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わくわく、どきどき、台風の目。

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2010年2月の記事

ドーバーの潮流(おまけ)

去年(2009年)9月19~20日、リサ・カミンズ(Lisa Cummins)は、アイルランド人初(史上20人目)の2-wayチャネルスイマー(ドーバー海峡完泳者)になりました。
時間は35時間20分(非公式)、(1st leg: 14時間36分、2nd leg: 20時間24分:非公式)。

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ずいぶん流されていますね。
これは「泳いだ」+「流された」=流泳距離です。

キンちゃんもやはり同じ女性として、35時間くらいは我慢して泳げるようになっておかなければならないのかもしれませんね。

ドーバーの潮流(パート・ツー)

ドーバーの潮流(写真)」をご覧になった方から質問が届きました。
この場を借りてお返事します。

潮流とは潮汐(ちょうせき:潮の干満)によって起因する海水の移動です。
海の潮汐力は、海洋の面積に比例します。
つまり太平洋や大西洋などの海洋(大海)は、日本海や北海などの小さな海に比べて潮汐力による影響が大きい(海面の昇降差が大きい)のです。
例えば渦潮で名高い鳴門海峡ですが、太平洋の大きな海面の昇降に対して、瀬戸内海の潮汐力はごく小さいですから昇降はあまりありません。
そこで太平洋の海面が高くなれば、海水は低い海面の瀬戸内海に流れ込もうとして、狭い鳴門海峡を抜けるから速い流れが誕生して渦が出来上がります。
次(6時間後)に太平洋の海面が低くなれば、高い方の瀬戸内海の海水が太平洋に流れ出ようとして速い流れが生まれて渦が誕生します。
潮汐は1日にほぼ2回(干潮を2回、満潮を2回)経験しますから、潮流はほぼ6時間ごとに往来する往復流となります。
ですから鳴門の渦潮は6時間ごとに太平洋側で発生したり、瀬戸内海側で発生したりを繰り返しています。
詳しくはこちら

ドーバー海峡は大西洋と北海との接点です。
ただ日本付近と大きく異なることは、その干満の差の大きさです。
小潮でも海面の昇降は3m程度、大潮になると7mくらいになります。
日本付近の3~4倍程度ですね。
昇降の差が大きければ大きいほど速い潮流を生みますし、特にドーバーは水深が最大でも40mほどと浅い海峡です。
ですから潮は余計に速くなります。
しかし、ほぼ6時間ごとの往復流になることには変わりありません。

ですからドーバー海峡横断泳を成功させるためのポイントは、「12時間で完泳すること」です。
どんな大潮でも12時間でかなり元に戻りますから。
・・・まあ厳密に言うと元には戻らないのですが・・・。
なぜならば相次ぐ干潮(満潮)は、その潮位(海面の高さ)が異なるからです。
このブログの右側に

内浦三津の潮汐
静岡県沼津市

というのがあります。
このグラフをご覧になっていただくと、相次ぐ低潮(干潮)面と高潮(満潮)面の潮位に差があることがわかります。
高い方の高潮を「高高潮(HHW)」、低い方の高潮を「高潮(HW)」、高い方の低潮を「低潮(LW)」、低い方の低潮を「低低潮(LLW)」と呼んでいます。
潮位に差が生れる原因は、地球の赤道面が太陽の黄道面に対して約23度傾いていますし、月の白道面も黄道面に対して約6度傾いているからです。
つまり天体による潮汐力は地球上で「フラついている」ということです。
しかし大雑把に言えば12時間でかなり戻ります。
ところが“海”ですからね、他にもいろいろ原因はありますし、そうは問屋が卸さない。
ですから泳ぐ期間は小潮期(干満の差の最小期)に限られているんですよね。
でも“12時間程度で完泳出来そうな信頼のおけるスイマー”は大潮でも天気が良ければ泳がせてくれます。キンちゃんがそうでした。
まあ天気が悪いので実施にはいたりませんでしたが・・・。

