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わくわく、どきどき、台風の目。

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2010年7月の記事

キンちゃんと2wayを泳ぐ(2010年7月6日)湘南の主 13/13.

 アドバイス

 20km泳いだ割には私もニックも元気だ、キンちゃんはやっとエンジンが掛かってきたころだろうか? 風も落ち静かになった海を船着場に向けて進んで行く。冬場と違い泳ぎ終わっても全く寒さがないのでとても助かる。ニックの首周り、背中、上腕などにチャネルグリースが白く沢山残っている。
 宿に戻り、風呂に入ってグリースを洗い流し、湯船に浸かると実に気持ちが良い。ニックはこの後、夕方、顧客とのミーティングがあるので直ぐに帰り支度を始めた。
 宿の玄関フロアーでキンちゃんが、ニックに色々とアドバイスをしていた。
 「栄養補給はもっと早く飲まなきゃいかんよ」
 「ニックは前を見過ぎだ、前を見てもいいことは何もない、船を見て泳ぐこと」
 「時間を気にし過ぎる、いつ、どのように状況が変わるか分からないから、あと何時間、あと、どれくらいと聞いても無駄」
 「もっと、精神力を鍛えなくては・・・」
 「今回は水温が24℃前後あり、温かいので問題なく泳げたが、ニックはどうも低水温に弱みたい、今から低水温の練習は難しいが、この練習はとても大切だよ」等々、的確なアドバイスだと思う。しかし、ニックが何処まで理解できたかは不明である。
 キックが私の問題である、泳ぎ出して直ぐ、左膝の裏が張って痛みが出た。このところ膝の具合がよくなかったので心配していたが、やはりその通りになったしまった。呼吸方法も左右出来るようにしないといけない。プールで泳ぐときはやっているのだが、海はまだまだである。
 でも、とても楽しかった今回の2wayスイムだった。

ジャージー島(イギリス:チャネル諸島)一周ソロスイム

今年7月30日、イギリスのジャージー島(チャネル諸島)で、ニック(Nick Adams: イギリス)が彼の彼女のサクラ(Sakura Hingley)を引き連れて、島一周ソロスイムを行いました。

5294_1132028672393_1577550602_32798 ニックとサクラ

時間は9時間51分42秒。(彼の航跡

この記録は1989年にイギリスのアリソン・ストリーターが泳いで以来です。

ちなみにニックもサクラもチャネルスイマーで、キンちゃんとも仲良しです。

この二人はきっと来年、津軽海峡を泳ぎに来るでしょう。

キンちゃんと2wayを泳ぐ(2010年7月6日)湘南の主 13/12.

 やりました!!

 3人並んで泳いでいたのだが、突然、キンちゃんがペースを上げてダッシュ気味に泳ぎ出した。マイペースで私は後に着いて行く。ニックは私の前をやはりマイペースで泳いでいる。キンちゃんの飛ばしているのは「ゴールが近いからだろう」と思った。ゴール近づくと石井先生から「あと、○○m」のコールがあるのだがそれがない、船上で石井先生がせっせと装備の片付けを始めているのでゴールは近いと思われるが、私は前を見ないのでよく分からない。
 キンちゃんはガンガン飛ばしているようで、キックの水泡が全然見えない。ニックもつられて飛ばしているようで見えなくなった。「何処かな?」と前方を見ると淡島のホテルが見の前に見えていた。船が行き足を落とした、2wayのゴールである。しかし、砂浜に上がるのは危ないのでここまで。でも、足は海底の岩にタッチしている。腕時計を見る、何と6時間を切って5時間50分である。キンちゃん曰く、「6時間が切れそうだから飛ばして泳いだ」そうである。
P7060023_2  とても速いタイムである。キンちゃんはこのコースを既に100回以上泳いでいるそうだが、2wayで6時間を切って泳げたのは多分、初めてだとか。
 キンちゃんのコースレコードになった。
 やはり私は「幸運を呼ぶ男」なのかな?

ジャッキー(Jackie)続報

ジャッキーは地元、イギリスのメディアでも引っ張りダコのようです。

Mail on line

Telegraph

やはり「史上初」はたいしたものですね!!

ちなみにジャッキーがゴールしたフランスのカレーは、キンちゃんも2度ほどゴールしています。

ゴールが同じ地点なだけではたいしたことないか!!??!!

キンちゃんと2wayを泳ぐ(2010年7月6日)湘南の主 13/11.

 立て直し

 後で聞いた話だが、船頭の菊地さんも1wayが早過ぎたので。2wayを心配して、漁に出ていた甥子さんに「潮のゆるいところがないか」と尋ねたら、「岸寄りが良いのではないか」との返事があり、コースを岸寄りに取ったそうである。泳いでいてやけに山並み、家並みが近くに見えると思った訳が分かった。このコースがツボにはまり、追い風、追い波を受けて1wayと変わらぬ速さで進んでいたのだ。
 崩れてしまった泳ぎを途中で立て直すのは非常に難しい、リズムが狂い、方向感覚がずれている。「どうしたものか?」、「先ずは船に上がって休もう」と決めた。
 石井先生に「船に上がります」と告げて、梯子に手をかける。いつもなら腕が疲れて中々上がれないのに、今回は「すっと」上がれる。疲れはさほどないようだ。
 石井先生から「どうしましたか?」と尋ねられる。「方向感覚が狂い真っ直ぐに泳げなくなった。船の風上側に出たので船がよく見えないのと、左オープンなので呼吸時によく波をかぶりうまく呼吸が出来ない。キンちゃんを見ながら泳ごうとしたが微妙にスピードが合わず、キンちゃんを見失って止まり、又泳ぎ出す、を繰り返しているうち、泳ぎのペースがすっかり狂ってしまった。」と答えた。
 船に上がって周囲を見渡すと淡島がすぐ近くにある。「あとどのくらい掛かりますか?」石井先生に尋ねると「50分~1時間くらいです」とのこと。うがいをして石井先生のビデオのインタビューに答えて、10分ぐらい休み、菊地さんに船の風下側を泳いでも良いかと確認して再び泳ぎだした。風も波も先ほどより大分収まったようである。船もさほど風下に寄せられることもなさそうだ。船を見ながら泳げると楽だし、泳ぎのリズムも多少戻ってきたようである。いつの間にかキンちゃん、ニックも船の右側を泳いでいた。船の両側を泳いでいると菊地さんも困るので、2人が私に合わせてくれたのかも知れない。

2年後を迎えた(2012年)ロンドン・オリンピック&パラリンピック大会

  駐日英国大使館より

2010年7月27日(火)、駐日英国大使館(東京)で日本のオリンピックとパラリンピック関係者らと、記念のイベントと交流会が開催されました。

2012年ロンドン大会はエネルギーの効率化などを含む“グリーン・アジェンダ”のもと、夏季大会開催都市としては初めて開催計画の初期段階から環境や地域社会のためにサステナビリティを施していることが強調されました。
例えば納入される材料や除去される廃棄物の半分以上を列車や船で運送したり、競技の全観戦者に公共の交通機関の利用や徒歩か自転車で会場に向かうことを奨励したりするなど、炭素排出量を大幅に削減するシステムを採用するそうです。

“2012年大会開催”という最高の機会を通じて、「外に目を向ける姿勢と寛大な精神を持つ、オープンな英国」、「世界中の国々と繋がる英国」、「ダイナミックな英国」、「クリエイティブな英国」を世界に紹介するそうです。

英国に所縁のある人々がこうした現代の英国を紹介する短編映像シリーズ「iStories」(英国外務省作成)も、あと2年をカウントダウンする7月27日よりオンラインでの上映が開始され、このシリーズの最初に発表されたのは現在英国に留学中のシドニー大会の柔道金メダリストの井上康生氏です。

「iStories」は駐日英国大使館のウェッブサイトで 閲覧できます。

2012年大会に出場する日本の選手のキャンプ地として選ばれたラフバラ大学のキャサリン・ウォルシュ副総長代理もこの記念イベントに参加し、同大学と日本とのパートナーシップについて話してくれました。
選手が使用する施設などの受け入れ態勢の紹介などを通じて、大学が位置するイングランド中部の人々が、日本の選手を歓迎することを心待ちにしている様子を伝えてくれました。

2012年ロンドン・オリンピック&パラリンピック大会公式サイト

キンちゃんと2wayを泳ぐ(2010年7月6日)湘南の主 13/10.

 センサーが狂ってしまった?

