない。
 まあこの辺がドーバー泳の敷居の高さと魅力なのかもしれない。チャネル・スイマー(ドーバー海峡完泳者)はやはり“誇り”を持っている。そしてその誇りが欲しくて今日も泳いでいるのだ。

Img_1475 ピントはあっていないが、見よキンちゃんのエルボーアップの泳ぎ!

 昨夜来たのか朝食でクリフにあった。クリフはフリーダからメールですでに私たちの存在を知らされていて、驚いた様子はなかった。このように私たちのスイムトレック自体は初参加だが、スタッフを良く知っている。逆を言えばスタッフに我々はよく知られていた。
 朝食後8時30分からセミナー。クリフが「ドーバー泳の現状」のようなことを話した。
 少し話は飛ぶが、以前私も学識経験者や遠泳経験者などをお招きして「遠泳フォーラム」を開催したことがある。このときに感じたのだが、普段、大学の講師などをしているスピーカーは話が上手い。ところが選手など、日ごろ人前で話すことが少ないスピーカーは話の上手な人が少ない。
 どちらかと言うとクリフもあまりお話が上手ではないようで、別に話さなくてよいような事まで話していた。
 次に受講生での困る人。もちろん質疑応答では「何でも質問してください」と言うが、あくまでも不特定多数を対象にした講習なのである。そこには当然“聞いて良い質問”とTPOによって“聞いてはいけない質問”がある。
 すでにチャネル・スイマーになった人には内情もわかっているので、それは質問ではなく意見になっている。いちおう講習では未経験者が対象なので、経験しないとわからないような内容ならともかく、まったくプライベートな意見なら、「講習以外のときに伺います」と私なら答えてしまう。
 最近日本ではよく聞かれる“KY(空気の読めない人)”が講師をすると、“KY”の受講生が長い時間をかけて内容を台無しにする。まあ日本でも時折見る光景だが、イギリス人が行っても同様なので、「これは世界的傾向なのかな?」と思ってしまう。
 決してクリフに悪気があるわけではありません。

Img_1477 ところがいつまでも続かない。ストレートアームに戻ってしまう・・・

 午前10時30分ホテル前のビーチに集合。11時から6時間泳が始まる。
 内容は1時間毎の栄養補給。特に5時間目は船上から補給品を提供してもらって実践さながらに補給経験をする。
 またシェレンディ湾の左に沿って、始めの2時間は湾口の内側、次の2時間は湾口の外側まで、次の2時間は再び湾口の内側を回る。
 もちろん途中で脱落しそうになるスイマーもいるが、それはスタッフが叱咤激励して上がらせないようにする。まあそれでも脱落者は出てしまうのだが・・・。
 面白いなぁ~と思ったのは、始めに脱落したスイマーが体温も暖まり元気を回復した頃、その頃に脱落しそうなスイマーを激励するため、一緒になって泳ぐのだ。やはり水泳が好きなのだなぁ~と思う。
 ちなみに高速タンデムスイマーの男性、クリスは身体に脂肪の少ないスリムな体型をしているが、その分、寒さに弱いようで叱咤激励組に入っていた。一方の女性、ベッキーはそれほど太っているようには見えないが、相変わらずすっ飛ばしていた。
 少し私が取った彼らのデータを紹介すると、スタート後のクリスは1分間に54ストローク(普通)。一方ベッキーは78ストローク(速い)。2時間後に二人とも2ストロークずつ回数が減ったが、冷水の中で体温を保つには、自ら発熱させるためにストロークの回数を増やした方が良いと私は思っている。
 ベッキーにインタビューしたが、彼女は1500mが18分、10kmは2時間30分で泳ぐそうだ。まあクリスも同様なハイスピードで泳ぐのであろうが、“力のベッキー”、“テクニックのクリス”といった感じがした。
 さて、クリスを叱咤激励するために登場するのがスタッフのニックである。彼はイギリスのジャージー島一周の世界記録保持者であり、ドーバーでは2-wayの経験もある。確かにクリスが「もう上がりたい」と言ってからニックが入ったのでハンディはあるが、ニックのストローク数は1分で48回(遅い)だった。
 もちろん普通に泳げば60回近くまで上がるのは知っているが、やはり身体の大きさは泳ぎに有利であることがわかる。
 そういう意味では最も小さいキンちゃんが黙々とマイペースで泳いでいる。確かに“小さい(身長150cm)”という身体のハンディはあるが、彼女の言う「鈍いスイマー」ではあっても、とにかくペースが落ちない。この辺は一緒に泳いだスイマーじゃなければ感じないであろうが、「始めは簡単に抜かせたのに、後からズンズンとやって来て抜かされる。それに追いつき追い越そうと思ってもすでに身体が動かない。Miyukiは泳ぐマシーンだ」と周囲のスイマーに驚かれた。
 また本部であるホテル前を通過するとき、スタッフは一人一人の名前を大声で呼んで応援する。このとき少し水泳に余裕のあるスイマーは大きく“ガッツポーズ”などしていくのだが、キンちゃんは小さく“ピース”のサインを送る。
 これがスタッフに大受けで、いつもそこには笑い声があった。
 ちなみにキンちゃんのストローク数は1分間に62回(速め)。またアンディに“ハイエルボー”を習った泳ぎを気にしているときは直るが、無意識で泳ぐと“ストレートアーム”に戻ってしまう。
 栄養補給のとき、「泳法矯正をしたせいか、背中が痛い」と私にはこぼしていた。

Img_1493 キンちゃん、頑張る(船はクリフ)

 午後4時に6時間泳が終わると、5時から再びセミナー。場所はシェレンディ湾を眺める丘の上。再びクリフが喋る。申し訳ないが「止めればいいのに・・・」という顔を私がすると、アンナも同様な顔をして私と見合わせた。
 退屈な2時間の話が終わるまで私たちはお預け状態。“聞いてはいけない質問”ではないが、6時間もノンストップで泳いだスイマーに向かって直後のセミナーを2時間もするのは好ましくない。ゆっくりお風呂に入りたいだろうし、食事もしたいだろうし、ビールを飲みたい人だっているのだ。これでは文句が出る方が普通であろう。
 この耐えがたき苦痛に私たちは耐え、ようやく夕食にありつける。もちろん皆さんの行くレストランとは別行動で、アンナと私たちは注文してから料理が並ぶまで30分以内で終了する(空いている)レストランに直行。
 早くビールを飲んで早く寝たかったからである。

ブルーブルーブルー

 今日はとりあえず5時間泳ぐ日です。朝8時にバスに乗って別の場所で泳ぎます。
 透明度は50メートル。ロタブルーを思い出させるほどの綺麗さで、小魚がたくさん泳いでいました。いろんな種類です。

Img_1438 海はスッゴク綺麗だよ

 ダイバーもたくさんいます。上からダイバー眺めながら、ダイバーから出てきた泡を叩くの楽しいです。泳いでいても飽きがありません。
 始めは3時間半、昼ご飯食べて2時間泳ぎましたが、段々と皆さんのスピードが落ちてくるのが分かります。始めの2時間を一緒に泳いだスイマーも段々離れていきましたからね。

Img_1447 釣れた魚の鱗を取っているところ

 低体温症になりそうな方が二人ぐらいいましたよ。
 でも晴れていて何よりです。

Img_1451 終わるとフラフラになるスイマーがいます

 水温は15℃です。
 ホテルに戻るとまたもやセミナーです。

Img_1452 私は余裕

 ドーバーでは皆さんどういう時に泳ぐか、コースなどの説明。
 泳いでいるビデオ見せてもらい、誉められましたよ。単純バカです。「明日もこの調子で泳ぎなさい」だって!