また12時間以内で泳げる人は確かに最短距離の34kmに近い数値で泳げます。
しかしそれ以上かかる人はドーバーに最も近いグリ・ネ岬に到着できる可能性が低くなることから多少は泳ぐ距離が長くなりますが、それでもせいぜい40km程度です。
この写真は一般的なチャネルスイマーの泳いだ航跡が記された海図です。

Sp8060155_2
出発地は左上のイギリス、到着地は右下のフランスです。
現在はフランスから出発することは出来ませんので、フランスから泳いだような航跡は2-wayの帰りの線です。
そしてサインカーブの頂点から次のサインカーブの頂点までがほぼ6時間です。
つまりだいたいの完泳時間は15時間くらいということがわかります。
12時間が効率的なのですが、なかなかそうもいっていないようですね。

ちなみにインターネットのフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で「ドーバー海峡」と検索して「横断の試み」の中の「横断泳」を見ると、一部にこう記されています。
『直線距離34kmというきわめて狭い海峡であるがゆえに遠泳のコースとしても有名であり、昔から世界中のスイマーの憧れの海となってきた。(中略)直線距離は約34kmであるが潮流が速く実際に泳ぐ距離は約50~60km程度とされ・・・云々』
ウ~ン・・・、この「実際に泳ぐ距離は約50~60km程度」というのは極めて疑問です。
正しく泳ぐ距離を計算式で表すと、
泳いだ距離=普段練習しているスピード×泳いだ時間
となります。
まあ海ですとプールのような直進性は確保できませんから“最短距離”とはいきませんが、それでも海だからといって普段のプールで泳いでいるスピードより速くなるとか遅くなるなどといったことは起こりません。
それを計算式で出すならば、
距離が約50~60km程度=泳いだ距離+流された距離
となります。
つまり正しく表現するならば、「実際に泳いだ+流された航跡距離は約50~60km程度」となるはずです。

次の写真は現在(2009年まで)の世界記録を樹立したPetar Stoychev(ペタル・ストイチェフ:30歳:ブルガリア)の航跡が書かれた海図です。

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彼は2007年8月24日、くしくもキャプテン・マシュー・ウェッブ(Captain Matthew Webb:チャネル・スイマー第1号:1875年8月24日、21時間45分。平泳ぎにて完泳。ドーバーからカレーへ。蛇行した航跡距離は65km)の泳いだその日からちょうど132年後に、7時間の壁を破ってチャネル・スイマーになりました。
ウェッブの時代に7時間を切る完泳者が出るとは誰が想像したでしょう。

この航跡は最短距離のドーバー(イギリス)からグリ・ネ岬(フランス)まで(34km)ほぼ直線的で、これはどう見ても50~60kmになっていません。
つまり泳ぎが速い人(海に入っている時間が短い人)ほど潮流の影響は少なくなるので航跡距離が短くなります。
逆に遅い人(海に入っている時間が長い人)ほど潮流の影響は大きくなるので航跡距離は長くなるのです。
したがって20時間以上かけて泳いだ人は、おそらく航跡距離は70kmとか80kmになっているはずです。

ちなみに海の泳ぎを私は「流泳(りゅうえい)」と呼んでいるのですが、いかがですかね?
流泳距離が50~60km」ならぜんぜん抵抗はなくなるのですが・・・。

さて、潮流に似た海水の移動で「海流」というのがあります。
海流は回転する天体(地球など)で、流動する物体のすべてに発生する「コリオリの法則(コリオリの力:転向力)」で説明できます。
海流は海洋(太平洋とか大西洋)を巡る大きな渦です。
つまり潮流は往復流ですが、海流は渦ですから流れは一方通行です。
太平洋では日本付近に流れる「黒潮」とか「親潮」が有名ですね。
大西洋で黒潮に匹敵する海流を「メキシコ湾流(ガルフ・ストリーム)」と呼び、親潮に匹敵する海流を「ミルキー・ウェイ」と呼んでいます。

地球北半球の海洋(北太平洋、北大西洋(インド洋を除く))を巡る巨大な渦は、その中心軸が「西岸強化」と呼んでかなり西側に傾いています。
つまり海洋の西側、太平洋ならフィリピン沖合から日本南岸にかけて、大西洋ならメキシコ、アメリカ東海岸沖合にかけて強い流れが発生しています。
ですから「黒潮」とか「湾流」といった固有名詞があるんですね。