 自分では真っ直ぐに進んでいる感覚なのだが、実際にはかなり蛇行して泳いでいるようだ。船上の石井先生から手招きで「こちらへ来い」と合図される回数が増えている。疲れからか方向感覚が微妙に狂ってきているようだ。90度近く曲がってしまうような時もあったように思う。多分、この頃が一番、風波が強く少し大きなひと波で、進行方向を振られていたのかも知れない。やはり船を見ながら泳げないのは辛い。ピッチ数がかなり多くなっているのが分かり、ロングストローク、ボディーポジションを心掛けて泳ごうと修正を試みるがうまくいかない。ピッチ数が60回/分を越すと私は要注意、65回/分を過ぎるとギブアップ。今は多分それに近い泳ぎ方だろうと思う。それでも進む速度はかなり良いペースで進んでいることがわかる。

寺部海岸

寺部海岸
朝7時前に来て1時間半泳ぎました。後は日光浴です。南の風が強く、飛ばされそうです。

ジャッキー(Jackie)BBCに出演

7月27日、ジャッキーがイギリスで毎朝のテレビ人気番組「ブレックファースト」(BBC)に出演しました!

Jackie Cobell - An inspiration to us all - BBC Breakfast News 27-07-10

キンちゃんと2wayを泳ぐ(2010年7月6日)湘南の主 13/9.

 神風が!!

 すぐさま折り返して又、泳ぎだす。1wayがこの速さでゴールしたので、
 2wayはかなり苦戦を強いられる覚悟で泳がねばならないだろう。2年前の2wayの時も、1wayは2時間40分を切って泳ぎ、2wayは何と6時間以上掛かった記憶が蘇ってくる。補給品の1人8時間分は正解かも知れない。
 大瀬崎の浜を後にしてしばらくすると、南西のフォローの風が吹き出してきた。船の風下側を泳いでいるので排気ガスの匂いが鼻を刺激するので、なるべく船から離れて泳ぐ。風速もかなり強まってきたようで、「A旗」、「遠泳中」の旗がはためいている。今まで静かだった海面は風波が立ち始め、時間の経過と共にうねりと波の二重奏が海面を覆い始めてきた。
 いつの間にか2人の姿が見えなくなっていた。「どうしたのか?」と石井先生に尋ねると、「風が吹き出して来たので船の風上側を泳いでいる」と知らされた。「それなら私も風上側を泳ぐ」と言って、船の後を回り風上側に出る。船の風上側と風下側では波の状態がかなり違っていた。呼吸が左オープンの私は船が見えないし、波をまともに食らう呼吸で辛い。進行方向を確認するため、時々右を見なければならない。自分の泳ぎと、波長がうまく合わず呼吸を制限される回数が増えてきた。
 船を見て進行方向を確認することを諦めて、キンちゃんを見ながら泳ぐことにした。しかし、どうもスピードが微妙に違い、しばしばキンちゃんを見失う。止まってキンちゃん、船の位置を確認又、泳ぎ出すを繰り返すようになって来た。止まっては泳ぐ、止まっては泳ぐを繰り返しているうちに泳ぎのペースがすっかり乱れてきてしまった。それでもフォローの風と波に押されてかなりの速さで進んでいることが分かる。

キンちゃんと2wayを泳ぐ(2010年7月6日)湘南の主 13/8.

 快調に飛ばす??

P7060012  呼吸が左オープンのみの私なので、船の右側を泳ぐ。キンちゃんもニックも私と同じ右側で泳いでくれている。ニックとキンちゃんが先行し、私が後を追う展開で進む。キンちゃんは船のすぐそば、船から少し離れて私、ニックは私の更に外側を泳いでいる。
 水温はかなり高く感じる、透明度は悪く1mぐらいか? 風は無く、海面はとても静かだ。時々前を見てみるが、プールより静かで「まったり」とした感じである。左オープンだと伊豆半島の山並、家並みなどがよく見える、しかもかなり景色の移り変わりが早い、かなり速いスピードで進んでいるようだ。
P7060010_2  八戸さんから言われているロングスイムのフォームを私は心掛け、キャッチアップぎみのストロークとボディーポジションを意識して泳ぐ。それが裏付けられるように1wayのピッチ数は1分間50前後位であった。ドーバーのソロを目指していた頃のピッチ数だが、しかしこの泳ぎはかなり辛いものがある。
 1回目の補給時間が来た。淡島はかなり離れている。石井先生に「良いペースのようですが?」と尋ねたら「良いペースですよ、時速3kmぐらいで進んでいます」と言われた。フォローの良い潮をもらっているようだ。ニックは補給品がうまく飲めないようでかなり残している。キンちゃんと私は慣れているので飲むのが早い。石井先生からいつも「10秒で飲め」と口うるさく指導を受けたおかげだ。
 泳いでいたら急にニックに止められる。何かと思って止まると5~6mの長い竹が私のそばに浮遊している。石井先生に後から聞いたのだが、私たちはずっと潮目に沿って泳いでいて、一番外側で泳いでいたニックはずっと潮目に出来るごみの行列の中を泳いでいたようである。
 3人のスピードは殆ど変わらず、さほど離れる事もなく淡々と進んでいる。私はスロースターターなので、30分~1時間ぐらい泳がないとエンジンが掛からない。
 ロングストロークとボディーポジションに注意し、キンちゃんとニックの後を追いながら、又、周囲の景色を楽しみながら泳ぐ。キンちゃんの泳ぎは相変わらずの6ビートで、船のスクリューのように水泡が足先から湧き出ている。ニックのキックは私と同じように感じる、呼吸は右のようだが左右も出来そう。キンちゃんは補給品で何時間経過をよく覚えている。2時間毎に補給品の内容変えているからそれで分かる。時間を私はあまり気にしないし、気にならない、ともかく目的地まで泳ぐだけを意識している。
P7060020  何回目かの補給の合図で止まると大瀬崎の浜が目の前、かなり速いペースで来たようだ。石井先生から「あと500m」のコールが掛かる。前方に白いブイが並んで浮いている。「あれは何ですか?」と先生に尋ねると「大瀬崎の遊泳エリアです」とのこと。ブイの右側を目指して泳ぐように指示される。海底の様子が見えてきた。更に進むと指先に砂が触る。海泳ぎでいつも味わう感触。砂浜に上がる。迎える人は誰もいなかった。腕時計を見ると2時間40分経過、早過ぎる。3人並んで“バンザイ”のポーズをとり、石井先生のカメラに収まる。

ジャッキー(Jackie)訂正

39118_1506284826440_1513862492_3124

ジャッキー(Jackie Cobell)が28時間44分でドーバー海峡を泳いだのは、

2-wayではなく、1-wayです。

39118_1506284666436_1513862492_31_2

そしてこの記録は、1923年に打ち立てたヘンリー・サリバン(Henry Sullivan: アメリカ)の26時間50分(ソロの最長時間記録)を更新したのです。

39118_1506284906442_1513862492_3124

たいしたものですね!!

39012_1506265425955_1513862492_3124 フリーダ(右)と

お詫びをして訂正します。失礼しました。

彼女の泳いだ航跡です。Longest_crossing_copy1_2

ジャッキー(Jackie)

Photo_2

先ほど、ジャッキーがドーバー海峡の往復泳(2-way)を成功させました!

時間は28時間44分(まだ未公認)

たいしたものですね!!

Imaging

キンちゃんと2wayを泳ぐ(2010年7月6日)湘南の主 13/7.

 静かな海

 キンちゃん、石井先生の間で私は「幸運を呼ぶ男」と言われている。キンちゃんは「嵐を呼ぶ女」、石井先生は「トラブルを呼ぶ男」と言われているのだ。案の定、今朝の海はとても静かで穏やかだった。私は朝食にバナナ2本とキンちゃんが持ってきた和菓子を2個食べて、菊地さんの待つ船着場へ行く。
 潮が大きく引いて岸壁から船が下の方にあった。
 菊地さんと半年振りの再会だ。キンちゃんはもうスイムキャップをかぶっている。ニックとは2週間振りだ。ニックはもの静かな人である。彼の上半身特に肩から上腕にかけて、腕の太いこと。私の倍くらいはあるように思う。
 荷物を運び、船に乗り込みいざ、出発。スタート地点の淡島ホテル前を目指す、とは言っても目と鼻の先であるが・・・。
 ホテル前に到着し各自、擦れ止め用のチャネルグリースを腋の下、首周り等に塗りたくる。そして歌舞伎の白塗りのような姿になっていく。
 スタート地点の小さな砂浜まで行くには途中、大きな岩がゴロゴロして危ないからと、「水中スタートにする」とキンちゃんから告げられた。スタート前の写真撮影にポーズをとりスタートを待つ。
P7060004_2  「行くよ!」とキンちゃんから合図があり、いよいよスタートだ。腕時計のストップウォッチのボタンを押す。これから8時間余り泳ぐ、途中どんなドラマが待っているのだろうか?

