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わくわく、どきどき、台風の目。

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2009年10月の記事

ドーバーの一番長い日(7/7)

090707_183236 潮汐表によると8月3日、ドーバーの満潮時は21時50分になっている。つまり21時50分頃にスタートするのが良いわけで、ニールは乗船後の準備、スタート地点への移動などの時間を考慮して「19時集合」と言ったのだと思う。しかしニールがスバに到着するなり勝手知ったる私たちはサッサと準備を完了させた。そんなこんなでスバがドーバーマリーナを出港し、キンちゃんがチャネルグリース(ドーバー泳用の脂:ラノリン80~90%+ワセリン20~10%)を塗ってシェークスピアビーチを泳ぎ始めたのは満潮時より2時間早い19時48分だった。
 スバをキンちゃん風に表現すると「ドンブラコッコ船」である。船体は鋼鉄製で昨今主流のFRP(硬質プラスチック)製の船と比べると、いかにもドッシリしているが、スピードは出ない。それでも波や風にはめっぽう強い。
 いちおうクルーザーで船内にはキッチン、トイレ、寝室まで揃っている。冷蔵庫には食料もふんだんにあるし、飲料水もタップリある。まあボートピープルになるにはもってこいの船だ。そして、スイマーを伴走するには最も適した船とも言えるだろう。

ドーバーの一番長い日(6/7)

 部屋に戻るとまだキンちゃんは寝ていた。お土産にいただいたチャパティをテーブルの上に置くと、慌てて栄養補給品作りの続きに取り掛かる。
 16時にキンちゃんが起きたとき、まだ準備は終わっていなかった。急いで協力してもらって遣り上げる。しかしまだ終わりきっていない。
Ssmalp7260136 更に18時30分にはスティーブファミリーが来てしまい、18時40分にはタクシーが来てしまった。
 5リットル×3本の栄養補給品入りペットボトルはスティーブが運んでくれた。「ちょっと待って・・・」と言いながら荷物の点検をして、私もタクシーに乗り込んだ。フー。
 タクシーは19時前にマリーナへ到着し、もちろんニールたちパイロットは居なかったが、そこは勝手知ったるオブザーバーのジェニーはいるし、私たちも初めてではない。セーフティドアの暗証番号を“ピッ、ピッ”と押すとマリーナの中にずんずん入って行って、静かに停泊しているニールのボート、「スバ」の前に荷物を置き、ニールの到着を待った。

ドーバーの一番長い日(5/7)

 今日、18時45分にマリーナへ行くためにタクシーを呼んである。ジェニーたちが滞在しているフラットは私たちのフラットから100mほど離れたところだ。スティーブも見送りに来ると言うので、18時40分に私たちの部屋まで来てもらうことになっている。それまでにキンちゃんの泳ぐための準備を完了しておかなければならない。チャパティのお誘いは嬉しいのだが、あまり時間はない。かといって無碍に断るのも何かと気が引ける。そこで「じゃあちょっと」とお邪魔することにした。
 本場インドの本格的チャパティとチャイ(インドのミルク紅茶)を美味しくいただいた。レシミたちはこれからジブラルタル海峡(スペイン~モロッコ)を泳ぎに行って、再びドーバーの2-wayを泳ぎに戻ってくると言う。1974年に私がジブラルタルに行ったことがあるものだから、いろいろと質問攻めにあった。

090723_160422 とにかくインドでは部屋数が30を越す豪邸が二つもあって、庭にはマンゴーやパパイヤ、椰子が茂っているそうである。
レシミ「いつでも歓迎するからミユキと遊びにおいでよ」
とのこと。そして日本の海も泳ぎたがっていた。
 チャパティのお礼に折り紙をやった。鶴とエリマキトカゲだが、特にエリマキトカゲは喜ばれた。
 チャパティをご馳走になっている時間が大幅にオーバーした。慌てて帰ろうとすると、レシミたち姉妹はインドの正式な挨拶をしてくれた。それは男性(私)が直立し両手を前に出すと、女性(レシミ)は私の両手、両膝、両爪先と順番に触っていき、私の前で深々と頭をたれる。その彼女の頭を私が両手で撫でるのだ。これをレシミの妹にもやった。こうすることでインドの神様は私に降りて来るそうだ。こうして私はインドの神様まで手に入れた。キンちゃんが成功しますようにと。

ドーバーの一番長い日(4/7)