逆に海洋の東側、太平洋ならカナダ、アメリカ西海岸沖合、大西洋ならヨーロッパ、アフリカ西海岸沖合には黒潮や湾流級の強い流れは存在しません。
したがってドーバー海峡では海流の成分があったにしても、それはごく微量なのであまり気にしなくて良いようです。

ちなみに英語では海流も潮流も「カレント(Current)」と呼んでいます。
中には潮流を「タイド(Tide)」と呼ぶ人もいますが、これは“潮汐”を指しているのだと思われます。
浅知恵の私が想像するに、英語圏では昔から海流が身近に存在しなかった。
つまり日本語で言う海水の移動をすべて「潮」と呼ぶように、海流、潮流の区別が必要なかった。
などと勝手に想像していますが、詳しい方がいらっしゃったら教えて下さい。

さて、日本付近の黒潮は東シナ海に海水を溜め込むと、対馬水道を抜けて日本海に流入していきます。
その暖流は日本に沿って北上し、津軽海峡を抜けて再び太平洋へと流出しているのです。
したがって「津軽暖流」は日本海から太平洋に向けて流れる一方通行の流れであって、それが主流です。
ところが津軽海峡は日本海と太平洋との接点でもあるので、潮流(往復流)の成分も存在します。
ですから津軽海峡は海流成分と潮流成分の合成流ですので、主流である海流成分を、潮流成分が加減している流れとなります。
したがって泳ぐのならばやはり小潮期の安定した流れの中で泳ぐべきでしょう。
昨年キンちゃんが挑戦した津軽泳は、単に青森から北海道まで泳ぐというのではなく、日本海(青森)から北海道(太平洋)まで泳ぐ計画でした。
距離は120kmありますが、海流に乗る流泳ですので“16時間で泳げる”と計算しました。
まあ結果的には「風」と「スタート時間の選択ミス」で失敗に終わっているのですが、“潮に乗れば時速12kmものスピードが出る”と確信しました。
風はいかんともしがたいところですが、スタート時間はもう少し何とかならないかと思っています。
ドーバーでは潮のタイミング(満潮時)に夜でもスタートして行きますが、津軽での夜間泳は安全面からなかなか認めてもらえません。
しかし、今年こそは成功すると信じています。

これで解答になったでしょうか?

耳栓

プールに来る利用者の人間模様を観ているのは面白い。
今日、「歩く専用コース」を歩いていたご年配の男性が、「隣(泳ぐ専用コース)の若いもんがバチャバチャ泳ぐから、耳に水が入るかと心配で歩けなかった。私は耳が悪いんだ。そういう人も隣で歩いているんだから、気をつけるように注意してもらわないと困る!」と文句をプールのスタッフにぶつけていた。

しかしプールなんだから泳ぐのは当たり前で、初めから“耳が悪い”とわかっていれば、耳栓をしてくるなり防衛手段を講じて来るのが“当たり前”と思うがいかがなものだろう。

プールによく行かれる方はご存知と思うが、昨今、プールで歩くことを目的に来られる年配者が急増している。
まあ健康増進にはけっこうなことだし、こういった年配者の増加に対応してプール側でも空いている時間帯など、“歩く専用コース”を設けるなど工夫している。(主に午前中)

しかしその“歩く専用コース”の中でも小さな(野暮な)いざこざが絶えない。
いや「誰とぶつかった」だの「誰それは足を踏んだのに謝らなかった」だの・・・。
まあ「江戸の粋」というか、相手を思いやる「」という言葉は死語になってしまったんですかねぇ~・・・?
・・・と言いつつ自分自身が泳ぐときは「あのババア、大股開きの平泳ぎでノッタラ泳ぎやがって、ここは“お急ぎコース”だ。隣の“ゆっくりコース”に行けば良いのに!」などとまったく自己中心的になるのだが・・・。

その大股開きのご婦人に言わせるとこうだ。
「ゆっくりコースは5人入っている。お急ぎコースは3人しかいない。だから空いているコースで泳ぐ。あなたたちは速く泳げて上手なんだから、あなたたちが避けなさいよ!」