キンちゃんと2wayを泳ぐ(2010年7月6日)湘南の主 13/6.

 前夜

 民宿「桂」に着き、3階のいつもの部屋で着替えて一休み、窓を開け放ち目の前に広がる海の景色を眺める。海面は風による小さなさざ波でざわついているが、静かな海だ。明日もこの調子でいてくれると良いのだが。
 キンちゃんから「民宿は保健所の査察が入るので、今夜、明日の食事は無しだよ、だから外へ食べに行くからね」と告げられた。夕食までには時間があるので少し横になるといって寝入ってしまったようだ。
 その間、キンちゃんは明日の栄養補給品を作っていた。目覚めてキンちゃんの部屋へ行くとプラティパスに入った補給品がかなり出来上がっていた。
 「何個作ったの?」
 「石井先生から“8時間分用意するように”言われていたので、1人11個だから全部で33個だよ」
 「やっぱり8時間コースを予定しているのかぁ~?」
 早く泳げることに越した事はないが、常に最悪のことを想定して準備をしておいた方が安心である。それにしても33個のプラティパスは半端じゃない数だ。
 補給品を作り終えてから、船頭さんの菊地さんの家へご挨拶に行く。生憎、菊地さんは留守でお母さんが出て来た。
 「明日のスタート時間は石井先生から未だハッキリ聞いていないが、多分6時ぐらいだと思います」と告げて家を後にする。
 夕食は近くの食堂で、そこの女将さんは昔、海女さんをやっていたそうである、小柄で物静かな話し方をする人だった。海女さんとして活躍していた頃のお話を色々聞かせてもらいながら、楽しい食事時間を過ごした。
 宿に戻り、宿のロビーに置いてあったキンちゃんの昨年泳いだ「ドーバーと津軽の報告書」を部屋に持って行き、読みながら時間を過し、寝しなに風呂へ行く。風呂から上がって来た時に石井先生にお会いする。ニックも今、着いたそうである。明日は6時に港に集合と告げられた。

キンちゃんと2wayを泳ぐ(2010年7月6日)湘南の主 13/5.

 久し振りに会う

 7月5日朝、出勤前にキンちゃんから電話があり、
 「費用はニックが泳ぐかどうかで変わるので分からない」と言って来た。
 「分かった、ところでキンちゃんは三島へ何時ごろ着くのかな?」
 「午後2時か2時半頃だと思うよ」
 「三島駅で待ち合わせしよう、じゃ~2時半頃までに行くよ」
 午前中の仕事を終えて大急ぎで家に戻り、昼食を摂って電車に乗り込む、これで一安心。キンちゃんからメールが入る。「12時43分のこだまに乗った。三島には14時16分着」とある。私の方が少し遅くなりそうだ。熱海で乗り換えたとき、三島には14時半頃に着くとキンちゃんに連絡を入れる。
 伊豆箱根鉄道の改札口に、いつもの大きなトランクに腰掛けている、真っ黒に日焼けしたキンちゃんが待っていた。手を振って合図すると、「伊豆長岡駅だよ~」と大きな声で行き先を教えてくれた。
 電車に乗り込み、向かい合わせに座り、あれこれペチャクチャ話し込んでいたら「アッ」言う間に伊豆長岡駅に到着した。キンちゃんに「ここで降りるよ」と促され、慌てて電車を降りる。ザック一つの私だが、キンちゃんは大きなトランクを両手で持って、階段を私よりも早足で昇って行く。私は膝の具合が悪く、平地ではさほど問題ないのだが階段など段差のあるところは痛みがある。特に下りが良くないようだ。
 バスの出発まで30分ほど時間があり、駅の待合室で待つが暑い。隣の土産物店はエアコンが効いて涼しいので店の中をウロウロして時間を潰す。
 キンちゃんは公私共に多忙でとても大変のようだったが、このところ少し落ち着いてきたようで、泳ぎに集中出来るようになったそうである。

ニック、終了

ニック、終了
6時間泳いだところでニックは上がりました。
今、函館に向かって帰航中。

ニック、6時間で

ニック、6時間で
ニック、やはり胃がどうかしてしまったようです。

6時間泳いだところで上がります。

ニック、5時間経過

ニック、5時間経過
ニックが泳ぎ始めてから5時間が経過しました。
天候は曇りに回復しましたが、水温は18℃まで下がりました。気温は22℃。
西の風6〜7m、波高1.5m。

なかり波酔いし、かなり嘔吐しました。先ほどの栄養補給は嘔吐中で摂ることが出来ませんでした。
胃袋に何も入っていない状態での嘔吐はかなりきつそうです。

ニック、スタート

ニック、スタート
おはようございます。
本日04:40、ニック(イギリス人)が青森県下北半島の佐井横にある願掛岩下のビーチから、北海道函館市戸井に向けて泳ぎ始めました。
水温20℃、気温22℃、天候は雨、南の風5m、波高1.5m、現在はほとんど南に流れる潮に逆らって、北西方向に船は向いています。
それでも時折南に下がります。
何とか成功してもらって、イギリスに帰るお土産にしてもらいたいなぁ〜♪

キンちゃんと2wayを泳ぐ(2010年7月6日)湘南の主 13/4.

 気がつけば

 今回参加のニック・シーダウェルはイギリス人で、日本で外資系の会社に勤めているそうである。今年、ドーバー海峡横断泳のソロにエントリーしており、石井先生のところにドーバー海峡横断泳について、色々とアドバイスを受けているとか。そして、ソロ横断泳の必須である「16℃以下の水温で6時間泳いだ」証明書を、石井先生の立会いのもと、今回泳ぐ西伊豆の淡島~大瀬崎間で4月に実施して何とかクリヤーできたそうだ。が、その時泳ぎが余りにも遅く、悪いので、8月の本番までの期間、海練習するようにと石井先生が私を紹介した。
 英語が全く話せない私に、何故か、気がつけば海練習仲間はピーター(イギリス人)、ティム(アメリカ人)、そして今回、ニック(イギリス人)となっていた。ピーターは週末になるとよく電話を掛けてくる。
 「マカベさん、ピーター、明日はどうかな?」
 彼の「明日はどうかな?」には二通りの意味が含まれている。一つは天候と海の状況、もう一つは一緒に泳げるかなである。天候と海の状況はNHKの天気予報をよく確認するように教えたのだが、未だ、いまいち理解出来ないようで、私が泳げない時は「じゃー、明日はサーフィンするよ」と言って、翌日、電話があり、「NHKの天気予報はうそつきだ」理由を聞けば、「予報では波高1mと言っていたのに全然、波なんかなかったよ」である。
 ピーターには「風向に注意せよ」と言ったのだが、北風の時、湘南海岸で1mの波が立つ訳が無い。その波高は沿岸を指していて海岸ではない、「大体、海岸線から沖合5kmぐらいのところの波高だ」と教えた。最近は風向を覚えたようで、「明日は南風だからいい波があるかな?」とも言ってくるようになった。
 ピーターは日本に住んで20年くらい。日本人の奥さんと結婚して大学の教授。日本語ぺらぺらなので、私は安心して話せる。ピーターの友人のティムも大学准教授だが、余り日本語が上手ではない。ピーター、ティム、ニック、私の4人で泳いだ時、彼らの会話に入っていけないのが少々残念であるが、「泳ぎに国境はないかな」とも思っており、あまり気にはしていない。でも、会話に加わったらもっと楽しいとは思うのだが。
 石井先生から「ニックの泳ぎはどうですか?」と聞かれて。私よりも速いと思うと答えたが、「そうですか?」と半信半疑の様子だった。6月の末に4人プラスサポートのヒデさん(ライフセーバーの名手)で大荒れの海の中、江ノ島1周を泳いだ。江ノ島の裏側は2~3mの大波で島からの返し波もあり三角波で、ぐちゃぐちゃな海面の中を冷静沈着なヒデさんのサポートで実に楽しく泳いだ。最後はアドベンチャーコースといって、岩礁と岩礁の間をすり抜けて、実にスリルに満ちた泳ぎであった。ニックはとてもエキサイティングで楽しかったといってとても喜んでくれた。

10時間を超して

10時間を超して
キンちゃん、10時間泳いでようやく大間の北側に出ました。
しかし、大間の風が13mを超し、波高も1.5m、三角波のチョッピーになってきたので、15:10、10時間30分泳いだところで中止にしました。

ご心配いただき、ありがとうございました。

今はお風呂も上がってこれから夕食。
キンちゃん、ガッカリしていましたが、元気です。

ちなみにキンちゃんは自分の泳いだ時間から、大間の町を見て「函館だ!」と思ったそうです。

さあ次はニックです。
「今日と同じ天気だったら、ボクは泳がない」と言っていますが、どうなりますやら・・・。

8時間経過

8時間経過
キンちゃん、青森の佐井を泳ぎ始めてから8時間が経過しました。でも、大間より北に出ていません。
船の方位から見て後方に大間、右舷に函館山を見ている(北東方向に向いている)のですが、進行方向はほぼ北西。ほぼ直角右に進んでいます。
大間の風が西南西で10mを越え、波も1,5mと高くなってきました。
キンちゃん、それでも力泳中です!