Img_1462 終わって寒がるスイマーたち

 マッサージもしました。スッゴク気持ちよく唸るぐらい。背中は、ゴリゴリ音出していますよ。

不思議な海(4月18日)

 本日の予定は7時30分朝食、8時にはバスでエムジャロッ・シーニ(Mgarr-Xini)湾へ行く。エムジャロッ・シーニ湾はバスでシェレンディからヴィクトリアを経由して約30分の場所。シェレンディ湾より湾奥が深い。
 ココを午前中に3時間、午後に2時間30分泳ぐ。
 とにかくエムジャロッ・シーニ湾に来て驚いたことは、海の透明度が抜群に良いことだ。更に海の色がコバルト・ブルー。

Img_1422 ハイエルボーの泳ぎが出来るようになったキンちゃん

 確かに日本でも冬の海は透明度が良く、それでも色はエメラルド・グリーン。
 コバルト・ブルーというのは水温が30℃前後の暖かい海で、エメラルド・グリーンは20℃以下の冷たい海かと思っていた。ところがココはどうだ、水温は15℃しかないのに色は暖かい海のコバルト・ブルーなのだ。魚はいるし、もちろんクラゲもいる。
 やはり透明度を追ってか、後からダイビング・ショップのクルマがかなり集まって来た。
 どうやらエムジャロッ・シーニ湾の周囲の石灰岩には洞窟が多いようで、そこをダイバーが抜けて来る。まあ一種のアドベンチャーなのであろう。

Img_1428 栄養補給

 スイマーはそんなダイバーを眼下に眺めながら、飽きることなく泳げるであろう。
 とにかくエムジャロッ・シーニ湾は私にとって不思議な色の海なのだ。
 朝9時から12時まで泳ぎ(途中、栄養補給2回)、上がってくるとスタッフ手作りのお弁当。天気は良く、風もないので暖まるには都合が良いだろう。

Img_1443 スタッフ手作りのお弁当をいただく

 そんな折、サクラが「仕事」と言ってロンドンに帰る。彼女の半分は日本人だから、私にとってイギリス式の挨拶(抱き合って頬にキスをする)をした始めの日本人であった。
 午後は1時30分から2時間30分泳ぐ。スタートしてすぐにアンナが「肩が痛くなった」と上がってきた。彼女は昨日も「お腹が痛くなった」と上がってきたし、どちらかというとわがままな性格かもしれない。

Img_1446 今回のスイムトレック参加者16名の集合写真

 キンちゃんは黙々と泳いでいるが、他に「寒い」と上がろうとするスイマーをスタッフがなかなかそれを許さない。暖かく見える海であってもやはり水温は15℃なのだ。そして寒がるスイマーは帽子の色と無関係であることがわかる。
 4時になって全員が上がってくると、普通は「これでもか!」と言わんばかりの服を着て暖をとる。ところがキンちゃんは軽装にしてアンナとエクササイズ。身体の中から暖めようと言うのだ。

Img_1442 馬も海水浴?

 そんなことも束の間、4時30分にはバスが迎えに来て、5時にはホテルに戻り、5時30分にはセミナーが始まる。
 セミナーの内容は
★ 1時限目:潮汐、潮流について(ニック)
 ドーバー海峡を例えて
★ 2時限目:泳法セミナー(アンディ)
 水中ビデオカメラを使って各スイマーの泳法チェック
と目白押しである。
 しかもマッサージをする女性が来ていて、有料だがセミナーの中で(部屋の後ろで)マッサージをしてくれる。アンナもキンちゃんもこのマッサージを受けた。
 セミナーは7時30分まで続き、その後私たちはレストランで夕食。もちろん注文してから料理が出るまで1時間以上掛かるようなレストランには行かない。
 食事が終わる頃、キンちゃんは「眠い、眠い」とこぼしていた。ホントにキンちゃんはよく寝る。

二日酔い

 今日は二日酔いです。昨日アンナと飲み過ぎた感じ。二人ともハイテンションだったからな。アンナも調子悪そうだ!
Img_1392 朝7時30分より10分ぐらいのスイム。これでクラス分けが決まる。ピンク、イエロー、オレンジキャップの三つに分けられ、当然私は遅いからオレンジキャップになった。
 9時よりセミナー。ちゃっと(さっと)シャワー浴びて朝ごはんを食べて、5階のフロアーへ。話は英語だからチンプンカンプンだが、ビデオ見るなら分かる。
 栄養補給の説明やら、遠泳をするのに何が必要かを教えてくれた。その中で「マユキ」と聞こえると“ビクッ”として、何か私のことを話していると感じるのでした。
 そうそう自己紹介もありましたよ。私の紹介はニックがやってくれたけどね。自己紹介が終わると20分後に再び泳ぐため、ビーチへ行きました。
 グルッと一周、私は10分かかりました。
Img_1409 1時間泳ぎ、皆さんと一緒に泳ぐからかなりピッチ速いですよ。まあずっとイーブンペースで6周が58分でしたよ!
 疲れたなぁ~。もちろん残りの2分もちゃんと泳ぎました。
 上がるや否や20分後にニックたちが借りているアパートに集合。
 忙しいたらありゃしない。
 ちゃっと(さっと)シャワーを浴びて、アパートに向かいました。そこにはランチが用意され、皆さんとガヤガヤワイワイ話しながら頂き、今日の練習はこれで終りだと思ったら、45分後にビーチへ集合。「はぁ~、また泳ぐのか!」と慌ててトイレ行ったり水着を着たりしてビーチに行きました。
 「今から2時間泳ぎます。」、「さっき一生懸命1時間泳いだのに!?」
 1時間したら補給して、また1時間泳ぎました。
Img_1419 抜きつ抜かれつして、結構私としてはピッチ速いです。いつも上がるとホットチョコレートを飲ましてくれて身体が温まります。
 と、30分後に再び5階でセミナーです。ゆっくりする暇がありません。何を話しているかチンプンカンプン。その後は一人一人のビデオを見て、フォームチェック。私はハイエルボーで泳ぐように指示されました。
 もうお腹ペコペコで死にそうでしたよ。それから皆さんと夕食ですが2時間またされてビールぬるいし、お腹減りすぎて死にそうだし、アンナは怒って帰っちゃうし、最悪でした。

なかなか手強いぞ!(4月17日)