まあどちら様も自分の行為を正当化するのに精一杯なようで、「粋」なんて言葉はどこに行ったのやら・・・。

いずれにせよ常連のスイマーが一番恐れていることは泳げなくなることだ。
そのためにプールに嫌われないよう行く時間帯とか曜日とかを考慮している。もちろん自分の都合もあるが、極力自分の目的が達成されるよう工夫してプールに通っているのだ。
そう、この「工夫」が問題なのだ。

「工夫する」とは初めに“気付き”がある。
気付いて「どうしたら問題解決につながるか」を考えるのが“工夫”だ。
それは“相手を排除する”といった短絡的な発想ではなく、お互いが満足・納得できる方法が「粋(意気)」なのだ。

例えば耳が悪いなら耳栓をしてくるとか・・・。
ちょっとした相手への気遣い・心遣いで気持ちがかなり楽になると思うのだが・・・。
またそれが「粋」だとも思うのだが・・・。

ただまあ練習とかレースとか、集中したいときはその時点で気持ちがいっぱいいっぱいになっている。
つまり大股開きのご婦人と“お急ぎコース”のスイマーたちは泳ぎの技術さえ差があるにしろ、いっぱいいっぱいになっている気持ちには差がない。
つまりその時点で平等であり、高速道路に三輪車で入るような行為をしてきて「あなたたちが避けなさい」は明らかに大股開きのご婦人に誤りがある。
まあそれを言ってしまえば「粋」ではないし、常連のスイマーたちはプールに嫌われたくないので気分下げ下げになりながら退散する。

さて、気持ちに余裕のあるときは「粋」になれても、気分が上昇して集中してくると「粋」なんてどこ吹く風に変わる心模様を上手に書き表している原稿があるので紹介しよう。
これはキンちゃんが初めてOWSレースに参加したときのレポートだが、きっと誰しもOWSレースの参加したことがある人なら経験したことだろうと思う。

海を泳ぐ楽しさ(2002年10月)より抜粋
 OWSレースはプールの競泳大会とは違う・・・。スタート前の「完泳できれば・・・」なんて言う"しとやかさ"などどこ吹く風。何しろ初体験だったもので、始めの頃は「あっ、しまった。触ってしまった。ごめんなさい、悪気はありません」などと、それでも遠慮気味に考えていたのですが、1周800mを4周するこのレース。後半に入ってくると周回遅れの選手ともぶつかってきます。すると「何よこの人!! もう少し離れて泳いでよ!! 泳ぎにくいじゃん!!」などと、自分自身があきれるような、知らなかった自分がそこにはいるのです。新たな自分を見ることが出来ました。自身の開拓と発見です。

ちょっと「耳栓」から「粋」の話へと脱線しすぎたので元に戻そう。

耳栓は長時間していると耳が痛くなる。
そこで耳の痛くなりにくい耳栓を紹介すると、シリコンで出来た粘土状の耳栓だ。

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(↑↑↑シリコンの耳栓をしているキンちゃん)

この耳栓を耳に押し付けていくと、粘土状なので耳の穴の形状に入っていく。
つまり耳に嫌な圧迫感がないのだ。
薬局、スポーツ店、旅行用品店などで手に入る。
ただ欠点は、10時間以上挿入したままでいると、外すときに慎重にやらないと耳栓の一部が内耳に残ってしまうことだ。

そこでキンちゃんへは、最近は二重の耳栓をしようと工夫している。
同時に現在、“SwiMP3(スイムピースリー)”と呼ばれる「スイミングゴーグル付きMP3プレーヤー」を検討している。

このSwiMP3は泳ぎながら音楽が聴ける防水型プレーヤーで、骨伝導によって聴けるようになっているらしい。
MP3プレーヤーには他に“FMラジオ”が聴ける防水型プレーヤーもあって、工夫すればSwiMP3でFMラジオが受診できるかもしれない。
そうすればワイヤレスマイクで船上からキンちゃんへメッセージを送ることが出来るようになるのだ。