キンちゃんと2wayを泳ぐ(2010年7月6日)湘南の主 13/3.

 準備

 鎌倉海浜プールでの練習会から戻り、2wayを泳ぐ為の持ち物等の準備を始める。いつもならキンちゃんがFAXで持ち物表を送ってくるのだが今回は連絡なしである。
 夏場の海練習は海水温が高いので、防寒対策が不要で荷物も少なく助かる。梅雨の季節なので雨具の用意と、日焼け対策ぐらいだろうか? だが私は日焼け対策をしたことは無い、肌には良くないとは思うのだが、一年中、日焼けした肌は私のシンボルでもある。
 石井先生から栄養補給用水筒のプラティパスを持参するよう連絡があった。プラティパスを使うのはキンちゃんと泳ぐ時ぐらいである。キンちゃんに費用はどの位かメールを送ったが、ニックが参加するかどうかで変わるとの返事、この時点でニックの参加がまだ不明だと分かった。

津軽海峡横断泳

津軽海峡横断泳
おはようございます。本日04:40、キンちゃんが北海道に向けて青森は佐井の願掛岩横にあるビーチからスタートしました。
天候曇り、南西の風5m、水温20℃、気温23℃、波高1.0m、視界5マイル。現在はほぼ真西に進路を取っています。

キンちゃんと2wayを泳ぐ(2010年7月6日)湘南の主 13/2.

 フォームの修正

 毎年夏になると、8月末に開催される「湘南オープンウォータースイミングレース」の10kmに向けて、八戸博子さんが「ロングディスタンス用練習会」を開いてくれる。今回は4、5、6月と毎月、江ノ島1周スイムからスタートし、7月、8月はほぼ、毎週末に鎌倉の海浜外プールをメインに、腰越海岸での海練習、そして本番に合わせた逗子海岸から片瀬東浜までのシュミレーションスイムが組み込まれている。
 それは私にとってはとても嬉しい練習内容で、プールでは2時間で5~6km泳ぐ。プールの大会が終わった翌日にこの練習会が鎌倉海浜プールで始まった。「昨日の200mのレースで泳ぎに伸びがなかった」と八戸さんに報告したら、すぐさま私の泳ぎを見て、キャッチアップスイムをかなり泳がされた。
 「100mを50本泳ぐ練習会」のような、私が所属するスポーツクラブ以外の練習会にも参加させてもらっているが、その練習会は殆どが泳ぎ込みで、“スピード”と“泳ぐ距離”が重点でフォームチェックは無い。若い参加者のスピードに私が着いていこうと速く泳ぐことに気をとられて、段々、フォームが崩れてきているようだが自分では分からない。
 なので、八戸さんの練習会は私にとって有難く貴重な練習会にもなっている。そして、今日の練習会の終わり頃にはロングディスタンス向けに泳ぎがかなり修正されたように思えた。

イカ(イガ)

イカ(イガ)
テレビ番組「秘密の県民ショー」で紹介されたこちらのイカ。こちらでは取り立てのイカを朝に「イガ、イガ、イガ〜!」と売りに来ます。
キンちゃんも買いましたよ! 新鮮なイカ!
朝ごはんに新鮮なイカの刺身。旨かったぁ〜!

キンちゃん、明日泳ぐ予定になりました。
ニックは今夜来ます。

津軽に来ました。

津軽に来ました。
津軽海峡横断泳の為、北海道は函館市に来ています。
連日30℃を越す関東・東海に比べ、最高気温でも30℃を超さない(29℃)は涼しく感じます。
津軽海峡は龍飛埼灯台の2010年7月19日、21:00現在の風向が南、風速14m/sec。まだ泳げません。
明日から徐々に凪いでくるようで、可能性としては明後日です。

写真は羽田空港。珍しくタラップから飛行機に乗るキンちゃん。

キンちゃんと2wayを泳ぐ(2010年7月6日)湘南の主 13/1.

P7060003  お誘い

 6月24日(木)仕事帰りの電車の中、キンちゃんから久し振りに電話があった。
 「今度、2wayをやるから一緒に泳ぎませんか?」との電話だった。
 「いつ泳ぐの」
 「7月6日火曜日だよ。先生がニックにも声を掛けているよ」と言った。
 「うん、分かった。前向きに検討するよ、急な話しなので仕事の休みが取れるといいんだが!!」
 「じゃあ~お願いしますね」
 「行けるかどうか、又連絡する」と言って電話を切る。
 2日間で6wayを泳いでしまうキンちゃんだから、2wayなどは朝飯前の軽いウォーミングアップに過ぎないだろう。しかし、私にとっての2way、20kmはかなりハードな泳ぎになる。10km位までなら私の普段の海練習でも泳いでいるが、20kmはかなりきつい距離になる。そうそう泳げる練習ではないので、是非、一緒に泳がせてもらいたいと思った。
 20km泳の前に、私が所属するスポーツクラブのマスターズ大会があり、その練習の追込み時で、泳ぐことに対して今は非常に充実した気持ちではあるが、何せ泳ぐ距離が余りにも違いすぎる。先ずは、プールの大会に向けての練習に集中することにした。
 大会結果は私が一番多く出場している得意種目(?)の200m自由形と、時間の関係で25mバタフライ。特に200m自由形は3分を越えないことを目標に頑張っていたが、昨年の秋にとうとう、3分を切れずガックリりきた。それには原因があった、泳ぎ過ぎによる体調不良、健康管理の問題だった。
 今回は200mに合わせた練習を1回も行わなかったが、「100mを50本泳ぐ練習会」で100mのタイムが50本とも安定していたので何とかなるだろうと考えていた。結果は2分57秒台と3分を切れてほっとした。25mバタフライは17秒台と少々不満の残るタイムであったが、私は競泳ではなく、オープンウォータースイマーだと自覚しているので、これでよしと納得させている。

海を泳ぐのに最も都合の良い日

 毎年、「夏は暑い」、「冬は寒い」と日本の季節は相場が決まっている。しかし「冷夏」や「暖冬」という年もある。だが冷夏や暖冬も「例年に比べて“寒い”とか“暖かい”」と言っているだけで、冷夏と暖冬と比べれば、「冷夏の方が暖冬よりも暖かい」と誰もが知っている。

 気象庁の長期予報ではないが、おのずと海を泳ぐ日は「夏」と相場が決まるだろうし、少し長いスパンで考えれば「6月から9月までが海を泳ぐシーズン」と考えて間違いない。

 ただし「ドーバーを泳ごう」など、具体的な目標があるならそれに合わせた練習が必要であろう。もちろんドーバーでも泳ぐシーズンは“夏”だが、ドーバーは夏でも水温が16℃前後なので、日本の冬でも海で泳がなければならない。

 もう少し短期的な日本の泳ぐ季節を考えてみよう。

  • 6月~7月中旬:「梅雨」と呼ばれる“梅雨前線”が日本の上空に停滞し、天候があまり良くない。しかし降水確率は40%程度で毎日雨ばかりが続くわけでもない。また夏至に近いので昼間の時間が長く、腰を落ち着けて長い距離を泳ぐ人には向いた季節と言えよう。ただし水温はそれほど高くないので要注意。
  • 7月下旬~8月中旬:いわゆる「夏本番」と言われる季節で気温が最高値に達し、水温も上昇する。海水浴がトップシーズンでOWSの企画が最も多い頃。ただし降水確率は25%くらいあるので要注意。まあ日本の夏ではこの頃が最も海を泳ぎやすい季節かもしれない。
  • 8月下旬~9月:水温が最高値に達するが、「土用の波」と呼ばれる波高の高い日が続く。また台風が最も接近するシーズンで降水確率は30%程度。クラゲが大量に発生し、クラゲ対策は必須かもしれない。また秋分の日に近付くので日中の時間は短くなる。中距離を飛ばすスイマー向き?

