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わくわく、どきどき、台風の目。

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2009年3月の記事

2008年、ドーバー泳成功者の主な記録

 2008年、ドーバー泳成功者の主な記録は次の通りです。

  • 1-way solo swim

最速
Miguel Arrobas (Portugal)
英⇒仏  9時間30分  (CSA)

最遅
Denise Richards (UK)
英⇒仏 22時間06分 (CS&PF)

最若
Rajesh Shinde (India) 23歳
英⇒仏 14時間46分 (CS&PF)

最老
Goerge Hunihan (USA) 54歳
英⇒仏 16時間30分 (CS&PF)

  • 1-way relay swim

最速
Dover Lifeguards Club 2008 (UK/Slovakia)
英⇒仏 10時間02分 (CS&PF)

最遅
Serpentine Afghan Appeal (International)
英⇒仏 23時間16分 (CS&PF)

  • 2-way relay swim

最速
Doublin Fire Brigade (Ireland)
英⇒仏 9時間55分
仏⇒英 11時間17分
合計  21時間12分 (CS&PF)

 以上のように、記録的にはごく普通の結果のように思われます。この原因の多くは、天気が良くなかったことが上げられるでしょう。
Ssmalssmalp7130058_2s しかし最も印象的なのは、車椅子に乗ったご婦人スイマーRosalinda Hardiman (UK)(CS&PF)は、イギリスからフランスに向けて25時間14分泳ぎ続け、フランスのビーチ700m手前で強い離岸流のために泳ぎ着くことが出来なかったことです。
 そして最も嬉しかったことは、2007年にキンちゃんと同時にイギリスのビーチをスタートし、残念ながら途中でリタイヤしてしまった大男Benedikt Hjartarson (Iceland)(CSA)が、2008年に再挑戦し16時間で成功したことです。しかも彼はアイスランドでは初のチャネルスイマーになったのです。
 ちなみに今年最速のMiguel Arrobas (Portugal)(CSA)もポルトガルでは初のチャネルスイマーになりました。同時に彼はポルトガルのオリンピック水泳選手でもあります。

ボートショー

3月12日(木)~15日(日)、パシフィコ横浜にて「ボートショー2009イン横浜」が開催されました。
この展示に15日、湘南の主さんと私とで行ってきました。
中で最も目を引いたのは、斉藤実さんのブースでした。
斉藤実さんはヨットで世界一周を何度も行っています。そして現在、前人未踏の8度目、また最高齢による単独世界一周を西回り無寄港で挑戦中です!
この模様や詳しくはこちら
斉藤さんのブースは小さく、常駐しているスタッフも数人と小規模のものでしたが、
主「私は斉藤実さんを知り、その影響でドーバーを泳ぐ気になったんですよ」
私「こちらの方は現在日本人最高齢のドーバー海峡横断泳者なんですよ。そして今は世界最高齢のドーバー完泳者になるよう頑張っていらっしゃいます」
主「いや、こちらの方も現在日本人最多ドーバー完泳者(キンちゃん)のコーチをしていらして、今年は日本人初の往復泳に挑戦しようと今年もドーバーに行くんです」
と話すとスタッフの女性も眼が輝きだし、
「それはすごいですねぇ」
と会話が弾みました。
その女性は英語がペラペラで、側にいて車椅子に乗っている外人男性スタッフに通訳をしてくれました。
そんな挑戦者との心意気に触れた気持ちになり、その会話はとても盛り上がりました。
今度、斉藤さんとメールのやり取りも出来そうな感触です。
日本では芸能人の間寛平さんが世界一周のアースマラソンを挑戦中ってことを知っている方は多いと思いますが、同様に私は「成功して欲しい」と願っています。
日本人にも多くの「挑戦者」が誕生して欲しいですね。

「キンちゃんが行く」Vol.23

新しい仲間
 最近キンちゃんは地元での練習で新しい仲間が増えました。特にミキさんとは仲良しになり、しょっちゅう一緒に練習しています。詳しくはミキさんのブログをご覧ください。
 今回はそんな新しい仲間たちと接近遭遇した2008年6月の練習報告です。

ミキさん☆プロフィール☆
26歳。一般事務職。ごく普通の女の子です。
ちょっと変わっている事があります!
泳ぐことが好きなのでキンちゃんにお世話になり、海の練習会が楽しくなりました。
トライアスロンに挑戦し始めた、ごく普通で顔はまん丸の女の子です。
走るとなると、水泳競技しかやっていなかったため、故障の連続で毎日、接骨院で治療中です。
今は辛いけど、周りの方々に楽しい経験をさせてもらいながら。
 天然ミキティ頑張ります!