 昨夜のガイダンスが夕食会をかねた顔見世だったので、まあスイムトレックも“楽しい会”なのかなぁと思っていたが、なかなか内容が充実した“忙しい会”だった。
 本日は朝7時30分、ホテル前のビーチに集合。まさに朝飯前に泳いで泳力別のクラス分けをするのだ。
Img_1380 1番速いクラスはピンクのスイムキャップ。ここには例の高速タンデムスイマー(名前が判明した。女の子がベティで、男の子がクリス:“ベティ&クリス”・・・何処かで聞いたような???)はもちろん、アンナもピンクのクラスに入った。
 次がイエロー・ハット(黄色のスイムキャップ)。
 最も遅いスイマーはオレンジになる。こういうときにキンちゃんは遠慮するのか奥ゆかしいのか、必ずゆっくり泳いで下のクラスに入る。もちろん実際は黄色のスイマーと張り合うのだから、アンナのように積極的に上のクラスに入ろうとする“前向きの姿勢”を学んで欲しい。もっとも上のクラスでビリにいるよりも、下のクラスでトップにいた方が気持ち良いのは否定しないが・・・。
Img_1385 ちなみに昨夜の夕食会でキンちゃんとアンナは悪乗りして、特にこのクラス分けでキンちゃんはゆっくり泳いだので、すでに内情を知っているニックはキンちゃんの手に“二日酔い”と書いた。
 8時から朝食。9時30分には泳げる支度をしてホテル前のビーチに集合。10時から1時間、シェレンディ湾を左に沿って泳いで回る。
Img_1390 アンディ
 12時に昼食。ここゴゾではスイムトレックのスタッフ、ニックたちはアパートに滞在している。そこでミーヤやアンナの作ってくれた手作りの昼食をみんなでいただく。ニックたちのアパートは、ビーチの目の前にあるホテルの横の、丘の中腹にある。
 午後2時から2時間の水泳。途中1時間のときに栄養補給がある。
Img_1401 「真面目に泳げよ!」とニックに頭をポンポンされる
 5時からセミナー。ホテル5階にあるフリースペースを使っていろいろな授業が始まる。
★ 1時限目:自己紹介
 キンちゃんは英語があまり話せないが、すでに素性を知っているニックが代わって紹介してくれた。
★ 2時限目:長距離水泳の心得(ニック)
★ 3時限目:栄養補給とその方法(ニック)
 マキシムを使って補給内容とその方法について
★ 4時限目:低体温症(サクラ)
 サクラはロンドンで小児科医をやっているので、サクラが解説
★ 5時限目:ビデオを使った泳法セミナー(アンディ)

 と、まあまあ内容が濃縮され、終わったのがすでに7時を過ぎている。
 それからみんなで夕食。これが最悪だった。近くの予約してあるレストランに行ったのだが、注文してから料理が出るまで軽く1時間を越した。こんなとき、イギリス人は怒らないのかな???
 アンナは怒って途中退席するし、我慢して待ってキンちゃんのスパゲティが出てきたのは注文してから1時間20分後。更に10分遅れて私の注文したピッツァが・・・。ビールなんぞはとっくに飲み終わってジョッキの底が乾いていた。
 ホテルに戻れば夜の10時過ぎ。キンちゃんはいつも爆睡している時間である。

寒い

 朝5時半。まだ暗い。雨も降っており、6時15分ぐらいから明るくなると聞き、1時間泳いだ。昨日は泳いでいないから早朝スイムをやりたかったのだ。
Img_1267 お天道様も出てないし、顔は冷たく、指先も感覚が無くなりそうな感じで気持ち良いとは言えない。多分(体感)水温15℃のせいだと思うが、日本の冬の海練習の方がまだまだ寒くて冷たい。ここでは海に浸かる時もそんなに冷たいとは感じないし、ドーバーのビーチの方が冷たく感ずる。
 まあ泳ぎ出しはキックをバンバンに打って身体の中を温め、身体の外を水温に慣れしていく。
 ビーチからテール(シェレンディ湾の出入口)までの約300mを泳いで7分かかる。だから『ビーチから4往復すると大体1時間だなぁ~』と言う感覚が掴める。

 8時からブレックファースト。先生は朝件昼ご飯なので、今日はパンを9枚食べたよ。明日は10枚にチャレンジだ。
 今日からスイムトレックが始まるが、まだクリフが到着していない。
Img_1278 何時からかなぁ~? まあ身体を動かすため、ランニングして走った綺麗な景色まで歩くことにした。写真を撮らなくっちゃ!
 今までデジカメを持ったことのない私だが、先生に使い方を教えてもらいながら自分のデジカメを使ってみる。まあシャッターを押すだけなら私でも出来る。“20倍ズーム”のやり方も教えてもらったよ。

 帰り道、海を横にしながら歩くと二人の組が泳いでいた。アンナは慌てて「Miyuki、泳ぐよ。直ぐに着替えて! 5分後に集合!」
 きっと速いスイマーと一緒に泳ぎたかったのだろう。「わかった」と素早く水着になり、スイムキャップ、スイムゴーグルを着け用意した。
 海への入り始めは良かったのだが、じきに指先が痺れて足の裏も冷たくなり、ちょっと辛いものが! 1時間が経過し、アンナの姿が見えず、『2時間泳ぐのかな?』と泳ぎ続けたら、アンナが呼びに来て上がることにした。
Img_1346 寒いやら冷たいやら感覚無し! お風呂に1時間入って身体を温めた。手の指先も足の裏もジンジンして痛い。
 『ゆっくりしたかな?』と思うと部屋の掃除が! ヴィクトリアまで買い出しに行くことにした。まあ“買い出し”と言ってもビール調達だけだが、マジで遠い。それでも運動しなくては!
 新しく見つけたスーパーは綺麗だし広いしビールが安い! 15本も買ったよ。ヴィクトリアの町を散歩しながらホテルへ。
Img_1374 疲れを取る間もなくアンナが「マラソンしに行く」とのことで、私は外の空気を吸おうと一緒に行った。すると再びさっきのスイマーが! さっき一緒に泳いだ二人の組がまた泳いでいるのだ。
 天気も良くなり、暖かくなったからかなり楽だよね。それにしても凄いな!
 と、今度は6人ぐらいの団体が! よく見るとニックとサクラたちだ。写真を撮ろうと用意していたら、「オオ、Miyuki」とニックが。サクラが「一緒に泳ごまい(泳ごう)、早く着替えて!」と誘ってくれた。
 またもやダッシュで部屋に戻り、先生を呼んで私は泳ぎ出した。やっぱりお天道様が出ていると暖かくて気持ち良いね。20分泳いだよ。
Img_1379 19時30分よりミーティングだ。と言っても顔合わせの食事会だった。サクラが日本語を通じるので、楽しかった。

スイムトレック初日(4月16日)

 ゴゾではサマータイムを使っているせいか、朝は6時を過ぎないと外は明るくならない。それでも昨日は泳いでいないので、キンちゃんは「泳いでくる」と言って一人出て行った。しかしすぐに「雨だった」と戻っては来たものの、いても立ってもいられないのだろう、7時の時報を聞くと再び「泳いでくる」と言って出て行った。
Img_1259 しばらく戻らなかったので泳いでいるだろうと私が見に行くと、時計を気にしながら“後1本”、“後1本”と泳いでいた。
 8時の朝食には間に合うようにキンちゃんが退水すると、部屋でシャワーを浴びてから朝食に行った。すると間もなくアンナが現れ、「ヴィクトリアの町まで走ってきた!」と、元気を取り戻した顔で言った。
279キンちゃんの右下に見える投標がシェレンディ湾の出入口
 朝食後、アンナとキンちゃんは私を「ソルト」と呼ばれるシェレンディ湾の出口の向こうにあるちょっと変わった場所に案内してくれた。ソルトはアンナとキンちゃんがランニングで走って来た場所だ。
Img_1294 塩田?
 ソルトは石灰岩上に波が被り、そこに太陽が当たると水分が蒸発して塩だけが残り、その塩を昔は使っていたらしく、岩場には塩田らしき跡がいたるところにあった。また振り返ると潮風が石灰岩の色を変えたのか、黄土色の大きな岩が不気味なまでに海を向いていた。
 このソルトの上にはおそらく塩田を管理していたのであろう城の見張り台のようなものが建っている。

Img_1295 黄土色したソルトの石灰岩。バックに見えるは見張り小屋?