 海峡横断泳は上記の季節+小潮を考えなければならない。大潮では潮流に流されて成功の確率が低くなるからだ。

 CS&PF(ドーバー泳公認団体)の2010年から2013年までの「泳ぐ期間(小潮)」を紹介しよう。何故ならば潮汐は地球規模の現象なので、小潮の期間には1日ほどの差も無いからだ。

  • 2010年(小潮期間)
       6月19日~30日
       7月1日~10日
       7月19日~27日
       8月1日~8日
       8月17日~24日
       8月30日~9月6日
       9月14日~22日
       9月29日~10月第1週
  • 2011年(小潮期間)
       6月最終週~7月1日
       7月7日~18日
       7月21日~29日
       8月7日~12日
       8月20日~27日
       9月5日~10日
       9月18~24日
  • 2012年(小潮期間)
       6月26日~30日
       7月10日~18日
       7月26日~31日
       8月8日~16日
       8月25日~29日
       9月7日~14日
       9月23日~27日
  • 2013年(小潮期間)
       6月30日~7月8日
       7月15日~20日
       7月29日~8月6日
       8月14日~18日
       8月27日~9月4日
       9月12日~17日
       9月25日~30日

 上記のように、小潮期間は「夏(シーズン)」の中でも7~8回程度。これに「日本の季節で都合の最も良い日(7月下旬~8月中旬)」を加えると、ほぼ2回の期間しか出てこない。

 つまり日本で海峡横断泳などの最も都合の良い時期は、「1年の中で2回の小潮期間で天候の良い日」となる。競泳などに比べると、最も“贅沢”な水泳かもしれない。

 海水浴でも“慎重”を期する人は、上記の日に行うのがほぼ間違いない。

海流

 潮流の往復流に対して、渦の流れがある。この渦はあまりにも巨大なので「一方通行の流れ」と言っても良い。これを「海流」と呼ぶ。(詳しくはこちら

 海流は皆さんご存知の「黒潮」とか「親潮」といった、大海を巡る海水の流動である。漁師は海流も潮流も、他に起因する海水の動きもすべて「潮」と表現するので一般にはわかりにくい。まあ英語でも潮流と海流は「Current(カレント)」と呼んで同じなのでわかりにくくはあるが・・・。

 まあいずれにせよ「海流」と呼ぶ名の説明は諸説あるが、「大海を巡る大規模な渦」と考えてもらって間違いない。

 さて、皆さんは洗濯機の中をご覧になったことがあるだろう。「潮流」は高い位置から低い位置へと流れるポテンシャルエネルギーで海水は移動している。つまり万有引力。ところが渦は、中心が低く、周囲が高い。その等高線に沿って水が移動している。つまり万有引力の説明では足りないのだ。

 まあ渦の説明は物理屋さんに任せるとして、渦の生れる起源をたどっていくと、「コリオリの法則(転向力)」にぶち当たる。この「コリオリの法則」とは、例えば地球のように回転する天体に存在する流動物(水、空気など)すべてに働く転向力なのだ。

 とは言っても、例えば野球でピッチャーが投げるボールやそれを打ったボール、あるいはプロゴルファーの石川遼選手が打った何百ヤードも飛ぶボールでも、「コリオリの法則」など無視してもかまわない。しかし、地球規模で飛ぶ大陸弾道弾のようなミサイルは、コリオリの法則を計算に入れないと標的に命中しない。

 いずれにせよ海流は渦なので、等高線に沿って流れており、例えば黒潮は、その流れの両端で1mほど水位の高さが違う。

 だが、この大海に存在する巨大な渦も、中心が大海の西に大きく傾いており、西岸の流れの方が他の海域に比べて速い。これを「西岸強化」と呼ぶ。北太平洋なら日本付近の「黒潮」とか「親潮」、北大西洋なら「メキシコ湾流(ガルフストリーム:黒潮に匹敵)」とか「ミルキーウェイ(親潮に匹敵)」が有名で、特に黒潮やメキシコ湾流を「二大海流」と呼ぶ。

 ただしインド洋においてはモンスーンによって季節風が逆転するので、西岸強化はない。

 ちなみに海流で「暖流」(例えば黒潮)とか「寒流」(例えば親潮)と呼ぶが、この暖流、寒流の定義として「何℃以上が暖流で、それ未満は寒流と呼ぶ」などのではない。周囲の流れに対して暖かければ「暖流」と呼び、冷たければ「寒流」と呼ぶ。したがって同じ20℃の海水でも「暖流」と呼んだり「寒流」と呼んだりする。つまり海を泳ぐ場合、「暖流だから大丈夫」とか、「寒流だから泳げない」などの発想は危険なのだ。

 日本付近の海流についてはこちらをご覧いただきたい。

鳴門の渦潮(世界三大激流のひとつ)

 潮汐は海面の昇降、つまり物理で言う「波」である。言い方を変えると、波は「波動」ではあるが、海水の「移動」ではない。

 実験をしてみよう。お風呂の浴槽に水をはって、そこにアヒルのおもちゃを浮かべ、浴槽の端で水を叩いてみる。叩かれたところから波の輪が広がって、じきに波の輪は浮いたアヒルまで届くが、アヒルは上下左右に揺れるだけで移動することは無い。ところがその浴槽にお父さんが入ってみたら、浴槽から水が溢れ、その溢れ出る水と一緒にアヒルも浴槽の外に流し出されるだろう。

 この流し出される水は「移動」であり、海で言えば「潮流」と呼ぶ。

 前述でも述べたように、潮汐力は海洋の表面積に比例する。もし仮にあなたが海洋のど真ん中にいれば、潮汐(波)は単なる上下動であって、水平方向へ移動することは無い。

 ところが「海峡」とか「湾口」とか海岸では「単なる上下動」では済まされない。

 鳴門海峡は太平洋と瀬戸内海を結ぶ出入口だが、潮汐力は「太平洋 > 瀬戸内海」となる。つまり満潮時は太平洋よりも瀬戸内海の水位が低くなる。すると太平洋から溢れ出た海水は、狭い鳴門海峡(幅約1,500m)を通って瀬戸内海に入り込もうとする。これ、万有引力の法則。

 逆に干潮時になると瀬戸内海より太平洋の水位が低くなる。低くなればそちらに瀬戸内海の海水が移動するのだ。もしこれが大潮だったとすると、海面の昇降はいっそう激しくなるので、鳴門海峡を通過する水量が増えて、よりいっそう大きな渦が発生する。しかもそれは約6時間毎に規則正しく往復している。これが潮流。言い換えると潮流とは、「約6時間毎に往復している水平方向の海水の動き」なのだ。

 前にも書いたように、「潮汐(ちょうせき)はさんずい(「水」の意味)に「朝」、「夕」と書き、「朝な、夕なに水が動く」となる。つまりこれが潮流」。なんと上手い日本語なのだろうか!?

日本海で潮干狩りが出来ない理由(わけ)

 ところで潮汐力は海洋の表面積に比例する、例えば日本海と太平洋を比較すると、同じ緯度であっても「日本海 < 太平洋」となる。

 潮干狩りは大潮の干潮時に干潟で行われるが、日本海では太平洋に比べると大潮でも干満の差があまりない。したがって干潟が出来にくい。イコール、潮干狩りが出来にくい。あるいは、出来ない。となる。

「潮汐」と書いて何と読む?

 答えは「ちょうせき」と読む。海面の昇降のこと。つまり潮の満ち干の事を指している。まあ詳しくはこちらをご覧いただきたい。

 海水の満潮や干潮の時刻や高さを表にしたものを「潮汐表」と呼ぶ。釣りや潮干狩りで使用するものに「潮時表」とか「潮見表」と呼ぶものもあるが、いずれも「潮汐表」である。

090707_183236 ドーバーの潮汐表(2009年8月:夏時間を使用しているので、世界標準時-1時間です)

 文字として「潮」も「汐」も「しお」または「うしお」と読み、同じ意味であるが、さんずい(「水」の意味)に「朝」、「夕」と書き、「朝な、夕なに水が動く」となる。つまりこれが潮流。そう考えると「潮時表」とか「潮見表」と呼ぶより「潮汐表」の方がステキだと思うのだが、「潮汐」と呼ばれる認知度の低いのが気になる。ちなみに潮汐(潮)を英語では「Tide(タイド)」、潮汐表を「Tide table(タイド・テーブル)」と言う。

 ところで海面の高さの表示は「cm(センチメートル)」とか「m(メートル)」となっているが、これは「最低低潮面」と呼んで、計算上「これ以上低い海面はありえない」と言う高さを「0(ゼロ)cm」または「0.00m」としている。だがこれはあくまでも計算上であって、実際は「-(マイナス)」が付く場合がある。しかしマイナスが付いても数cmなので、実質上あまり問題はないように思われる。