村越さん☆プロフィール☆
村越好晴(むらこしよしはる)トライアスリート。
得意はバイク。スイムは大の苦手。21歳からスイムを始めるが体が硬く、レース以外殆んど練習せず。
今年2月からプールに行き始める。ターンとキックは酷い。
目標は高~く1500m.20分(^_^;) 以上。
 日曜日は一緒に泳がせていただき、ありがとうございました。機会があれば、又、御一緒お願いします。

6月15日
 6-wayを泳いで我が家に着くなり、いつもお世話になっている「やごと療院」にマッサージに行きました。このカチカチになった身体を揉みほぐし、早く自分の身体に戻したかったからです。やごと先生は今まで行った整体とは違い、自分で研究しながら自分の揉み方、身体の動かし方などを開発されているみたいで、「こうしたらいいよ」、「ああしたらいいよ」とかアドバイスをよく受けます。
 お布団の中での寝方の向きも、掌の向きも肩の負担を軽くする方法があるみたいです。だから泳ぐときのリラックス姿勢もやごと先生に聞いています。
 まあマッサージを受けて、泳ぎに行っても身体は正直! 何で思うように動かないのかな? 疲れて気力が弱いのか? 自分の“スイスイ~”というクロールが泳げないのです。
 『来週また2-wayが入っているので加減しているのか?』、『動かないのだ!』、 泳げない自分に腹が立ち、練習出来ない自分にイライラし、14日(土)が来てしまいました。
 「明日はミキさんと梶島一周する約束しているのに、大丈夫かな? 腕動くかな?」と心配しながら石井先生にメールをしました。
 「ゆっくり泳ぎなさい」。そうだよな! 今は身体中が痛いのだ。ゆっくり泳げば直るかも。15日、配達を終えてから、私は恵比寿海岸に向かいました。

恵比寿海岸  カヤック
 10時集合に合わせて海岸をクルマで走らせていると、「今日は凪で風もない! 天気良いじゃん!」と鼻唄歌いながらアクセルを吹かしていました。
 もう肩が痛いのを忘れている自分がそこにはいましたが、恵比寿海岸に着くなり風が少しずつ出てきました。
 カヤッカーのキンゾウはインフレータブルのカヤックを膨らませる「ポンプの調子が悪い!」とポンプとにらめっこしていました。私が着くころには出来上がっているはずのカヤックも、二人でポンプを直し、なかなかピストン状態に動かないポンプを無理矢理動かし、何とかパンパンにエアーを入れることが出来、泳ぐ前、キンゾウはカヤックを漕ぐ前から疲れてしまいました。
 段々と風が強くなるに従い、ミキさんと村越さんが見え、全員集合。今日の泳ぐコース取りについて話し合いました。

ブリーフィング
 先程までなかった風が今はかなり強くなり、波も荒くなり出したので、初めてビーチ以外を泳ぐミキさんにとっては「梶島一周は無理かもしれない」と判断しました。それにインフレータブル・カヤックも流されて遭難届けでも出したら笑い事では済まされません。
 「今日は恵比寿海岸から見える赤灯台まで泳いで、またビーチに戻りましょう。」
 水温は19℃です。「寒いと思う方はウエットスーツを着用して下さい。何かあったときは直ぐにカヤックに捕まるか、大きな声で呼んで下さい」と言い、ミキさんと村越さんはフルスーツを着だしました。

赤灯台
 泳ぎの入り始めは風も吹いているせいか水温も冷たく感じましたが、入ってしまえば寒さも感じません。ビーチからテトラを過ぎ、赤灯台を目指して行きます。
 向かい波が暴れています。そこの中を私達は泳いで行きます。楽しくてしかたがない私。
 泳ぎながらたまに前を見ると、波で前が隠れるためカヤックも友達も見えません。呼吸しながら「ああ横にいるじゃん!」と確認。久しぶりの吉良の海に感動し、私は波と戯れていました。
 片道25分かかりましたが、赤灯台付近は浅いので、泳ぐときは気を付けなければいけません。潮が干いていたのでシュノーケルをくわえて潜っている人もいました。
 帰りは波が押してくれるので楽チン、楽チン。恵比寿海岸の前に建っている竜宮ホテルを目掛け泳ぎ続けました。泳ぐレベルはみんな同じようなので、泳ぐに問題はありません。岸辺に着き、「もう一度泳ぎたい」とのことで、またチャレンジしましたよ。
 やっぱり向かい波は面白い。もっともっと泳ぎたかったけれど、13時までに私は家に帰らなければいけなかったので、片付けをして早々と帰りました。
 ミキさんはビーチの外に出て泳いだことなく、こんな荒波でも泳げて楽しそうでした。
 ミキさんの疑問、「村越さんより私の方がプールでは速いのに、何で海だと遅れるの? 何で~」と言っていましたが、やはり自然相手の海を泳ぐ練習をしている量の違いがあるのでしようか?
 皆さん、ご苦労様でした。そしてお疲れ様でした。