もちろん平常状態では必要がない。
夜間、風波が強く、伴走船がキンちゃんの側に寄ることが出来ない場合に使用する。例えば昨年泳いだ津軽のように・・・。
つまり安全に誘導するのに使用する。

また今年の夏はオーストラリアから盲目のマラソンスイマー、ジェームスが津軽海峡にやってきて泳ぐ予定なので、そのときも活躍するだろう。

耳栓はドーバーなど低水温の海で泳ぐときは必需品だ。
内耳の奥には三半規管があって、冷水が耳に入って三半規管が冷えると麻痺して平衡感覚を失う。
低体温症になると平衡感覚がなくなるのはこのためらしい。
まあ日本の夏のOWSレースでは必要ないかもしれない。

何だか眠くなったので、今日はこの辺でおしまい。

スイムキャップ

プールに来る利用者の人間模様を観ているのは面白い。
今日、若いお母さんが自分の娘(5歳くらい)を連れてプールにやって来た。
プールでは初めて見る顔だ。
おそらく親子ともども初心者だろう。
なぜならば親子ともども長い髪をスイムキャップから出していた。
お母さんの方は右に太くて長いみつあみ、左に細くて短いみつあみにして下ろしている。
きっとスイムキャップを取って普段着になればおしゃれなのだろうが、どうも水着姿でスイムキャップ、そこから出たロングヘアーはどう見ても滑稽で、さながら日本髪に水着姿・・・と言ったら例えが違うようだが、それほど水着姿には似合わないヘアースタイル+スイムキャップだった。

一方、娘さんの方は“ワンレン”と言うのだろうか?
長い髪が肩甲骨辺りできれいに揃えてカットされている。
まあ幼児用のプールで1mバタ足をするのが精一杯のレベルだから髪が顔の方に来ることはなかったが、これがクロールでもしようものなら長い髪は口にかかって息継ぎが出来ない。
幼児教室では我々が女の子の長い髪をスイムキャップに入れてしまうが、このお母さんはご自身が泳げないだろうからそこまで気が回らないのだろう。
それでもお母さんは娘さんにバタ足を一生懸命教えていた。
そして、かがむたびにその長いみつあみが垂れて毛先がプールに入る。
もちろんプールの入口にある強制シャワーは濡れないよう頭を壁の方に沿わせてダッシュで通過したに違いない。
入場したときは水着すらあまり濡れていなかった。
「子供が真似をするんだよなぁ~・・・」(ブツブツブツ・・・)

第一にプールでスイムキャップを被る理由がこのお母さんにわかっていない!
脱毛した髪がプールに落ちるのを防ぐためだ。
まあツルツル頭で髭ボーボーの人に向かって「スイムキャップは強制だから」というのは“???”となるが(スイムマスクのようなものがあれば別だが)、「強制だからただ被れば良い」と言うものではない。

以前に注意したお母さんが「私は髪をプールに入れませんので」と言われたが、このお母さん、帰りにはしっかり髪が濡れていました。
プールに髪を入れなくたって水しぶきはかかる。
プールの汚れ、ナンバーワンは化粧品なのだ!!!

以前、厚化粧のご婦人に「すいません。プールに入るときは化粧を落としてください」と注意したら、「ああ、この化粧品はウォータープルーフですから大丈夫です」だと。
帰りにはすっかり“スッピン”になられて帰っていったのですがねぇ~。
あのウォータープルーフの化粧は何処に行っちゃったんでしょうねぇ~。
それを考えると夜も寝れんくなっちゃう。(←古い!! でも三球さんの親戚)
・・・困ったものだ・・・

ところで海で泳ぐときはスイムキャップ着用の強制はない。
しかし泳ぐのなら女性はスイムキャップを被った方が良いだろう。
海から出たとき長い髪が顔にダラァ~っと垂れていたら幽霊と間違える。