 ソルトから帰るとシェレンディ湾では例の高速タンデムスイマーが相変わらずすっ飛ばして泳いでいた。それを見たアンナは触発されたのだろう、「Miyuki、泳ごう!」と急いでホテルへ着替えに行った。
Img_1286 ちなみにシェレンディ湾の出入り口にあるポール(投標)を回って湾を一回りすると約800m。それを1周するのに高速タンデムスイマーは10分(時速4.8km)、アンナは12分(時速4km)、キンちゃんは15分(時速3.2km)だった。キンちゃんがここを2周する間に高速タンデムスイマーは3周してしまうのだ。いかに速いか!!
 1時間ほど泳ぐとアンナはまた陸上トレーニング。「ボクササイズ」と呼んでボクサーのトレーニングをキンちゃんと行う。

Img_1371

 それも終わってホテルに戻った頃、ニックに「今日の夜7時30分からガイダンスだ」と言われた。いよいよスイムトレックの開始である。
 さて、私たちの心配はスイムトレックが始まって自由時間がなくなったら買い物に出られなくなることだった。事すらビールの在庫も少なくなってきているし、これはヴィクトリアまで行くしかないだろうと、例の私が見つけたスーパーまでキンちゃんと行くことにした。
Img_1376 Bear Beer
 そのスーパーは今までになく品数が多いのでキンちゃんも喜んでくれたが、運搬を考えると余計な買い物は出来ず、最重要であるビールを15本ほど購入して帰宅の徒についた。とは言っても今来た右の尾根道を帰るのではなく、ヴィクトリアの中心街を抜けて左の尾根道から帰ることにした。つまりそこが私たちの未知数である開拓すべき道筋だった。
 まあ近代的な公園を見ることはあったが、他にこれといって我々が歓迎すべきスーパーの発見はなかった。
 同時に動物的勘というか、何となくゴゾの全体像がつかめてきたと言うか、少なくともシェレンディとヴィクトリアの位置関係がわかると、おのずと“この辺を曲がるとあの辺に出る”と言うのがわかって、まあ迷子になることもなくシェレンディに帰ってきた。
 ちなみに私のケータイには万歩計が付いていて、この日1万8千歩を越した。私の一歩はおよそ60cm。合計で10kmを越す歩数だが、まあ朝のソルトへの散歩を差し引いても、シェレンディからヴィクトリアまでの往復はほぼ7km弱という計算になる。片道約30分だから、ほぼこの距離に間違いはない。
 10km泳ぐとなるとパッ、パッと計算が出来て予想も付く。何時間泳いだと聞けば、おおよその距離が即座に推測できる。ところが陸上となると計算するのがたいへんだ。まあ泳ぐ方は計算慣れしているのかもしれないが、陸上は歩くのも走るのもあまり得意ではない。

 夜7時30分からのガイダンスは食事も付いていると聞いた。まあ日本人的感覚で筆記用具やノート、資料を持って行くと、挨拶もそこそこに食事が始まった。これは食事会で顔見世である。今回のスイムトレック参加者はキンちゃんを入れて(私を除いて)16名。4名のスタッフがついた。
Img_1378  まあこの食事会にはギタリストが来て生のギター演奏がついている。まあお洒落だがガイダンスの意味は???
 アンナもキンちゃんも相当ワインが進み、相当はしゃいでいた。

買い出し(4/15)

 朝7時からのスイムを見学。8人参加を確認。洞窟の中を泳いだみたいだ。途中で姿が見えなくなった。朝から皆さん元気だね!
 雨が降っており、朝食後はヴィクトリアへお買い物。私たちが宿泊している町はスーパーマーケットがない。

Img_1251 協会

 30分以上かけて歩き、いろいろヴィクトリアの町を歩いたが、欲しいものがない。お土産売り場がないのだ。ビールも小さな缶しか売ってなく、買うのを止めた。
 ここの町だけを見ると、サイパンよりも発展している感じだ。でも造りが違うだけかな? 何せ不自由している。
 コインランドリーがない。スーパーが近くにない。もちろんコンビニもない。ちょっと2時間歩きっぱなしは疲れたね。

Img_1247 段々畑が広がる

 アンナも疲れているせいか言葉が少ないよ。もう一度買い出しいかないかんかな? ビールがホテルには一本しかないからね。
 アンナが「少し休みたい」と言うから、15時にスイムの約束したが、相当疲れているみたいだ。今日は、泳ぎたくないみたい。
 その間、私は洗濯だ。さっきヴィクトリアの町まで歩いている時に、手で揉みながら洗濯している方を見掛けた。

Img_1248 昔ながらの洗濯場は今も現役?

 『ゴゾは洗濯機ないのか!?』と思ったが、ヴィクトリアの電気屋さんに売っていた。家庭にはあるんだよね!
 手で洗濯したことがない私は必死だが、日本で避難生活されている方はもっと大変なので頑張らないとね。
 先生は長袖のラガーシャツなど、服を毎日変えるので洗うのに大変だ。せめて三回ぐらい着てから洗濯にして欲しい。
 着たきりスズメの私。私が洗濯している間に先生は小雨が降る中、ビールの買い出しだ。外から見ても傘差して誰も歩いてないから大丈夫だろう。

Img_1255 ゴゾの人々は敬虔なキリスト教信者が多いようだ

 ひょっとしてここら辺の人、ドーバーと一緒で傘を差さないかもね。レインコートを着ている人はいるから。最低でも10本のビールを先生は買ってくると思う。
 15時少し前に先生は戻ったが、アンナは「雨が降っているから泳がない」と言う。洗濯も済ませて待っていたが残念だ。
 それからは折り紙をしながらビールを飲んでくつろぎ、18時より晩御飯。ボリューム満点だったよ。

ヴィクトリア見物(4月15日)

 夕べ、ニックとサクラに「明日の朝、泳ぎに行かないか?」と誘われた。キンちゃんは当然快諾したが、アンナは相当疲れているようで、あいまいな返事しかしなかった。アンナはキンちゃんのトレーナー役として一生懸命やり過ぎたのだろう。一方キンちゃんは適当に手抜きをするタイプだから、疲労度はアンナに比べて軽いようだ。

Img_1235 朝、練習していた二人の高速スイマー

 今朝の天候は雨が降ったりやんだり。インターネットでゴゾの天気を調べたが、今日、明日と予報は傘マークだった。案の定アンナは「雨だから」という理由で泳ぎに行くことをキャンセルにした。確かにいつもの太陽ような明るいアンナではない。キンちゃんはアンナに気遣ってキャンセルしたが、私との朝の散歩には付き合ってくれた。