良い練習になりました
 今日、10時15分から10時53分(38分)、10時57分から11時33(36分)。また泳いでください。ミキと村越より

「キンちゃんが行く」Vol.22

2009年1~2月の報告

日付:2009年1月6日(火)
場所:静岡県沼津市淡島~大瀬埼
泳者:キン
方法:3-way solo swim
結果:1st leg: 淡島 05:36 ⇒ 大瀬崎 08:55  3時間19分
   2nd leg: 大瀬埼 08:55 ⇒ 淡島 12:38 3時間43分
   3rd leg: 淡島 12:38 ⇒ 残り6km弱でリタイヤ 14:07  1時間29分
   合計=8時間31分
概況:天気 晴れ
   視界 20海里以上
   風向 午前中 主に東 午後 主に北西
   風速 1.6~5.7m/sec
   気温 7.0~13.3℃
   水温 16.0~16.5℃
   波高 0.5m
   ピッチ 64~66回/分
   補給 炭水化物+果糖+茶類=300ml/40分毎
   流向 主に西
   流速 0.0~0.3kn
(内浦三津:北緯 35度01.0分 東経138度54.0分)
   2009/01/06(火)
   日出 06:52      日入 16:47
   月出 11:57      月入 01:13
   月齢 9.6       潮名 長潮
   満潮 00:45 1.11m    干潮 05:37 0.89m
   満潮 11:48 1.33m    干潮 19:23 0.40m

日付:2009年1月27日(火)
場所:静岡県沼津市淡島~大瀬埼
泳者:キン
方法:3-way solo swim
結果:胃腸風邪のためドタキャン

日付:2009年2月11日(水)
場所:静岡県沼津市淡島~大瀬埼
泳者:キン
方法:3-way solo swim
結果:1st leg: 大瀬埼 06:54 ⇒ 淡島 10:59 4時間06分
   (悪寒のため1-wayでリタイヤ)
   合計=4時間06分
概況:天気 晴れのち曇り
   視界 8~10海里
   風向 主に東
   風速 2.3~6.7m/sec
   気温 6.6~9.6℃
   水温 14.5~14.6℃
   波高 0.5m
   ピッチ 62~67回/分
   補給 炭水化物+果糖+茶類=300ml/40分毎
   流向 主に西
   流速 0.0~0.5kn
(内浦三津:北緯 35度01.0分 東経138度54.0分)
   2009/02/11(水)
   日出 06:34       日入 17:22
   月出 19:21       月入 07:14
   月齢 15.8        潮名 大潮
   干潮 00:23 -0.03m    満潮 06:56 1.63m
   干潮 12:44 0.49m    満潮 18:34 1.58m

日付:2009年2月24日(火)
場所:静岡県沼津市淡島~大瀬埼
泳者:キン
方法:2-way solo swim
結果:1st leg: 淡島 08:29 ⇒ 大瀬崎 11:08 2時間39分
   2nd leg: 大瀬埼 11:08 ⇒ 残り4.5kmでリタイヤ 13:29 2時間21分
   (理由:急に手足が動かなくなったため)
   合計=5時間00分
概況:天気 曇りのち小雨
   視界 5海里
   風向 南東
   風速 3.8~7.6m/sec
   気温 3.0~8.0℃
   水温 13.5~14.0℃
   波高 0.5m
   ピッチ 66回/分
   補給 炭水化物+果糖+茶類=300ml/40分毎
   流向 主に西
   流速 0.3~0.5kn
(内浦三津:北緯 35度01.0分 東経138度54.0分)
   2009/02/24(火)
   日出 06:20       日入 17:35
   月出 05:42       月入 16:50
   月齢 28.8        潮名 大潮
   満潮 05:48 1.52m    干潮 11:27 0.61m
   満潮 17:05 1.49m    干潮 23:37 0.12m