特にドーバーのような冷水で泳ぐときは、男女を問わずシリコンキャップをお勧めする。

ちなみに寒さを感じるのは“身体”ではなく“頭”なのだ。
例えば今の時期、ニット帽を被るだけで服1枚分の暖かさを感じる。
すなわちシリコンキャップ1枚で暖かくなるのだ。
メッシュのキャップは通気性が良い分だけ暖かさも逃げる。
ゴムキャップも薄いので保温力は弱い。
まあスイマーには「メッシュ派」とか「シリコン派」とかあるようだが、冷水の海では断然“シリコン”に軍配が上がる。

ところでキンちゃんはメッシュ+シリコンだ。
もちろんメッシュは髪を押さえるためで、シリコンは保温用だ。
「女性ならわかるでしょ」とキンちゃんは言っていた。
ドーバーではウェット地のキャップは禁止されているので、『メッシュ+シリコンは注意されるかな』と思ったが、何も言われなかった。
まあこの辺が限界の許容範囲なのであろう。

そうそう、それからドーバーでは水泳帽を「スイムキャップ」と呼ばず、「スイムハット」と言う。
知らない人は“ハッと”驚く!なんちゃって・・・。
失礼しました!

スイミングゴーグル

プールに来る利用者の人間模様を観ているのは面白い。
今日、親子連れが来てお父さんが丹念に娘さんのゴーグルの内側と外側にくもり止めを塗っていた。
まあゴーグルの外側に塗っても意味はなかろうが、娘を思う父親の愛情は感じられる。
しかもこの親子は時折見掛ける常連さんで、来るたびにお父さんは娘さんのゴーグルの内側と外側にくもり止めを塗る。

まあ時折レディースの水泳教室をやっていても、「これは内側と外側のどっちに塗るんでしたっけ?」と聞かれることがある。
「ハァ? あ、内側に塗ります」と答えるが、突拍子もない質問に驚いたりもしている。
まあ初心者には瞬間、どちらに塗ったら良いのか分からなくなってしまうのかもしれない。

ところでスイミングゴーグルにくもり止めを塗るのは日本人だけのような気がしている。
ドーバーのビーチにいると世界中からスイマーが集まるが、彼等はダイビングのマスク(水中メガネ)同様、"ペッ"と唾をゴーグルの内側に吐き付けるとそのまま指でゴシゴシと磨くのだ。
まああまり美しくないな・・・。
そこで日本製のくもり止めを塗ってあげる。
効果は唾液より有効だし長持ちもする。

キンちゃんはドーバーに行くとき、必ず数本のくもり止めをお土産に持って行く。
これがなかなか喜ばれるのだ。

ちなみに海を泳ぐときはなるべく新しいゴーグルを使おう。
出来れば晴天用の色の濃いゴーグル。曇天用の色の薄いゴーグル。夜間用の色の無いクリアーゴーグル。
まあ夜間泳ぐことが無いスイマーでも備え良ければ憂い無し!
海では視界が命なので、傷だらけのゴーグルや汚れたゴーグル、曇りやすいゴーグルはご法度なのだ。
見えにくいばかりではなく、不安に陥り、ひいてはパニックになるのでご用心。

ただ水着は中古の方が良い。
遠足に行くのに履き慣れた靴を履いて行くのと同様、新品だと擦れちゃうからだ。
またワセリンやラノリンを塗ることもあるので、充分に使い古しの水着を着て泳ごう。

キンちゃん講演会(矢作南小学校)

2月19日(金)、キンちゃんの母校「矢作南小学校」で5年生を対象に、キンちゃんの講演会が開催されました。

この矢作南小学校は昨年「創立100周年」を迎えた伝統と歴史のある学校です。
児童数は1,000名弱。4年後には確実に1,000を越すと言われる、最近にはない大きな小学校です。
その中で小5の児童数は約150名。
キンちゃんはとても緊張したようです。

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(↑↑↑事前に講演原稿をチェックするキンちゃん:校長室で)

で、実はこの小学校でキンちゃんが講演するのは初めてではなく、2006年8月21日の夏休み、全校登校日に、「本校の卒業生藤田さんのお話を聞く会」を開催していただき、「夢」というテーマで津軽泳とドーバー泳のお話をさせていただきました。