Img_1237 彼らを見つめるキンちゃん

 シェレンディ湾では二人のスイマーが並んで泳いでいた。しかもかなり高速で泳ぎ続けている。明日からのスイムトレックに参加するのだろうか? キンちゃんは「私はもっとゆっくりのクラスに入るから!」とすでに予防線を引いている。

Img_1239 とにかく高速で泳ぎ抜けて行く

 そのうちに5名のスイマーたちがグループで泳ぎ始めた。これはかなりゆっくりだ。ゆっくりだがまっすぐにシェレンダィ湾を出て行く。シェレンディ湾の沖合200mくらいに浮かぶ黄色い浮き台に向かったのだろうか? キンちゃんと私は陸上からシェレンディ湾の先端まで見に行ったが、このグループは湾を出るとすぐに右に曲がって我々からは見えない場所に泳いで行ってしまった。湾の向こうには何があるのだろう?
 湾の中では相変わらず高速のスイマーがタンデムで泳いでいる。その泳ぎを見ながら私たちの気持ちは湾から消えた5名のスイマーの行方だった。
 「アッ、見て! あそこの岩陰から人が出て来た!」とキンちゃんがいきなり指で指しながら叫んだ。指された方向を見ると対岸の岩陰から一人、また一人とスイマーが出て来る。どうやら湾の向こうと繋がる洞窟があるようで、5名のスイマーたちはその洞窟をくぐる冒険スイムに出たようだ。
 「オーイ!」と私が手を振ると、ニックとサクラが気がついて(やはりそれはニックとサクラのグループだった)、「Miyuki、何で来なかったんだ!?」と叫びながらこちらまで泳いで来た。

Img_1241 洞窟探検スイムに出たスイマーたち

 このグループがホテルの前まで泳いで来て、サクラに私が「あすこに洞窟でもあるの?」と聞くと、「そう、人が泳いで通れる洞窟があるけれど、初めは誰か知っている人と行った方が良い。それと荒れていたら無理」と教えてくれた。

 朝食で相変わらずアンナに元気がなかった。キンちゃんは気遣ってテーブルの上にあったナプキンでアヒルを作り始めた。「ホントはお絞りで作るんだけど、やはり紙は上手くいかないなぁ~」とこぼすもアンナはとても気に入ってくれて、キンちゃんにアヒルの作り方を習っている。
 その横で私はナプキンの鶴を折った。そして私たちは折り紙の話になった。
 去年、ドーバーで私はアンナに折り紙のエリマキトカゲを作ってあげた。日本では差し詰めエリマキトカゲなど時代遅れだが、鶴同様に立体的な仕上がりは、形だけを追った二次元的な折り紙より完成度が高いので私は気に入っていた。
 そのエリマキトカゲをアンナは大事にスウェーデンで待つ息子のところまで持って帰ってお土産にした。息子はたいそう喜んだそうだ。たった紙一枚の折り紙だが、そう喜んでくれればこちらとしても嬉しかった。もちろんナプキンの鶴もアンナは大事そうに持ち帰るので、私たちも彼女へのお土産は鶴だなと思った。

 天気は朝から雨が降ったりやんだりだが、朝のほうがやんだ状態が長く、時間の経過に連れて雨の時間の方が長くなっていった。しかも時折大粒の雨が落ちてくる。
 アンナは相変わらず泳ぎに行く元気がなく、それでも「運動」と、我々はアンナと一緒にヴィクトリアの街に行くことにした。

Img_1244 急坂を登る散歩

 前にも書いたがゴゾは石灰岩で出来た岩の島で、海側はそそり立つ絶壁でほとんど浜などない。島内も幾重にも重なる岩の谷と丘で出来ていて、道は丘の尾根伝いに出来ている。ヴィクトリアはゴゾの中心にある町で、シェレンディからは右の尾根伝いか、左の尾根伝いに行く道の二通りしかない。いずれにしてもほとんど平地はないので海からの道は、始めに丘に登る急坂で、それから先はアップダウンの激しい道を歩いて行かなければならない。
 初めてアンナとヴィクトリアまで行ったのは右の尾根伝い。今回は左の尾根伝いから行くことにした。

Img_1245 まるで天まで登れるような坂道

 やはり片道30分はかかる。それでも前は最も近いスーパーで水、ビール、ワイン、パンを買っただけで帰ったが、今回は街の中心まで行くことにした。
 さすがに中心街まで来るとクルマも人もお店も桁違いに多くなる。キンちゃんはさっそくお土産屋さんを覗きに行った。アンナと私は店の外で待っていたが、そのときいきなり店内からキンちゃんの「ギャァァァァァァ~!」という悲鳴が!!!
 アンナと私が慌てて店内に入ると、そこの椅子の上におとなしそうな犬がいて、それにも夢中で気付かないキンちゃんが側を通ったとき、その犬がぺロッとキンちゃんの手を舐めただけの話である。

Img_1256 ヴィクトリアの中心、噴水広場

 キンちゃんの顔には「ウィンドウショッピングに行きたい」と書いてある。アンナの顔には「疲れた」と書いてあった。そこで私は30分後の11時30分に「中央噴水前に集合。それまでフリータイム」とした。
 キンちゃんと私は市内の散策に、アンナは一人コーヒーを飲みに喫茶店に入った。
 そこでキンちゃんは日本円にして約300円也のタオルをゲット! お土産を買うにはやはり中心街まで来なければダメだと考えたようだ。ただビールだけはアンナが「これは絶対に飲まない方が良い」と言う黄色い缶のビールしか売ってなく(地元の人には人気があるらしいが)、結局何も買わずに帰った。

Img_1246 丘の尾根道は曲りくねってうっぷダウンが多い。しかし景色は良い

 ホテルに戻ると「3時に泳ごう」とアンナと約束して部屋に戻ったが、私たちの心配は減る一方のビールの数と、増える一方の洗濯物の数だった。ホテルにクリーニングサービスはあるがコインランドリーはなく、洗濯洗剤まで持参したキンちゃんにとって、最終手段としての選択(洗濯)は風呂場で手洗いだった。
 その間、私は右の尾根伝いの道からヴィクトリアの町までビールを買いに雨の中を歩いて行った。アンナに教わった最も近いスーパーは閉まっていて、更にヴィクトリア方向へ300mくらい歩くと右側にもっと大きなスーパーが!!
 そこで1本500mlのBear Beer(熊ビール:デンマーク産)が0.65ユーロ(約80円)。しかもそれはセールで5本買うと2.8ユーロ(1本あたり約70円)。これは安い! と味が失敗ならともかくとして、いちおう10本ゲット!!
 まあ安く購入できたのは嬉しいことだが雨は本降りになってきて、道路にはデンデンムシがたくさん出て来た。「クルマに轢かれちゃうぞ!」と注意をしても、彼らはそのゆっくりな動きを止めることはなかった。しかしまあこれだけのデンデンムシ、何処から来たのだろう? こちらの人はエスカルゴにして食わないのかな?