 今回の入り始めは水温が13.5℃、気温は8℃。でもこの日の気温はこれが最高で、それから3℃まで落ちて行きました。
 でも泳いでいると気温の低下などは感じることもなく、「やはり気温が高いと自分の泳ぎが出来るなぁ」と思っていました。
 この前は気温が7℃、水温は14.5℃と今回より高めですが、この前の泳ぎとは大違い! 手が動く、動く!! 1分間のストローク数は5時間泳いだ中で終始66回イーブンです!!!
 飛ばさずゆっくりマイペースで泳ぐことが出来ました。寒かったけれど、不思議と私の体感温度はこの前の海練習程の寒さは感じてない!!
 日曜日のミキさんに言われた言葉を思い出しながら泳ぎましたよ。
「後2時間で6時間、どうして泳がなかったのですか!?」
 そう、私はその言葉を胸に秘め、今日は大潮ですが、20キロ泳ぐ予定でした。
「水温が高ければ楽勝に何時間でも泳げる。そう、温かいと思えば楽チンだよ。」と、頭の中をプラス思考に考えて行くと、マイナス思考が邪魔をしにきて、弱い自分と強い自分が行ったり来たりします。
 心のマイナス思考にキンは負けませんでしたが、身体の方は急に足と手が動かなくなり止めました。やっぱり負けちゃったのかな?
 いつも思うことですが、ここの海練習はキンにしか出来ません。石井コーチと船頭の菊地さんは、誰にでも泳がせてくれるわけではないのです。
 いつも感謝していますが、その感謝の気持ちが足りなかったか?
 もっとハングリーにならないといけなかったかな?
 気温は雨が降り出したせいか、下がりだしましたよ。だから手が動かなくなったのか!? 足も腿が痛かったけど我慢したよ。
 ミキさん応援ありがとうございます。今回の自分が感じたことがたくさんありますが、今日はこの辺にしておきます。

「湘南の主も行く」Vol.2

キンちゃんと泳ぐ(2008年6月17日)

 6月17日は静岡FMラジオの取材が入り、どうせ静岡に行くなら海練習を入れようと2-wayを泳ぐ形で決めていた。それなら私がいつもお世話になっている高橋トライアスロンステーションの仲間と湘南の主さんを招待しようと企画した。生憎、高橋さんは自分の主催しているレースが15日あり、17日は多忙ということで来られなかったが、湘南の主さんが二年ぶりに20kmという海練習に参加されることになった。
          キン

  • 結果

日付:2008年6月17日(火)
場所:静岡県沼津市淡島~大瀬埼(約10km)
泳者:キン 湘南の主
方法:2-way solo swim
結果:1st leg: 淡島 05:33 ⇒ 大瀬崎 09:00 3時間27分
   (4分もダイバーと話していた)
   2nd leg: 大瀬崎 09:04 ⇒ 淡島 13:15 4時間14分
     合計=7時間41分
概況:天候 曇ったり晴れたり
   風向 主に北西
   風速 0.0~5.1m/sec
   気温 22.5~27.3℃
   水温 21.1~23.0℃
   波高 0.5m
   流向 西及び南
   流速 0.0~0.5kn
   ピッチ キン:56~64回/分 湘南の主:50~60回/分
   補給 キン:炭水化物+果糖+茶類=300ml/40分毎
      湘南の主:CCD+果糖または蜂蜜=300ml/40分毎

  • お誘い

 「キンちゃんと一緒に泳ぎませんか?」と石井先生から6月6日にメールが来た。趣旨はキンちゃんが今年、ドーバーへ行く前の最終の海練習に合わせて、キンちゃんのホームゲレンデである沼津の淡島~大瀬崎間、2-wayの約20kmを泳ぐというものだった。日時は6月17日(火)であるが、後のことを考えると18日も休みが必要だなと思った。
 キンちゃんのドーバー行きのための練習内容は石井先生のブログ「地球の泳ぎ方」に逐一公開されており、又、相模湾での練習の際は、何度かサポート船に同乗してキンちゃんの泳ぎっぷりは拝見させてもらっている。そしてブログを読む限りでは、相模湾と駿河湾では海の状況に違いがあるように思われた。キンちゃんの泳いでいる海を、私も一度は泳いで見たいと思っていたので即座に「お願いします」と回答した。そして17、18日と2日間休暇を取った。
 しかし不安はあった。普段はプールで多くても10km程度しか泳いでいない。1-wayは問題ないとしても、2-way、20kmとなると2年前のドーバー横断泳以来であり、『体力もさることながら精神力がもつかなぁ』と考えていた。が、やはり体力が伴わないと非常に厳しいものだとつくづく感じた今回の練習だった。