今回も津軽泳とドーバー泳の話ですが、内容は去年の夏に放映された「24時間テレビ」の「リベンジ! 津軽海峡横断リレー」のお手伝いから始まり、キンちゃん自身が泳いだ津軽海峡の話(自然:「山背」(風)でぜんぜん進まなかったこと。海流に乗って時速12kmで泳いだこと。など)を通して、『そんな「自然と仲良くしなければ成功しないんだなぁ」と、海を泳ぐたびにそう感じています。』と締めくくっていました。
次にドーバーの話。ドーバー海峡の位置や距離、「2-way」の意味。そして約29時間泳ぎ続けたが、残り約7kmというところで断念してしまった気持ち。
そこから見えてきた「ドーバー海峡2-wayの成功」。『「悲しくはない。もう少しで私は私の夢がかなう。」と思えたから!』という前向きな気持ち。
『あきらめないで続けてきた良かった。』という実感。そして、ここまで支えてくれた両親、家族、友達、コーチ、そのほか多くの方々への感謝の気持ち。
ドーバー海峡横断泳を紹介しながらマシュー・ウェッブの名言「偉大なことで簡単なことは何もない。」で『確かに私もそう思います。』と締めくくっていました。

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(↑↑↑子供たちを前に、熱く語るキンちゃん:遠いのでフラッシュが届かず、暗くてごめんなさい!)

昨年は津軽もドーバーも失敗に終わってしまいましたが、「面白そう」から始めて、“困難に直面してもあきらめない気持ち”を熱く語りながら、今年に向かっての抱負と夢を追いかけ続ける気持ちを子供たちに伝えていました。

最後にドーバーや津軽の写真やビデオ鑑賞をして質疑応答です。

質疑応答では絶え間ない子供たちの挙手が見え、それだけ関心度が高かったのであろうと推測できました。
良い講演会でした。

ハッピー バレンタイン!

遅ればせのバレンタインです。heart02

「happy_valentines_day_2.pdf」をダウンロード

ウゥ、サブィ!!bearing

ドーバーの潮流(写真)

ドーバーの潮流がいかに速いかの写真をもらいました。

友達のトーマス(Thomas W. Kofler)が2009年8月10日に15時間11分で泳いだときのものです。

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灯浮標の右にいる黄色のスイムキャップがトーマスですが、灯浮標から出る波を見れば潮流の速さが想像出来ます。

場所はかなりフランスに近いところ。(下の海図はトーマスの泳いだ航跡が記してあります。)

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左上がイギリス、右下がフランスですが、ちょうどフランスへ到着する直前の横に流されている部分です。

到着地点は2009年のキンちゃんとほぼ一緒でフランスのカレーに近い部分です。

フランスに到着する直前は、いつもじゃじゃ馬のような海になっています。

ちなみにこの灯浮標は「西方位標識」と呼んで、「この浮標、西側の海底に障害物(岩礁、沈船等)があるので注意してください。」の意味です。

つまり浅いことは浅いのですが・・・。

Dan、BBCに出演

ドーバーで友達になったダン(Dan)ことダニエル・マーチン(Daniel Martin)がイギリスのBBC、「Breakfast」という番組に出演しました。
Dan Martinは今、山登りをしたり、海で泳いだり、サイクリングをしたりで世界中を巡っています。
日本に来るかもしれませんね。

ダン(Dan)とキンちゃん

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盲目のマラソンスイマー、津軽へ

盲目のマラソンスイマー、オーストラリア(シドニー)のジェームス・ピッター(James Pittar)さんが、今年の夏、津軽海峡横断泳にチャレンジする予定です。

彼は世界中の多くの海峡を泳ぎました。

何とも成功させたいと、キンちゃん共々応援する予定です。

あなたは彼を助けることができますか?

OWS講習ビデオ

OWS講習ビデオです。

英語ですが、これからOWSを目指す人には必見かもしれません。

基本的なOWSのテクニックが紹介されています。

エスコートボートがついて練習するなら必要ないかもしれませんが・・・。

でもレースでエスコートボートがつくことはめったにありません!!

場所:アメリカ サンフランシスコ湾 アクアティックパーク

コーチ:レスリー・トーマス(Leslie Thomas)

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北海道函館の潮汐

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