Img_1249 ヴィクトリアの坂道

 本当はこのままヴィクトリアの町を横断して左の尾根伝いの道で帰りたかったが、とにかく3時までに戻らなくては。アンナとキンちゃんの約束があるので時間の読める右の尾根伝いの道を帰った。その途中で雨は本降りになり、ようやく私は傘を出す決断をした。
 3時までには余裕で戻ったもののアンナの元気は相変わらずなく、また私たちも今、買ってきたBear Beerの試飲を早くしたかった。そこで今日は泳ぐのを諦めて、またキンちゃんが洗濯物の干し方に悩んでいたので、持ってきた洗濯紐を浴室のシャワーフックやタオル掛けに架けて、簡易の物干し場を浴室に作ると後はキンちゃんとビールの試飲会になった。共通した意見は「そんなに不味くない」だった。そしてビールを飲みながらアンナの息子のために私たちは折り紙を折った。

 アンナとは午後6時に夕食の約束をしていた。キンちゃんは鶴や奴さんを折り、私は番いになるようにもう一匹のエリマキトカゲを折っていた。そのうち「フワ~~~!」とあくびをしたキンちゃんはベッドに潜り込み、そのまま眠りの底に落ちて行った。
 そんなときに限って部屋を叩く音が・・・。午後6時を過ぎたのでアンナが我々の部屋へ夕食の迎えに来てくれたのだ。そっと私はアンナを部屋に入れて、「ミユキが寝ているから驚かせて起こしてやって!」と頼んだ。アンナは快諾してキンちゃんの寝ているベッドの上から「ウワァ~!」とたたき起こした。
 ビックリして起きたキンちゃんと私はアンナへ折り紙のプレゼントをした。彼女はとても喜び、その折り紙を大事そうに抱え自分の部屋に置きに行った。
 アンナの元気が戻ったのはこの頃からである。夕食ではいつものお喋りアンナに戻っていたし、とにかく太陽のように明るいアンナに戻ってくれたのだ。まあめでたし、めでたし!!

身体ガタガタ

 8時から朝食だが、その前にお散歩。すると私たちの、前の週のスイムトレックの仲間たちが7時30分から、ニックコーチと筋肉強化の体操を始めだした。
 皆さんの顔はとてもえらそうだが、今日の私が同じような立場になるとは夢にも思わなかった。
 朝食ではお喋りのアンナがあまり喋らない。「頭が痛い」と言っていた。
キン「今日は練習しなくていいよ。」
アンナ「ううん、私は泳ぐよ。」
キン「薬、持っているか?」
アンナ「持っている。」
と一時間後に泳ぐ約束をした。

 今日は結構沖まで出て行って1時間泳ぎ、ホッとする間もなく
アンナ「ミユキ、縄跳び!」
と縄跳びのロープを渡される。
 昨日よりリズム感が掴め、50回を3セットも出来るようになった。
アンナ「はい、ミユキ腹筋!」
アンナ「はい、ミユキ腕立て伏せ!」
と、エクササイズ、ボクササイズもやり、『こんなはずではないのに・・・』と、1時間やったが、やったことないこともやって楽しかった。

見えにくい方はこちら

 アンナは、腹筋も背筋も腕立て伏せも凄く上手で、『いつもやっているんだなぁ~』と感心した。まだまだ私は動きが鈍いよ。
 その後は40分ジョギング。普段走ったことがない私は大変だが、アンナが私に速度を合わしてくれる。有り難い話しだ。途中凄く景色が良い場所があり、休憩もしたよ!
 走っている時、2003年のロタハーフマラソンに出たこと(『そうあの時もガタガタ道を走ったが、景色は最高だった』)を思い出していた。と、急激な坂道発見。「3セット上まで走ろう!」私は手を思い切り振り、足の歩数を数えたら50回だったが、アンナは半分ぐらいだろうか? 何せ速いわ!
 少し休憩。またもやスイム。さっきよりも速いスピードで1時間泳ぎ、ストレッチでフィニッシュでした。
 約4時間の運動を久しぶりにしたよ。上半身より下半身が痛い。足が筋肉痛になりそう。
 私たちのスイムは道歩く歩行者の足を止め、「オオ、泳いでいる人がいるよ!」と皆さん釘づけになり、石井コーチに「あの人たちはどれくらい泳ぐんだ?」と質問され、それに答えると「ファンタスティックスイム!」と褒められたそうだ。
 18時に夕食の約束をし、アンナと別れ、私はゆっくり風呂に浸かった。バスタブがあることは良いことだ。ドーバーではシャワーしかないからね。

 17時から再び散歩。「あれ~、泳いでいる人が!」その人の横になるように私たちは歩いていた。するとアンナも現れ、ずっと見ていた。多分ドーバーでお会いした方だ!
 案の定「ハ~イ、ミユキ」と、出てくるや否や私の名前を呼ばれた。2年前にドーバーで知り合ったドイツ人だそうで、私は申し訳ないがあまり記憶に無い。彼は今50歳。今年再チャレンジするそうで、今回は練習でゴゾに来ているそうだ。皆さん頑張っているね!

 今日は私たちが滞在しているホテル・サン・アンドレアで夕食。先生とアンナはラザニア。私はペペロンチーノ。昨日もそうだけど、パンとクラッカーが頼んでないのについてくるのは何でかな?
 アンナは白ワインを飲み、上機嫌だ。そのうちニックと彼の婚約者、サクラ(日系2世イギリス人)が現れ、いろいろ聞いた。日本語が通じる方がいらっしゃると頼もしい。
 サクラはコーチで来ていると思ったら、遊びで来ているらしい。明日はドーバー2-wayを泳ぐ方がおり、7時間泳のサポートをするみたいだ。またもやこれを見るのも楽しみだ。2-wayを狙っているスイマーは家族で来ていましたね!

 今日も身体はガタガタで、バンテリン塗って早々と寝ましたよ!

4月14日の写真集

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朝、早めに起きてお散歩です。

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散歩の帰りにニックがスイムトレック(前回の人々)の陸上トレーニングをやっておりました。

朝食はタップリと取ります。

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今日のアンナトレーナーのメニューは、まずは1時間のスイム。

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そこですでに昼食(栄養補給)。栄養補給は1時間毎。

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次に1時間のエクササイズ。(ワン、ツー。ワン、ツー。ワン、ツー、さん、し。)

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途中で今日終わったスイムトレック参加者、スージーと会いました。

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次に1時間のランニング。(トラは付き合わなかったので写真はありません。)

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次に再び1時間のスイム。

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泳ぐ。

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泳ぐ。

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泳ぐ。

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やっと終わりました。

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合計4時間のトレーニング。

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お疲れ様でした。

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びっくり!!(4月13日)

 朝8時から朝食。アンナと約束していたホテルでのモーニングはバイキングでした。ドーバー(イギリス)でのブレックファーストは嫌いだったので『どうなるか?』と心配しましたが、日本並の料理で良かったです。
 パンを焼いていると何処で見た顔が!『フリーダじゃないか!』直ぐに先生に知らせ、挨拶をしました。まさかこんな所で会うなんて思いもよらず、感激して涙が出て来ました。
 アンナ、先生と私の3人が座っていたテーブルにフリーダも座っていろいろお話しました。ニールの息子さん(フリーダのお孫さん)が日本の津波のニュースを見て「美幸、石井は大丈夫か!?」と叫んだそうです。あの時はアンナからも直ぐにメールが来て「大丈夫か!?」と。まだまだ他の方からもメールがあったそうです。まあそんな話しから始まりましたね。
 残念なことにフリーダは明日帰り、代わりにクリフが来るらしいです。知っている方がいらっしゃるので安心です。何せ英語がわからないからね。