  • 準備

 キンちゃんから今回の海練習に合わせて各自の持物表がFAXで届いた。久し振りに使うプラティパス。しかも10個をフルに使い、尚且つ「予備としてゼリー状の飲み物も用意せよ」とのことだった。持物表をチェックしながら更に自分に合った持ち物をザックに詰め込込んでいく。プラティパスを繋げるロープ、浮きは新しく変えてみた。
 物質的な準備は整ったが、心の準備、“20kmを泳ぐ”に対する不安は中々纏まらない。でも泳ぐしかないと思うだけである。
 荷物はなるべく少なくしたいので、栄養補給品は家で作ってプラティパスに入れて持っていくことにした。水着とゴーグルはドーバー横断泳の時に使用したものを用意した。特にゴーグルに関しては私の顔に合うものが少なくて、長時間装着していると必ずゴーグルの中に海水が入り込んでくる。しかし、ドーバー泳の時は16時間あまり装着していたのに一度も外すことなく泳ぎ切れた。とても相性の良いゴーグルを持っていくことにした。
 着る物は6月中旬だし、冬の時期のような大げさな防寒具は不要の長物と見て、トレーナーの上下と雨合羽。ザックは余裕の荷物量だった。

  • 待ち合わせ

 6月16日は仕事を早めに終え、大急ぎで家に戻り、栄養補給品を作っているとキンちゃんから『今、新幹線に乗った』と連絡が入った。12時を少し過ぎたばかりである。JR三島駅に14時半から15時の間の待ち合わせだったのに。
 湘南に住む私の場合、在来線で13時過ぎの電車で行っても14時半頃には三島駅に着く。『岡崎から三島までそんなに時間が掛かるのかな?』と思いつつ、「岡崎から三島まで何時間掛かるの?」問い合わせすると、「あっ、またやっちまった。1時間、間違えた!」とのこと。早く着いたら「前回の練習報告を書いて待ってるよ」と返事がきた。
 三島駅はJR東海なので、JR東日本の“Suica”が使えない不便である。久し振りに切符を買う。電車の中で昼食を食べようと駅弁も買ったが、車内は意外と混雑しており、弁当を食べる雰囲気でもなくあきらめる。
 結局、熱海駅までは立ちどうしくらいの混雑だった。熱海で乗り換え、東海道線はすぐ丹那トンネルに入る。トンネル通過に4分36秒を要した。現在、世界最長の鉄道トンネルは本州と北海道を結ぶ青函トンネル(53,850m)だが、子供の頃に教わった国内最長のトンネルは小説「雪国」(川端康成)の冒頭に出てくる「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」の清水トンネル(9,702m)で、今くぐった丹那トンネル(7,804m)と笹子トンネル(4,656.2m)が最長番付上位のランクを飾っていたように記憶している。いずれにせよキンちゃんと泳ぐ20kmに比べれば、昔の最長番付三大トンネル(清水、丹那、笹子)が束になってかからないとかなわない距離である。丹那トンネル通過に要した4分36秒が長いか短いか、淡島~大瀬崎の2-wayを要する予定の7~8時間が長いか短いか、皆さんにはどう感じられるのだろうか。ちなみにキンちゃんが泳ごうとしているドーバー海峡2-wayは、最短距離でも軽く60kmは超えている。青函トンネルだってかなわない。ドーバー海峡の下をくぐるユーロトンネル(50,500m)は世界第二位であるが、今頃はビックリして腰を抜かしているかもしれない。
 三島駅には予定通り14時半頃に到着し、伊豆箱根鉄道のローカル線ホームに向かう。キンちゃんに「着いたよ」と連絡を入れると、彼女は地下通路付近で待っていたようで、私に会えずにどうしたものかと心配していたようだった。キンちゃんはいつもの大きなスーツケースをガラガラ引きながら現れ、「今回は荷物が少ないので軽いよ」と言いながら階段を昇ってきた。相変わらず日焼けした良い顔だ。5月中旬の“アイランドスイム(城ヶ島~江ノ島間)”以来1ヶ月ぶりの再会。しかし、この1ヶ月の間に物凄い練習量を重ねてきている。淡島~大瀬崎を2日間で6-way、60km。
 先週は4-wayを泳いだばかり。そして今回は2-way。何ともタフな女性だ。それでもドーバー海峡は何が起こるか判らない。魔物が住むと言われる海峡。「これでもか、これでもか」と練習はどんどんエスカレートしていく。
 伊豆長岡に向かう電車はローカル線なので車内は比較的空いていた。やっと昼食にありつけた。話し込んでいるとアッと言う間に伊豆長岡駅に到着。ここから更にバスに乗り換えるが、1時間に3本しかない時刻表。そして始発から終点まで乗る。