 私たちが滞在している施設は「フラット」と呼ばれるアパートで、日本で言うならウィークリーマンションとかマンスリーマンションに匹敵する。しかし広さとか中身の家財道具は言っちゃ悪いが日本の比ではないほど充実している。で、我々の部屋は地下だがだいたい3名くらいが適当な居住空間である。まあ4~5名になってもさほど狭くは感じないだろう。そこを2名で使っているのだから贅沢である。
 一昨年からこのフラットを使うようになったが、おかげで外食はしなくなった。同時に台所が自由に使えるのでこのような栄養補給品作りにも強みである。
090801_150018 で、一階には同じく2-wayを狙っているインドのレシミたちファミリー(レシミ、妹、弟、お母さん)が滞在している。レシミとは2005年にドーバーの新聞で紹介された仲である。以来、レシミも2-wayを目指して毎年ドーバーに来ている。昨年は私たちが帰る頃にレシミたちはやって来た。ちょうどすれ違いでビーチでは会っているが、ゆっくり話す時間は無かった。
 今年はほぼ一緒の滞在なので、ゆっくり話すことも出来た。レシミたち姉妹の練習は朝早く、午前8時には泳ぎ出している。キンちゃんも9時前には泳ぎ出すが、よく一緒に泳いでいた。
 レシミの話によると、昨年は天候が悪く、2ヶ月滞在して結局2-wayは泳げなかったと言う。確かに昨年は天候が悪く、私たちも3週間の滞在で泳げず、結局滞在期間を延長してようやく1-wayを泳いだ程度だ。今年も天候が悪く、キンちゃんは1-wayと2-wayの2回を泳ぐ予定だったが、結局1-wayは泳げずにいた。イギリスの天候は日本に比べて変化が早い。なかなか30時間も天候は落ち着いてくれないのだ。
 そんな待ちに待った今日の昼時、レシミが私たちの部屋まで降りてきて、
レシミ「お母さんがチャパティ焼いたので食べにおいでよ」
とお誘いがかかった。
石井「ありがとう。でもミユキは今日泳ぐため、もう寝ているんだ」
レシミ「いいよ。イシイだけでも食べにおいでよ。ミユキの分は、彼女が起きた頃に食べられるよう、お土産に持たせるから」

4th leg

4th leg
キンちゃんの4-wayは19:00ジャストに終わりました。
4th legは3時間17分、4-way合計は13時間52分。
泳ぐ前の私の予想は、
1st leg: 3時間
2nd leg: 4時間
3rd leg: 3.5時間
4th leg: 3.5時間
ですから、それほど狂いは無かったように思えます。

3rd leg

3rd leg
3rd leg
キンちゃん3rd legは3時間33分と、「3」のぞろ目でした。
3-way合計は10時間35分。
ただ今4th legを泳いでいます。
夕焼けが綺麗ですが、間もなく日没です。

2nd leg

2nd leg
キンちゃんは淡島を12:10に折り返しました。
これで2nd legは4時間01分で泳いだことになります。
2-way合計で7時間02分。
現在3rd legを力泳中。

1st leg

1st leg
1st leg
1-wayは3時間01分でした!
天気が良いので眠くなります。「嵐を呼ぶ呼ぶ女」のキンちゃんにしては珍しいです。
気になる水温ですが、潮境のあっちとこっちでかなり変わります。
あっちの水温 18.5℃
こっちの水温 20.1℃
眠い

富士山

富士山
いかがですか?

ケータイカメラのシャッターはタイミングが難しい・・・。
キンちゃんの息継ぎとタイミングが合わんです。

4-way

4-way
おはようございます!
本日はキンちゃん淡島〜大瀬崎の4-wayです。
05:08、淡島をスタートしました。
台風一過で天気も良さそうです。
富士山も頭が白くなりました。
えっ、トラのようだって!?
ほっといてください!

内浦三津
北緯 35度01.0分
東経138度54.0分

2009/10/27(火)
日出 06:00
日入 16:55
月出 13:17
月齢 8.9
潮名 小潮
干潮 05:45 0.71m
満潮 13:29 1.33m
干潮 19:43 0.99m

ドーバーの一番長い日(3/7)