Img_1146

 先生は相変わらずの大ぐらい。「バイキングで食べ放題なんだから、昼ご飯の分まで食っとけ!」って感じです。
 部屋にはポットも冷蔵庫も無く不便で、お湯は下のレストランで貰って来ました。さあ次はこの島は初めてだったので、アンナと散歩がてら買い物に行きました。長ーい上り坂を歩き、海をバックに高台まで歩き、景色もなかなか良いですよ。だけど町まで30分は歩かないと着かないよ! とっても痩せそうです。
 アンナが「スーパー」って言ったから期待していたのに、それはそれは小さなお店で、昔の北マリアナ諸島のロタでよく見かけたお店さんぐらいのスペース。ホテルからここが一番近いらしいが、直ぐに食べられる果物はりんごとみかんと洋梨ぐらい。この果物はさっきのバイキングでまるごと一個づつ置いてあったから買わなくても朝「食っとけ!」と言うことで買わなかった。後カップ麺は無いし、パンがチョロチョロあるぐらいで仕方がない。
 水(1㍑×4本)と、パンとトマトとビール(500㍉㍑が5本で5ユーロ:なかなか安いじゃん!)と、後ワインを買って帰りましたよ。まあ、重いこと重いこと。アンナが買った水1㍑×6本を私の三段腹に乗せて歩きました。たまにはこの三段腹も役に立ちますが、下り坂はちょっと荷物がズッシリときて危なかったです。

Img_1151

 久しぶりにフリーダを見て「痩せたね!」と私が言ったら、「二週間で痩せたけど、イギリスに戻ればまた太るよ」って答えた意味がやっと分かりました。私も痩せそうです。
Img_1155
 荷物を置いて一時間休憩。ホテルの前のビーチから一時間泳ぎましたが、風が強いだけで水温はお天気が良いせいか、そんなに冷たく感じなく、気持ち良く泳げた感じです。
 ちょうど昼ご飯時、周りのレストランでは外で食べている人が多く、私たち二人は注目の的で、泳いでいる方も快感を覚えながら楽しかったです。
Img_1165_2 時折、柔らかいものがももた(腿)を触り、それは自分の身を守るために、大きな魚にくっつく小魚で、気色悪く『早く離れてくれないかな?』と、『私は魚じゃないから、くっつかんでくれる?』って感じで、それでも離れずに私の側を泳いでいました。
 一時間泳いでアンナが縄跳びを出し、「美幸やってみりん」と。サンダル履きでやりましたが、20回飛ぶのが限度。そこから陸上トレーニングが始まり、必死でやりました。
 アンナはストロングです。14時過ぎに私たちは帰りましたが、その後も一人で縄跳びをしていましたよ。
 先生はパソコンとにらめっこで私はシャワーを浴びました。氷をレストランで貰って来てビールに入れて飲んで、のんびりしてから町をぶらりと散歩ですが、小さなお土産売り場は欲しいものが何も見つからない。道路工事をしていて風に乗って砂埃が!
Img_1166 そうそうココはお土産売り場よりダイビングショップの数の方が多いみたいですよ!
 いちおうダイバーでもある私はダイビングショップの説明も聞いて、そしたら『ダイビング代も安いじゃん』。「あ~、ダイビングしたいな!」と思いました。
168 5時からアンナと夕食ですが、昼に開いていたレストランは既に閉まっており、ホテルのレストランで食事です。先生はパスタ、私はリゾットで、それがボリューム満点で良かったです。何せ、先生は大ぐらいだからね。
 パスタもリゾットも茄子のスライスで四つに巻かれており、変わっていましたが美味しかったです。
 いろいろアンナとお喋りをして、ホテルに戻るや否やバタンキューでした。

ゴゾ(Gozo)

Img_1146 フリーダとキンちゃん

 今朝、朝食の時フリーダ・ストリーターやニック・アダムス、その他ドーバーで知り合った水泳仲間にたくさん会いました。フリーダたちは2週間滞在していて、残念ながら明日帰るそうです。その代わりクリフがやって来ます。クリフらはそれから2週間滞在して、講師をするそうです。
 アメリカ(カリフォルニア)から来たスージーにも久しぶりに会いました。何だかゴゾでみんなに会えて、ドーバーの同窓会のようです。
 キンちゃんは人気があり、私に会うとみんなは「Miyukiは?」と聞きますが、キンちゃんに会う外国人スイマーは「Ishiiは?」とは聞きません。(ヤキモチ)

Img_1147 荒涼とした大地のゴゾ

Img_1149 朝食後、アンナに案内されてゴゾ島の中心街ヴィクトリアまで散歩です。ホテルからヴィクトリアまでは片道歩いて45分。しかもアップダウンの大きな道を歩き、ようやくヴィクトリアの小さなマーケットに到着です。そこでパンと水とビールとワインを買いました。パン以外は水物ばかりで重い、重い・・・。
 坂道を歩きながらゴゾの景色に目をやると、ホントにゴゾは石灰岩の島だということがわかります。島のほとんどが切り立った絶壁で、ほとんど砂のビーチはありません。土壌が貧しく石が混ざっているし、島のほとんどが斜地なので段々畑が少しある程度です。高い木はほとんどありませんし、畜産が少し行われているようでした。まあ漁業もやっているようですが、見る漁船はすべて丘の上で(土地の立地条件として漁港を作る余地がないかもしれませんが)、海に浮いている船はありません。おそらくほとんどの収入源は観光でしょう。
Img_1161 そのホテルや住居も石灰岩をレンガ状に切り取って積み重ねただけの、まさにレンガの家です。日本のような地震がきたら、津波が来る前に瓦礫の山になっていることでしょう。

 散歩(買い物)から帰ると少しホテルで休憩。休憩後、アンナとキンちゃんはさっそく泳ぎに行きました。場所はホテル・サン・アンドレアの目の前にあるシェレンディ(Xlendi)湾。天候は晴れていますが風速は10mくらいでやや強め、気温は20℃くらいで日本と変わらないように感じますが、私の肉体水温計によると16℃。キンちゃん肉体体温計によると17℃。まあ水温はそんなところでしょう。

Img_1164 沖合2~300mに浮いているボートを目印に何往復かしました。

Img_1169_2 日本でも今頃の時期に水着1枚で泳いでいると注目を浴びますが、ココ、ゴゾでも同様にアンナとキンちゃんはシェレンディ湾の散歩を楽しむ人と、ホテルと海の間で食事を楽しむ(ほとんどのホテルはレストランも経営していて海とホテルの間に椅子やテーブルと出し、そこに食事を出すサービスをしている)人たちの注目を浴びていました。
 1時間ほど泳ぐとアンナはトレーナーになって、キンちゃんと組んで陸上でウェイト・トレーニングです。普段泳ぐだけでウェイト・トレーニングなんてしないキンちゃんは「ウー、ウー!」と声ばかりで身体はあまり動きませんでした。