  • 伊豆の海

 キンちゃんがいつもお世話になる民宿「桂」はバス停から歩いて5分ほどの海辺に面した所にあった。そして隣にはスナック「幸」があり、海練習が終わった後は、必ず船頭の菊池さんと一緒に行き、カラオケを唄わされる所だそうだ。
 宿の前は伊豆の海、湘南と違い透明度が良い。色もブルーだ。宿の前方500mほど沖合にはスタート地点の淡島が「おわん」を伏せたような綺麗な形をした姿を見せている。スタート地点のホテル前はここからは見えない。大瀬崎も見えない。
 荷物を部屋に置き、「着替えてから菊池さんの家に挨拶に行くからね」、とキンちゃんが言った。菊池さんの家は宿の前の道路を挟んで山側にある、歩いても1分ぐらいの所。通りに出た所で菊池さんの奥さんに会う。近所の方と話し込んでいた。『この辺の方はみんな知り合いなのだろうなぁ~』、何とものんびりした光景だ。細い路地を少し登って行くと菊池さんの家。築60年とか言っていたが、昔の家は良い木材を使っているので非常に趣のある良い感じの家だった。菊池さんは留守、奥さんに挨拶と明日の集合時間を告げて家を出る。
 時間があるので海岸線を散策してみた。キンちゃんはいつも泳いだ後、すぐ帰るので「宿の周辺を歩いたことがない」と言っていた。見える範囲で砂浜らしきところは見当たらない。岸壁と海底は岩がゴロゴロしている。湘南の海とは大分様子が違う、湾内には「生簀」らしきものが沢山浮かんでいる。方位磁石で確認すると南は山側、淡島から大瀬崎は西方向。しかし山がすぐ迫っているのでこの土地特有の風向き、潮の流れがあるように思えた。だから地元の漁師、船頭さんでないとこの海状況は分からないのだろう。