Ssmalp7240196 ビーチで遊ぶジェニーとマイケルの輪に私たちも加わっていると、ジェニーのケータイが鳴った。ニールからで、ジェニーにオブザーバーの依頼である。ドーバーに来てジェニーはオブザーバーのボランティアをしていた。そしてそのオブザーバーの相手とは、2-wayを目指しているキンちゃんだった。
ニール「今日の19時にマリーナ集合だ。側にミユキがいたら、彼女にも伝えておいてくれ」
 私たちは手を取り合って喜んだ。
 キンちゃんはこれまたビーチのボランティアスタッフでもあるルイスのマッサージを受けると、「寝る」と言ってそのままベッドに潜り込んだ。キンちゃんの素晴らしいところは、このようにいつでも寝ることが出来るところだ。その間、私は栄養補給品作りに没頭する。
 補給品はマキシム(イギリス製:炭水化物97%+ビタミンB2 2%+その他)と呼ばれるスポーツ用の栄養補給品と、グルコース(ブドウ糖+ビタミンC)に、紅茶か日本茶で味付けをする。これをプラティパスと呼ばれる軟らかい水筒に300ml入れ、日本の使い捨てカイロ貼るタイプでサンドする。こうすることによって中身の栄養補給品は火を使わずとも50℃くらいの温度が保たれ、16℃の海水温の中にいるキンちゃんに温かい栄養補給品が提供できるのだ。
 栄養素としてはこの300mlで御飯茶碗なら軽く一杯分、食パンなら二切れ分のカロリーが摂れる。そしてこの補給が10秒以内で終わるように訓練した。
 タイミングとしては40分毎にこれを飲ませる。順番としては紅茶、紅茶、日本茶、紅茶、紅茶、日本茶・・・と、ワルツではないが三拍子で3回に1回が日本茶になる。この日本茶が来たタイミングで2時間、4時間、6時間、8時間・・・と2時間毎の時間がキンちゃんにわかるようにしてある。
石井「夜、寒くなったら30分毎にしようか?」
キン「それは私が判断して指示を出す」
との手配も完了した。
 いずれにせよ予定完泳時間は30時間。単純計算で栄養補給は45回。まあ余裕を持って50回分の栄養補給品を作ることにした。
300ml×50回分=15リットル
けっこうな量である。これが全てキンちゃんの胃袋を通過するのかと思うと、“ゾッ”とするほどだ。

ドーバーの一番長い日(2/7)

 普通ドーバー泳は天候と海の状況を判断して、泳ぐ24時間前にボートのパイロットから出発の連絡が入る。しかしキンちゃんのパイロット、ニールは慎重なのかノンビリなのか、なかなか連絡をよこさない。去年だって泳ぐために滞在期間を延長したにもかかわらず、泳ぐ12時間前にようやく連絡をよこしたくらいだ。まあ腕は評判だし「慎重だ」と言えば聞こえは良いが、泳ぐ方にしてみればコンディション調整が難しい。
 連絡が無いままに3日(月)の朝を迎えた。いつもならキンちゃんは朝6時前に起きて台所でゴソゴソしている。朝食の準備、お昼のお弁当作りである。そして朝9時前にはビーチにいて練習を始める。ところがこの日は朝からノンビリした。平日にフリーダはビーチに来ないし、いつ泳ぐかわからないので“寝溜め”をしたのだ。
 朝10時頃ビーチに行くと、同じドーバー泳を目指している水泳仲間、オーストラリアのスティーブ(シドニーの消防士)が練習していてその奥さんのジェニーと愛息のマイケル(6歳)が遊んでいた。
Ssmalp7170058 スティーブとは2年前にも会っている。2年前―ロンドンに住むトム(フリーのジャーナリスト)がイギリスでは高級な雑誌「テレグラフマガジン」の依頼を受けて、ドーバー泳を紹介する記事を執筆することになった。まあイギリスでドーバー泳は知らない人がいないほどのメジャーな分野であるが、遠い異国の文化を持つスイマーが、どのような切り口でドーバー泳に臨むのか、そこを視点にドーバー泳を紹介した。つまりキンちゃんが主人公である。その中でスティーブもジェフ(オーストラリア)も出てくるのである。
 このトムの記事は、ドーバー泳の歴史、珍記録、新記録、生理学や心理学の専門家から見たドーバー泳など、実に多角的にドーバー泳をとらえた素晴らしい出来栄えだった。これからドーバーを目指そうという者には必見の価値がある文献である。
 この取材があった2007年、キンちゃんは1-wayを2回成功させているが、スティーブは失敗に終わっていた。今年は彼にとってリベンジなのだ。しかも何と彼は一家総出で3ヶ月の休暇を取りドーバーへやってきた。まあ私たちとは最も親しくしていただいた家族なのでもある。

ドーバーの一番長い日(1/7)