Img_1170  アンナとは5時に夕食の約束をして我々は引き上げました。もちろんアンナは残って持参したロープで縄跳びなど、トレーニングを続けていました。ちなみにキンちゃんが泳ぐ前に一休みしていたとき、アンナは買い物兼ランニングでヴィクトリアの薬局まで行ってきたようです。実はアンナは私同様鼻炎で、点鼻薬を買いに行ったようです。私に言えば持っていたのに・・・。

 キンちゃんはホテルで入浴後、私と一緒にビールを飲み、これからの予定などを話し合い、散歩がてらにシェレンディの村をウィンドウ・ショッピング。とは言っても一周歩いて回るのに10分も掛かりませんが・・・。そこを3周くらいして村の様子を肌で感じ取りました。

 約束通り5時にアンナと夕食。キンちゃんの大好きなイタリアン・レストランへ。
 楽しい会話も食事を美味しくします。ゆっくり食べると満腹感に時差ぼけも手伝って私たちに睡魔が襲います。(さすが睡魔―!)
 早々と部屋に戻るとそのままベッドに潜り込み、そのまま爆睡しました。

ゴゾに着きました。

ゴゾに着きました。
ゴゾに着きました。
マルタからゴゾに渡るフェリーの中で

成田発の全日空便は定刻通り飛び立ちましたが、出発前に大きな地震があり、空港は安全点検のため一時閉鎖したようでした。
11時間後にフランクフルトに到着。乗り継ぎのため待合室に寄るとテレビのニュースでは「福島の原発事故はIAEAの基準で放射能の危険度がレベル5からレベル7に上がった」と報じていました。最悪です。
そして日本のテレビでも最近馴染みになったこの事故関連の出演者が映し出され、何だか外国まで来た感じがしないというか・・・。まあ確かに世界中の感心を集めているようですが、もう少し明るい話題で有名になれば良いのに・・・。と思いました。
フランクフルト発のエアーマルタ便は、乗り継ぎ旅客待ちで定刻より30分遅れ。約3時間のフライトです。
マルタに着くと「まだか・・・」と待っているアンナとタクシードライバー。挨拶もそこそこにタクシーでフェリー埠頭へ。思ったより広い印象のマルタの中を、すでに暗いのにタクシーは飛ばすこと、飛ばすこと・・・。おそらく普通なら40分の道程を30分で着かせた。
しかし残念ながら予定のフェリーには乗れませんでしたが、1時間待ちで次のフェリーに乗船。中はガラガラで船員と話しながらの船旅。不謹慎ながら地震、津波、原発事故の日本と言えば、世界中の話題をさらっているのだ。そこから来た日本人と言えば、話題に欠かすことはない。フェリーは20分(5km)の船旅。
ゴゾに着くとまたまたアンナが予約してくれたタクシーが待っている。フェリーの旅客のお姉ちゃんが二人、他にタクシーが夜間のためか無いので「同乗させてほしい」と言う。タクシーは大きなワンボックスなので快諾してホテルへ。
これまた暗い夜道を飛ばして10分でホテル、サン・アンドレアに到着。
結局サン・アンドレアに着いたのは24時をとうに過ぎた時間でした。

マルタに行ってきます!

P9090457_2 昨年、ドーバーで知り合ったスウェーデンのスイマー、アンナに誘われて、明日から24日まで、キンちゃんとゴゾスイムトレックに参加してきます。
 で、この話があったとき、「ゴゾってどこ?」とアンナに聞きました。「マルタだよ」と言われ、ああ、マルタか・・・。と思っておりました。「マルタってどこ?」とキンちゃんに聞かれ、「イタリアの南にある小さな島だよ」と答えておきました。
 実際、マルタはイタリアだと思っておりましたが、この話からマルタを少し調べてみると、マルタは「マルタ共和国」という国だと初めて知りました。
 以前流行ったヒット曲、ハーブ・アルパートとザ・ティファナ・ブラスの曲、「マルタ島の砂(The Maltese Melody)」がイメージにあり、ラテン的な島だと思っていましたが、最近ではリビア戦闘機がマルタへの亡命などがニュースに流れ、地理的にもリビアには近い場所なので改めて具体的な位置を知ることになりました。

 スイムトレックとは海を泳ぐ遠足のようなもので、イタリアではかなり流行っており、日本でも最近はオーシャンナビの守谷君が同様なことを行っているようです。
 ですが今回のスイムトレックは、ほとんどがドーバー泳のソロスイマーを対象にした傾向があります。まあ集まってくるスイマーも講師陣も知っているメンバーが多いので、おおよそのトレーニング内容は手の内が知れているのですが、逆を言えば実際にキンちゃんのようなドーバー泳経験者にどのようなことを教えてくれるのか、楽しみでもあります。

 さて、今年のキンちゃんの予定は次のようになります。
     日程表(2011)
  1.SwimTrek (Gozo):4月11日~24日(13泊14日)
  2.デンバー(30時間泳):5月13日~26日(13泊14日)
  3.ジブラルタル海峡横断泳:7月16日~8月3日(18泊19日)
  4.Dover (Channel Swim):8月16日~9月14日(28泊29日)

 今年2月に今年の夏の航空券が発売され始めたので、私は「安い航空券から売り切れてしまう」とイベントの申し込み、航空券の確保、宿の確保などなど、いろいろをバタバタバタバタやっていました。
 ようやくすべての仕事をやっつけて一段落した途端に地震です。仕事でも大わらわだったのですが、何とかやりくりして目途が立つまでに至りました。
 ちなみにマルタのスイムトレックはスイス航空でチューリッヒ乗り換えだったのですが、今回の震災でスイス航空は予約した日に飛ばなくなりました。(それは4月7日に知らされました)
 理由は「震災で」と言うことですが、他の飛行機は飛んでいるのでよくわかりません。きっと“安物”だからでしょう。
 マルタの空港でアンナと一緒にゴゾまで行く約束をしているので、絶対に日程は崩せません。
 その旨をスイス航空の代理店に話すと、ドイツ航空(ルフトハンザ)でフランクフルト経由に変更してくれました。
 で、このチケットが4月8日に送られてきて、内容を確認してみますとこのルフトハンザは全日空との共同運航便なので、フランクフルトまでは全日空で行きます。またフランクフルトからマルタへは、エアーマルタとルフトハンザの共同運航便で飛行機はエアーマルタになります。
 チケットはルフトハンザなのですが、何だかよくわからない・・・・・・。
 ただこれによってマルタ空港ではアンナとの約束の2時間遅れ・・・。アンナにメールして、空港からホテルまでのタクシーの予約時間変更をしてもらいました。

 他にも3月18日に来日予定だったイギリス人は、今回の震災でキャンセルしてきましたし、9月に津軽泳を志願しているオーストラリア人スイマーも事態の進展を推移できるようになったら来日すると言ってきておりますし、10月に来日予定のドイツ人(キンちゃんの友達)も心配しています。
 とにかく地震、津波、原発事故で、世界中のスイマーから「お前たちは大丈夫か!?」とメールをいただきました。その数40通を超え、その返信に私はまる1日かかりました。まったくバタバタは止まりません。

 ブログも更新できず、キンちゃんファンの方には失礼しておりましたが、ゴゾに行ったら少しは更新(報告)できるかと思います。

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