  • 淡島~大瀬崎の2-way

 6月17日(火)04:00起床。船に05:00集合となっている。外を見ると風、波は無く、非常に穏やかな海が広がっているだけである。昨夜、石井先生に朝食用のおにぎりを2個頼んでおいたが、昨夜の宿の夕食はたくさんの料理があり、全部食べてしまったので今朝はあまりお腹が空いてない。でもこれから夕方まで固形物を口にすることはないので、無理やり一つだけ腹に詰め込んだ。
 キンちゃんのアドバイスで風呂場に着替え一式を置いてクルマに乗り込む。宿から船着場まで歩いても1分ぐらいだが、先生の荷物がたくさんあるのでクルマでの移動。
 菊池さんはすでに出船の準備を整え我々を待っていた。初めてお会いする私だが、ブログで何度もお顔を拝見しているので初対面という気がしない。船は1.5㌧と小型だが、この海域を航行するのは十分なのだろう。
 荷物を積み終え、旗、幟を揚げ、いざ出港。スタート地点の淡島ホテル前の小さな砂浜に向かう。波、風は無く、穏やかな海「生簀」の間をすり抜けて行く。淡島に近づくと海底が見えてきたが、大きな岩がゴロゴロ、海藻はあまり付いていない。そして急峻な深さを感じさせる海底。船は浜から50~60mまで近づける。水着になり、石井先生から脂「チャネルグリース」を塗ってもらう。これはラノリン80~90%に対し、ワセリン10~20%の割合で混合した脂。何やら先生の自家製だそうで、効果としてはワセリン100%より長く持ち、ラノリン100%より落としやすいとのこと。
 用意は準備万端整い、梯子を伝い海に入る。程好い水温で助かる。キンちゃんと二人して岩場を這うようにしながら砂浜に上がる。船からのスタートの合図を待つ。桟橋には釣人が居なかった。キンちゃんが「ホテルのテラスから見ている人がいるから手を振ろう」と教えてくれた。振り返りホテルを見上げると、確かに一人、我々を見ている人がいた。二人で大きく手を振って合図する。そしてキンちゃんが「泳ごう!」と言った。いつものフォーンが鳴らない。早朝なので、ホテルの宿泊客に悪いから鳴らさないのだと言う。周囲の状況を観察しながら私は自分の腕時計のストップウォッチを作動させて泳ぎ出した。
 クロールの息継ぎは私の場合、左オープンのみ。キンちゃんは左右呼吸だから船のどちら側でもOK。往路の私は船を左側、伊豆の山並みを見ながらの泳ぎ。初めての所なので地形は全くわからず、『どの辺りを泳いでいるのかな?』と思いつつ、前半はスピードをセーブしてキンちゃんに着いて行きながら泳ぐ。
 海水の色はずぅ~っとブルー。『深いんだろうなぁ~』などと考えながら泳いでいた。補給も40分毎に順調に受けて、大瀬崎に3時間半ぐらいで到達した。大瀬崎はダイビングのメッカとかで、ダイバー用か(?)ホテルや宿泊施設か、大きな建物が前方に見える。そこは砂浜だった。我々を見つけたインストラクターらしき若者が何人も集まって来て質問攻めに合う。
ダ「何処から泳いで来たんですかぁ~?」
湘「淡島から」
ダ「えぇぇぇ~~~」
湘「又、淡島まで泳いで帰るの」
ダ「えぇ~、何キロあるんですかぁ~?」
湘「片道10kmだから往復すると20kmかな」
ダ「ドーバーでも泳ぐんですか?」
キ「よく、知ってるじゃん」
キ「この人、日本人最高齢のドーバー横断成功者だよ」
ダ「何歳ですか?」
湘「泳いだのは2年前だから62歳のとき」
ダ「ということは、今64歳ですか、スゲェナァ~~~」
湘「この人はもう5回もドーバー海峡を横断している人ですよ」
湘「今度、往復2-wayを狙ってるの」
ダ「ドーバー海峡って冷たいんですよね?」
湘「そう、16℃前後と言われている、そこを水着一枚で泳ぐんです」
ダ「私はウェット着ても寒くて泳げない水温だ」
キ「パソコンで“地球の泳ぎ方”って検索すると私達のことが出ていますよ」
キ「じゃ~、そろそろ戻ろうか」
と集まって来たインストラクター達に別れを告げ、待ちくたびれている船に向かって泳ぎ出した。
 「気をつけてねぇ~~」と声が送り出してくれる。
 風が多少吹いてきたが問題ない。しかし風向きがよく変わる海域だ。船につけられている「遠泳中」幟の向きがよく変わる。
 復路の私は沖を見ながら泳ぐので船しか見えない。それにしても菊池さんの操船技術は抜群に上手い。スピードは泳者にピタッと合わせて進んでいる、泳いでいてとても楽だ。
 折り返して5時間過ぎた辺りの補給で巻き足をしたら、私のキックの命、右足の付け根辺りから膝までの内側の筋肉がつった。非常に痛く、キックが打てない。左足は元々弱いのでうまくキックが出来ていない。「さぁ~、困った」と思ったが、『泳いでいるいうちにいつものように治るだろう』と思いつつ、足を使わず泳ぐが中々痛みが取れない。『止めようかなぁ~、どうしようかなぁ~』と泳ぎに集中出来なくなってきた。気が付けば船からかなり離れて泳いでいる。石井先生が船から立ち上がり、「こちらへ寄れ」と手招きしている。「はっ」と我に返り船に近付くが、しばらくすると又船から遠ざかっている。三半規管も狂ってきたようだし、スピードもかなり落ちてきてしまった。『これはキンちゃんに悪いなぁ~、やはり止めようかなぁ~』とマイナス思考ばかりが頭を過ぎる。
 補給時に「何時間過ぎましたか?」と先生に聞くと、「6時間経過。残り1時間半ぐらいかな」との返事。予想では7~8時間だったから、『くたばってきた割にはまあまあの時間で泳げているじゃん。せっかくここまで泳いで来たのだから、キンちゃんには申し訳ないが今日は私のために絶対完泳しよう』と気持ちを入れ替え泳ぐことにした。でも相変わらずキックは打てず、下半身は沈み、スピードはかなり落ちてきている。先生の言う“ギブアップ寸前の泳ぎ”に私はなっているはず。
 船からの「残り1,000m!」との声が聞こえてきた。『やっとここまで来たか、次の900mの声が聞こえるのはいつか』と、ストローク数を数えながら泳ぐ。プールだと25mを8~9ストローク。蹴伸びが入るので多めにみても10ストロークでは泳ぐ。だから『100mだと40前後かな』と思いきや、倍の80ストロークにもなっている。そうとうスピードが落ちている。腕のかきも抜けているのだろう。「残り500m」、「残り300m」とゴールに近付く。ヘッドアップで前を見ると、淡島のホテルがすぐ目の前に大きく見えている。でも砂浜は分からない。海底のゴロゴロ岩が見えてきた。ウニのトゲトゲがやたらと目に付く。キンちゃんが「あまり岸に近付くとウニの棘が刺さるといけないから、この辺りで船に戻ろう」と言ってくれた。ストップウォッチを止める。7時間42分だった。完泳出来て良かった。
 20km以上を泳ぐのは2年前のドーバー泳以来だったので、私にはかなり厳しく辛い泳ぎになったけれど、完泳出来とても充実した練習になった。
 キンちゃん、どうもありがとう。石井先生、菊池さんありがとう。大変お疲れ様でした。