 ところが例えば台風など、極端に低い気圧配置になると、海面の高さは計算よりも高くなる。これに満潮が加わると、「異常潮位」と呼んで、計算上よりも数十cm水位が高くなることがある。これは時折ニュースに紹介されるので、ご存知の方も多いだろう。

 さて、海水を昇降させる力、つまり潮汐力だが、これは主に「天体潮汐」と呼んで、地球で言えば最も影響力のある天体、つまり「月」と「太陽」が支配している。と言って過言ではない。

 ご存知のように月は約29日かけて地球の周りを回っている。したがって新月のときと満月のとき、太陽、地球、月は一直線に並ぶので、潮汐力は大きくなり、海面の昇降が激しくなる。このようなときを「大潮」と呼ぶ。

 「上弦の月」とか「下弦の月」(半月のこと)は、太陽と地球を結んだ線と、地球と月を結んだ線が直角になっているので、太陽と月の潮汐力は分散される。このような時は海面の昇降の差は大潮ほど激しくないので、「小潮」呼ぶ。

 ただ小潮であっても月の潮汐力の方が太陽よりも優位にあるため、海面の昇降は月の位置によっての影響が大きく、昇降の時間は月によって支配されている。

 ちょっと整理してみよう。あくまでも計算上の時刻だが、大潮のときは太陽と月と地球が一直線に並んでいるので、00:00と12:00に満潮になる。そして06:00と18:00に干潮となる。

 小潮の場合は時刻が逆になり、06:00と18:00に満潮、00:00と12:00に干潮となる。

 ただし、上記の時刻はあくまでも「計算上」であり、実際は地形や地球上の位置、海水の粘性による摩擦抵抗などで、計算よりも遅れる。同時に地形や位置は、海面の高さにも差が出て、昇降の大きい、あるいは小さな地域が出てくる。

 いずれにせよ海面の昇降はほぼ6時間毎に満潮になったり干潮になったりを繰り返している。(地域によっては1日に2回、12時間毎の場合もある)

 また潮汐は月による支配がほとんどなので、ほぼ1週間毎に大潮、小潮、大潮、小潮が繰り返されているのである。ちなみに大潮と小潮の中間に、「中潮」と呼ばれる期間もある。

何じゃりゃ、こりゃぁ~!!

シャーク・サーファー

マネは・・・、しない方が良いでしょう!!

嬉しいなぁ~!!

 最近、我社「(有)フジタヤ」のパートさんを、時間があれば私が通っている「ロイヤルスポーツクラブ2」に連れて行き、一緒に楽しんでいます。

 初めて行った日はまだビート板も持てず、ウォーキングもままならず、「歩けない! ヨタヨタ曲がる!」と言いながら、それでもコツを掴み、1時間歩き、サウナに行き、ジャグジーに行き、風呂に行き、「大丈夫かな?」と思いつつもまた誘うと「行く」と言い、今度はアクアダンスを30分の教室に入れ、躍らせました。

 まあパートさんは63歳のご婦人ですけれど、ゴルフに関してはアマチュアプロ並み! 運動神経は良いのです。

 その後はプールで“ブクブクパー”(息継ぎの練習)から始まり、壁キック、毛伸びを何回も何回も一緒に練習をしました。

 そして水泳練習3回目の日曜日。私は5km泳いだ後、調度そのパートさんがやって来たのでビート板を持たずのキック練習をいろんなやり方でやり、時には毛伸びを入れたり板付きクロールで息継ぎの練習を入れたりで、少しずつですが教えて行きました。

 彼女は「上手くなりたい!」と。その一生懸命な姿は上達が速いです。

 疲れた後はアウスグースで疲れを取りましたよ。

 さあ今日が4回目。

 ヨガの教室に行ってからプールレッスンですが、デブ(私)は丘の上は苦手ですね! 死ぬかと思いましたよ。

 でも「肩凝りが取れる」とか、「身体が楽になる」というのでやってみました。

 ところが想像よりなかなかしんどいです!

 その私の表情を見たロイヤルの友達に会うや否や、ハグしてきて「美幸ちゃん、無理したらいかんよ!!」と言われたのにはビックリ!! きっとそれほどひどい顔つきをしていたのでしょう。

 後で鏡で自分の顔を見て再びビックリ!! 疲れきった顔に、友だちの言った言葉がよく分かりました。なかなか出来ない体験が出来ましたよ。

 さあ次は私のプールレッスン開始! 知らぬ間に生徒さんが三人に増え、基礎から始め、徐々にやって行きます。

 最後に今まで一緒に練習していた我社のパートさん(アマプロゴルファー)は、25mを泳いでしまいました!! スゴイ!!

 もう一人の生徒さんはいつも午前中に来るのですけれど、「今日は雨が降っていたので暗い気持ちでロイヤルに来た。だけれど今日はあなたに教えてもらって雲っていた心が晴れた!」と言ってくれました。

 たいしたことしてない私ですが、お役に立てて、とっても嬉しい日でした。

 そしてまた久しぶりに、たまに私が水泳を教えていた生徒さんに出会いましたが、それはもうスゴく凄く上手くなり、もう私の出番がなくなるぐらい上達されていました。

 特に私の周りには「上手くなりたい!」と情熱を持って練習されている方がたくさんいます。

 その前向きな姿勢に「私も見習わなくてはいけない!」と思う、今日この頃です。

Sp5170012 酔う前の私・・・

Sp5160010 よった後の私・・・。エッ!? 「怖い~!」だなんて言わないで!! 仲良く練習しましょう!!

「キンちゃんが行く」Vol.36-終

   データ

日 付:2010年7月6日(火)
場 所:静岡県沼津市淡島~大瀬崎間(約10km)
泳 者:キン 湘南の主 ニック
記 録:トラ
タイプ:2-way solo swim
 1st leg: 淡島(06:26)→ 大瀬崎(09:09)=2時間43分
 2nd leg: 大瀬崎(09:09)→ 淡島(12:16)=3時間07分
     2-way合計=5時間50分

天 気:曇り時々小雨
水 温:24.5~26.8℃
気 温:26.3~27.5℃
視 界:5海里
波 高:0.5~1.0m
風 向:主に北
風 速:1.8~4.6m/sec
流 向:スタート時は主に西、09:00頃転流、後、主に東
流 速:0.0~0.5kn
ピッチ:キン:59~62 湘南の主:48~64 ニック:49~58回/分
補給品:炭水化物+加糖+お茶または紅茶=300ml/40分毎
潮 汐:内浦三津(北緯 35度01.0分 東経138度54.0分)
   2010/07/06(火)
   日出 04:36      日入 19:01
   月入 13:27      月齢 23.7
   潮名 長潮
   干潮 06:23 0.62m   満潮 13:16 1.19m
   干潮 17:55 1.02m   満潮 23:56 1.37m

「キンちゃんが行く」Vol.36-2

   三人でゴール

 大瀬崎でのリターン後、40分目で景色を見ると、「良い所まで泳いでいるじゃん!」、「潮が見方してくれたか?」と思いました。

 追い波、追い風。ラッキーでした。

 2-way目も皆へこたれず泳いでいる。気を抜く暇が私にはない。

 “後1時間”という所で眞壁さんが船に乗ってしまいました。どうも波で三半規管がやられたようです。ところが10分ぐらいしたら、また戻ってきました。

 良かったです。三人でゴールしたかったからです。

 でも計算をしたら、「6時間を切れるのでは?」と考え、私は独泳に変更。ダッシュで船と皆を置いて淡島へ。

 2-wayで5時間50分。ファーストレコードでしたよ。

 ニックも初めての20km泳だったし。三人でゴール出来て最高でした。

P7060023 ゴールの写真ですが、スタートの写真とあまり変わっていないような・・・。

「キンちゃんが行く」Vol.36-1

   仲良しスイム

 津軽、ドーバーへ行く前の最終練習、7月の調整期間に入りました。

 「今回は2-wayで良い」と石井先生に言われ、一人で泳いだらもったいないと、真壁さんとニックを誘い、一緒に泳ぎました。

 泳ぐ前、多分1-wayは一緒ぐらいのスピードで、2-wayからは皆がへたばって、私が先頭を切って励ます場面を想像しながら誘いました。

 ところがドッコイ現実は、1-wayから私は置いてきぼり。ついて行くのが必死でありました。

 先生は「どんぐりの背比べだ!」と言っていましたが。ニックは4月に一緒に泳いだ時のペースとはかなり違い、とても速かったです。

 どんどん景色が流れ、1-wayが2時間42分。こんなに早く着いたら帰りは逆潮で、“6時間”を誰しもが予想していました。

 「ニック、リターン6アワーズ」と話すと、ビックリした顔つきで先生に尋ねていましたからね。まあ運次第ですね。

 栄養補給は一人当り8時間分は作っておきました。

P7060005 潮が引いているので岩が出ており、ビーチには上がれません。水中スタートです。

「キンちゃんが行く」Vol.35-終

データ

日 付:2010年6月22日(火)
場 所:静岡県沼津市淡島~大瀬崎間(約10km)
泳 者:キン
記 録:トラ
タイプ:6-way solo swim(後半)
 4th leg: 大瀬崎(05:56)→ 淡島(12:22)=6時間26分
 5th leg: 淡島(12:22)→ 大瀬崎(15:42)=3時間20分
 6th leg: 大瀬崎(15:42)→ 淡島(19:00)=3時間18分(中止)
   後半3-way合計=13時間04分
     6-way合計=26時間12分