Ssmal090730_144609_2_2 8月1日(土)、ビーチでの練習でドーバー泳の世話役フリーダから「ミユキは月曜か火曜に泳ぐ」と言われたが、肝心要のパイロットのニールからは何の連絡も無かった。しかしフリーダにそう言われたキンちゃんは、残り少ない滞在日を考えてもそう遠くない日付で泳げるだろうと確信していた。そこでモチベーションアップとコンディション調整のために、今日は泳がないでおこうと考えたのだ。だがフリーダはそれを許さなかった。
フリーダ「今日のミユキは3時間」
と黄色いスイムキャップを渡した。
 週末に行われるビーチでの練習は、練習に来たスイマーの希望や調子を見てフリーダが判断する。そして泳ぐ時間が3時間未満なら黄色のスイムキャップ、3時間以上だと赤のスイムキャップが配られる。そのキャップにはナンバリングがあり、名簿のナンバーと一緒に氏名が記載される。ちなみに赤キャップの場合、2時間後から1時間毎に栄養補給のサービスまで受けられる。それを支えているのはバリーやアイリーンを初めとするボランティアたちの陰の力だ。
 栄養補給のときにキャップのナンバーと名簿を照合し、チェックが入る。安全面もバックアップしているのだ。
 いつもならフリーダはキンちゃんに赤キャップを渡して「はい、6時間」と言うのだが、今日が黄キャップになったのは、それだけフリーダも本番前のキンちゃんに気を使ってのことだろう。しかしキンちゃんとしては泳ぎたくなかったのだ。それでもフリーダに言われたからには逆らえない。シブシブ3時間を泳いだ。
 2日(日)のビーチ練習ではキンちゃんはキャップさえ取りに行かずにフリーダから離れた場所で座っていた。ところがビーチでの水泳仲間、モーガンから「フリーダから預かった」と黄キャップを渡され、「3時間だって」と告げられてしまった。シブシブでも泳ぐしかない。
 このようにキンちゃんが行かずとも、スイムキャップの方からキンちゃんにやって来る。それだけ他の水泳仲間からも可愛がられていたし、「ミユキはビーチのマスコット」と親しまれていた。
 ちなみに最大7時間泳まで面倒を見てくれる。その間、スイマーの荷物管理から栄養補給、履物の上げ下げまでやってくれるのだから、痒いところに手が届くサービスだ。そしてこのボランティアグループにキンちゃんも私も参加している。

無事終了!

無事終了!
無事終了!
キンちゃんの3rd legは2時間58分。
3-way合計で10時間40分です。
今、三津長浜に戻る最中です。

訂正

訂正
2nd legは、4時間39分です。
で、2-way合計が、7時間42分です。
何で間違えたかわかりません。が、こちらの方が正しいです。
湘南の主さん、復活してキンちゃんを応援しています。

2nd leg

2nd leg
2nd leg
2nd legは5時間16分。2-way合計で8時間19分。
2-wayで湘南の主さんリタアヤ。現在はキンちゃん一人で泳いでいます。

石井

1st leg

1st leg
1st leg
大瀬崎を09:06に折り返しました。
1st legは3時間03分です。
今、淡島に向かって力泳中!
途中、カヤッカーにも会いました。

久しぶりの海練習

久しぶりの海練習
久しぶりの海練習
今日は久しぶりの海練習。湘南の主さんも参加して、淡島〜大瀬崎間3-wayです。
晴れ男の湘南の主さんのお陰で天候は晴れ、気温16.7℃、水温21.8℃。風も穏やかで富士山もよく見えます。
張り切って泳ぎましょう!

三津長浜
北緯 35度01.0分
東経138度54.0分

2009/10/12(月)
日出 05:47
日入 17:13
月入 13:24
月齢 23.3
潮名 小潮
干潮 05:21 0.51m
満潮 13:17 1.37m
干潮 19:04 1.11m
満潮 23:39 1.25m

ジェームスがやって来た! Ya! Ya! Ya!

Image0681_2 ドーバーで友達になったチャネルスイマー、ジェームス(James Salter)が来日しました。

彼は仕事でやって来ていて、ホントはキンちゃんと一緒に海で泳ぐ予定でした。

しかし日本での仕事の都合で予定が立たず、今回は私の東京下町案内で終わりました。

ジェームスは仕事で日本にはすでに72回も来ていて、今回も東京、名古屋、大阪などを1週間で回るそうです。

もしかしたら下手な日本人よりも日本の各地を回っているかもしれませんね。

12月にまたやって来ます。そのときはキンちゃんと海で泳ぐ約束をしました。

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