天 気:雨のち曇りのち薄曇りのち晴れ
水 温:23.0~26.0℃
気 温:22.9~27.0℃
視 界:3~10海里
波 高:0.5m
風 向:主に西
風 速:0.4~5.7m/sec
流 向:主に南西
流 速:0.0~0.5kn
ピッチ:56~62回/分
補給品:炭水化物+加糖+お茶または紅茶=300ml/40分毎
潮 汐:内浦三津(北緯 35度01.0分 東経138度54.0分)
   2010/06/22(火)
   日出 04:30      日入 19:01
   月出 15:06      月入 00:46
   月齢 9.7       潮名 中潮
   満潮 00:56 1.42m   干潮 08:16 0.40m
   満潮 15:19 1.36m   干潮 20:22 1.00m

すごい世の中だ!

本日7月9日、ドーバーのビーチでボランティアをしているクリフ・ゴールディング(キンちゃんとも仲良し)が、これまた会えばキンちゃんの頭を“ポン、ポン”とたたくニック・アダムスを船に乗せて、イギリス夏時間08:33にシェークスピア・ビーチをスタートしました。

Image 右から2番目がクリフ

船はキンちゃんご用達のSUVA、パイロットはニール・ストリーター。

このフランスまでの道筋を、こちらでリアルタイムに見ることが出来ます。

今、船上にいるニック・アダムスに私も応援メールを出しました。

まあ何と言うか、日本からSUVAまでリアルタイムに通信が出来て、リアルタイムに位置情報が入手できる。

スゴイ世の中になったものだ!!

「キンちゃんが行く」Vol.35-9

水着

 この二日間で着た水着はラノリンが染み込み、ベタベタで伸びてしまったので“さようなら”をした。お疲れ様。
 「水温が高い」と先生にベッタリ塗ってもらったラノリンは、水温とお天道様の光で溶けてしまい、私の身体は肩紐で擦れてしまった。今以上に真っ黒になり、段々と私らしい肌に変化していく。足の裏も焼け、一皮剥けたよ。
 多分、私は自分の持っているTシャツの数以上の水着を持っている。海で使うとラノリンで直ぐに駄目になってしまうから、プールで使ったお下がりを使っているよ。

Image429 大瀬崎の折り返し

「キンちゃんが行く」Vol.35-8

反省会

 無事に練習が終わった後は、菊池さん(船頭さん)のお母さんお手製料理をいつも食べている。今日は泳いだ後なのに全部食べてしまった。疲れも全くなく、身体も全然痛くないよ。元気だ。
 二日間いろいろと皆さんお世話になり、ありがとうございました。そして、周りの皆さんありがとうございました。

Image393 お世話になりました。キンちゃん、一生懸命泳ぎます。

「キンちゃんが行く」Vol.35-7

6-way目

 案の定ちっとも進まない中を力泳中。そんな折、先生から「何とか」と言われたが、よく聞こえない私は無視をして、目をつむり、波の音を感じながら「ジャッキーのお母さんはキンちゃんだよ」と何回もつぶやく。そう私の家には今、可愛い子犬“ジャッキー・リー”が一緒に住んでいるからである。
 かなり淡島近くまで来たが、栄養補給切れで6-wayは中止になった。それでも13時間以上は泳いだよ。
 これまで導いてくれた、先頭さん、先生には、感謝します。

100428_0911251_2 ジャッキー・リー(メス)

「キンちゃんが行く」Vol.35-6

二日目(後半)

 昨日からの続きで4-way目は大瀬崎からスタート。最近の経験により、追い潮の予定でこのメンバーの頭の中は誰しもが考えていた。
 本当に自然は面白いもので、一日一日の変化がかなり大きい。始めの40分の栄養補給からかなり進んでないのが分かる。次の補給で「やっとここ?」。「三回目? 同じ景色」。「四回目、同じ景色」。ちっとも進んでないように見える。
 と、船が私を沖に誘導。ちっとも進まない中、ダラダラと泳いでしまった。

 5-way目は「追い潮だ」と判断。3時間を切る目標で泳いだが、途中、「切れない」と分かる。と、マイペースの泳ぎに代える。
 段々、時間も経ち、6-way目は「時間的に泳げない」と、私は泳ぎながら遊びだす。栄養補給の時、飲んでもロープを離さず先生が引き上げるロープと戯れながら、重たい身体を引っ張ってもらった。
先生「こらぁ~、離せ~、泳げ~!」
私「やだも~ん。早く引っ張って!」
と、ラッコ状態。隣で菊地さんが笑っているよ。
 『しょうがない、ロープを離してやるか。』と、また泳ぎだした。
「ああ、5-wayでかなり時間が経っているよ。6-way目は時間がないからもういいよ。だって逆潮でまた6時間掛かるのは目に見えて分かっているよ。今から折り返して泳いでみん。16時間は、掛かるよ。」
 5-wayが終わる寸前に私は「先生、5-way目は時間がかかるよ。」と告げると、「いいから、泳いでみな分からん、早く泳げ!」と言う。「分かったよ」と、怒りながら泳ぎだした。
 まあここで終わってもまだ9時間30分しか泳いでいないから、降り返すのは当たり前だろう。今は「6-way完泳」も大切だが、「水温が暖かいので時間をなるべくたくさん泳ごう」に目標が変わっているのである。

Image428 栄養補給

2nd leg

2nd leg
何と、2nd legは3時間07分!!
2-way合計で5時間50分!!!
たぶんベストタイムじゃないかなぁ〜♪
だいたい往路が良いと復路がダメとか・・・。あるいは両方ダメとかが普通ナンですが、往復良いとはねぇ〜・・・。
菊地さん(船頭さん)に言わせると、「あと30分遅かったら6時間コースくらいの速い潮が来たから良かったよ!」と。
ホントにラッキーだったかも!!!

三人三容

三人三容
三人三容
三人三容
写真は上から誰でしょう?


答え 上から
湘南の主さん
ニック
キンちゃん
の3名でした。

1st leg

1st leg
何と潮にも助けられて、1st legは3時間を大幅に切った2時間43分。
ただ帰りは潮に逆らって泳ぐのでどうなりますやら・・・。
しかし、とりあえず3時間を切った力泳には称賛しましょう!

三人の海練習

三人の海練習
おはようございます。
本日、ニック、湘南の主さん、キンちゃんの三人による淡島〜大瀬崎2-wayです。
重い雲が垂れ込む06:26に淡島を出発しました。
本日がキンちゃん、津軽、ドーバーに行く前の調整練習になります。

内浦三津
北緯 35度01.0分
東経138度54.0分

2010/07/06(火)
日出 04:36
日入 19:01
月入 13:27
月齢 23.7
潮名 長潮
干潮 06:23 0.62m
満潮 13:16 1.19m
干潮 17:55 1.02m
満潮 23:56 1.37m

7月4日 海練習

7月4日 海練習
久しぶりに吉良吉田の恵比寿海岸で海練習を開催した。
だが実は7月に地元の海で練習するのも珍しいのだ。
いつもイギリスに行っているからね。
気のあった仲間に「海で泳ごう」と誘う時期は5月のゴールデンウィークが終わってからとか10月とかで、世間の方は「寒いから嫌だ」と言われる時期に私はメールをする。
年がら年中泳いでいる私にとって、「海は一年中入って泳げる」と思っている感覚だから少し違うみたいだが、誘えば仲間はウェットを持って来て練習をするのだ。
いつも言われる。「もう少し暖かくなってから練習しようよ」と。
「いつも感覚がズレれているんだから!」と言われ、「ああそうか!」と気付く。
まあ今回は水温が高すぎて、泳いでいて眠くなりそうだったけどね。

この日、お昼の12時集合だったので、9時からプールに行って3km泳いで肩を回しといたよ。
今回の海練習でも3kmぐらい泳いできた。
やはり海で泳ぐと気持ちが良い。
プールという四角い箱の中は退屈だからね。

最近よく脇の下が擦れるんだよね。
ワセリンを塗らなかったけど、「1時間ぐらいなら塗らなくても大丈夫!」と思っていたんだけどね。
デブになったのかな?
昼からは風が吹いてくるが、泳ぐには問題無し!
遠くの梶島がくっきり見え、景色は最高だった!!
ビールでも飲んで寝転びたい気分だったよ。
写真は朝、味ご飯を作り、トウモロコシを茹でたので、皆さんで頂いているところです。

「キンちゃんが行く」Vol.35-5

データ(前半)

日 付:2010年6月21日(月)
場 所:静岡県沼津市淡島~大瀬崎間(約10km)
泳 者:キン
記 録:トラ
タイプ:6-way solo swim(前半)
 1st leg: 淡島(05:29)→ 大瀬崎(08:48)=3時間19分
 2nd leg: 大瀬崎(08:48)→ 淡島(13:03)=4時間15分
 3rd leg: 淡島(13:03)→ 大瀬崎(18:37)=5時間34分
   前半3-way合計=13時間08分

天 気:曇りのち雨のち曇りのち薄曇り
水 温:23.0~23.5℃
気 温:23.9~25.7℃
視 界:5海里
波 高:0.5~1.5m
風 向:主に南
風 速:1.0~13.4m/sec(最大瞬間風速16.4m/sec)
流 向:午前中主に西、午後は東
流 速:0.0~0.8kn
ピッチ:58~62回/分
補給品:炭水化物+加糖+お茶または紅茶=300ml/40分毎
潮 汐:内浦三津(北緯 35度01.0分 東経138度54.0分)
   2010/06/21(月)
   日出 04:30      日入 19:01
   月出 14:00      月入 00:11
   月齢 8.7       潮名 若潮
   満潮 00:02 1.43m   干潮 07:14 0.52m
   満潮 14:02 1.27m   干潮 19:03 0.93m

瞬間衝撃映像:サメとのキスにはご注意を!!

サメの目が“攻撃色”になるとヤバイです!!

Moments of Impact: Shark Bite on the Kisser

(衝撃映像はCMの後に)

「キンちゃんが行く」Vol.35-4

二日で6-way(前半)

 当初、先生からは「21日(月)は4-way、22日(火)は2-way」と言われていた。ところが・・・。
 淡島からスタートをするが、風が強くてホテル前のビーチには上がれず、「ここら辺」と思った所でスタートした。
 1-wayから向かい風、向かい波だったが力入れずに泳ぎ、40分の栄養補給でかなり進んでいたので、「潮は私を運んでくれている」と判断。マイペースで泳ぎ1-wayは順調に終了。2-wayも順調だったが、最後、淡島まで1kmの地点で逆潮に出会い、40分も掛かったよ。
 同じ景色を観ながらの泳ぎは苦痛に始まるが、“泳げば着く”という気持ちをモットーに泳いで行く。
 折り返し3-way目、またもや逆潮、逆風。でも何だか凄く楽しく、『途中で止めたくない』と思った。時折、波にさらわれバック(背泳)状態に! 『津軽泳いでいるみたいじゃん!』と、本当に楽しかった。この時、思ったよ。『遠泳は辛くて悲しくて楽しい』って。
 で、結局4-way目を泳ぐには時間が無くなってこの日は3-wayで終了。

Image391_2 ミズナギドリ

この季節になると日本に渡ってくる海鳥。

人懐っこくて、キンちゃんに寄ってくる。

「キンちゃんが行く」Vol.35-3

眠たくて

 疲れが溜まっていたせいか、新幹線の中で私は寝てしまい、“あっ”という間に三島駅だった。先生は休みだったのでホームまで迎えに来てくれた。でも眠たくて機嫌が悪い私。「久しぶりに会ったんだから、もう少し嬉しそうな顔したら?」と言われるぐらい笑顔も出なかった。
 民宿「」に着くと、先生が「今日はオレが栄養補給作るから、原稿を書きなさい。」と言われ、パソコンを目の前に置かれる。明日から6-wayを泳ぐので、神経を泳ぐ方に集中して早く寝たいのに・・・。余計に機嫌が悪くなり、慣れないパソコンを打ってサッサと寝た。
 先生は夜型、私は朝型。タイプが全然違うのである。

Image387 行ってきます!

「キンちゃんが行く」Vol.35-2

20日(日)感動を秘めて

 この日は朝4時から仕事。そして6時からいつも私がお世話になっている“高橋トライアスロンステーション”が主催する「トライアスロンフェスティバルinフォレスタヒルズ大会」のお手伝いに行く。開催場所はトヨタフォレスタヒルズ。
 我社“フジタヤ”からは「ジャンボ花見団子」50本を提供。子供たちへの参加賞だ。普通の小さな花見団子12本分の大きさで、「この団子どうやって食べるんだ?」と、家族の夕食の団欒で話題になるのを狙ったものだ。(ジョークとして)
 腕にゼッケンナンバーを書いたり、ゴールで紐を持ったりするのが仕事で、毎年やらせて頂いている。久しぶりに見るレースは感動するばかりで、一生懸命やっている姿を見ると涙も出てきた。
 今回、私の義弟が初のトライアスロンレースに参加したが、一生懸命さが凄く伝わり感動し、応援したよ。間近で観戦出来るので、一人一人の表情もよくわかる。皆さん、諦めずに完走していた。
 こんな感動を胸にいっぱい秘めて、私は14時の新幹線で三島へと足を運んだ。

Image406 菊池さんと

ゼリーと魚でクラゲ♪

クラゲのことを英語で「ゼリーフィッシュ(Jellyfish)」と呼びます。

ゼリーはプルンプルンのお菓子でもわかるようなゼリー。

フィッシュ(Fish)はご存知「魚」。

「ゼリーと魚でクラゲ♪」

「JELLY + FISH = JELLYFISH♪」

ちょっとコミカルで笑ってしまう「クラゲ」の歌を聴いてみませんか?

「キンちゃんが行く」Vol.35-1

多忙の中の連続葬儀

 6月16日(水)、海練習から岡崎に戻り、マッサージを受け、和菓子の注文の品を配達、19時より安城で親戚の叔父さんのお通夜。
 翌17日(木)、11時から告別式。工場長が休みなので仕事も山ほど。従業員の朝ごはんと昼ごはんを私は毎日作っているのでその用意。その矢先、Sさんが亡くなり今日、お通夜。名古屋なので17時に家を出て19時から。
 もうてんてこ舞いで水曜日、木曜日が過ぎた。
 金曜日には12時30分からの告別式で、最低でも11時に家を出なければならない。朝、仕事をして、昼ご飯の用意をして、日曜日から行く海練習、葬儀の香典費用を郵便局に下ろしに行き、その帰りにクルマをぶつけられてしまった。

 警察に電話したら「交番に言ってください」と。30分待っても来ず、10時30分にようやく現れて、事故証明を取る。そしてそそくさと帰宅。
 事故の詳細を言えば、一時停止で止まっていたクルマが急に出て来てビックリ!! 私のクルマの後ろのタイヤにぶつかり、相手のクルマはグチャグチャだよ。
 相手の運転手は叔父さんで、「すいません。すいません。僕が全部悪いです。急にクルマを出したから。」と言っていたが、助手席から降りてきた奥さんは、「うちのクルマ、グチャグチャじゃん!」だって!! あまり怒らない私も“カチン”ときて、「私は出過ぎて止まっているのを確認して走っただけなのに、ぶつかってきたのはお宅でしょ!」と言ったよ。
 相手は軽四だからグチャグチャになるのはしかたがない。私だって買ったばかりの高級新車に傷つけられて腹が立っているのに。この奥さんのお陰で謝っている旦那さんのメンツないよな。一辺に“許そう”という気持ちは揉み消されたよ。

 帰宅後、慌てて喪服に着替え、葬儀に出掛ける。最後、棺桶に入っているSさんにお別れを言いながら生花を入れると、横で3歳になるSさんの娘さんが「パパ~、パパ~、パパ~、遊んでよ~!」と泣きじゃくっている姿を見て、私もまた昔の元気だったSさんを思い出し、涙が溢れ出た。
 亡くなるのが早かった・・・。でも病気には勝てない。お二人にご冥福をお祈りします。

Image385 私がキンちゃんです。

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