  • 菊池さんと

 宿に戻り、風呂で脂を落として、痛めた右足を湯船につけて硬直した筋肉をじっくりほぐす。思ったほどの疲労感はなかったが、多分、気持ちが高揚しているからなのだろう。部屋に戻り横になってウトウトとしながら身体を休める。
 夕方菊池さんの家に行くことになっている。「そろそろ行きましょうか」と石井先生の声がした。
 菊池さんは地元で根っからの漁師で、この地方の地形、独特の海、風の状況を熟知している。今時の船は『GPSを頼りに』というより、頼り切っているのが大半だが、菊池さんはGPSがなくても波、風、潮の流れを経験から読みながら、船を真っ直ぐに走らせているそうだ。石井先生の持っているGPS進路は「ほぼ直線を示している」と言っていた。もちろん風向きによって岸寄りのコースを選ぶこともあるらしいのだが、これも経験。経験とは凄いものだ。今はヨット・ハーバーの管理人をされていて、海を知らないサンデー・ヨットマンやレジャー・ボートのキャプテンに海の知識を教えているそうである。
 魚を主体とした食べきれないほどのご馳走、私は魚が大好きなので菊池さんの分まで腹一杯食べてしまった。それでも食べきれないほどのご馳走だった。
 キンちゃんは菊池さんに娘さんのように可愛がられているのが話の様子で伝わってくる。「泳ぎに関しては素人だ」と言っている菊池さんだが、菊池さんのサポートで既100回以上も淡島~大瀬崎間を泳いでいるキンちゃんを見ているので、非常に鋭く的確な意見を言う。今回初めて見たはずの私の泳ぎだが、「どうだったか」とズバズバ指摘された。流石もう泳ぎに関しては玄人だ。
 食べながら、飲みながら、おしゃべりしながらの楽しいひと時を過ごした。石井先生はお疲れのようで、食べながら、話しながらウトウトと居眠りをこいでいる。呼ばれると「はっ」と我に返り話の輪に加わる。
 食事が終わると菊池さんの大好きなカラオケに行くことになっている。ここまでが菊池さんとのお付き合いのフルコースに組み込まれているようだ。
 アルコールも駄目な私はカラオケなど、もう何年にも歌っていない。多分カラオケは自分には合わないのだろうと思う。「菊池さんとお付き合いするには、お酒とカラオケが必須科目だよ」とキンちゃんが教えてくれた。それだからキンちゃんも一生懸命にカラオケを覚えたそうである。
 菊池さんは実に楽しそうに歌っている。何曲も歌う。「何処でそんなに覚えたんですか?」と聞くと「カラオケ教室さ」と答えた。「近くにあるんですか?」と聞くと「冗談、冗談、クルマの中でCDやテープで聞いて覚えるのさ」と答えてくれた。
 石井先生も歌は大好きのようでマイクを離さない。誰かが歌っているときは居眠りをこいでいるのに、自分の曲が入ると途端に大きな声で歌い出す。バンドもやっているそうで、石井先生は本当にマルチなお方だ。
 菊池さんの奥さんもやって来て歌っていた。「私も覚えないといけないかな」という雰囲気である。でも、菊池さんは実に楽しそうに気持ちよく歌っている。
 今回はキンちゃんの今年ドーバーへ行く前の最後の海練習だったが、石井先生、菊池さんの話によると今回、私が参加したことでキンちゃんは実にリラックスして泳いでいたようである。菊池さん曰く、「こんなにリラックスして泳いでいたキンちゃんを初めて見た」そうである。そういう意味でもキンちゃんには今回の海練習は良かったのではないかな。
 又、いつか菊池さんの船で伊豆の海を泳ぐお世話になるかもしれないと約束してお別れをした。

「キンちゃんが行く」Vol.21

2008年9~12月の報告

日付:2008年9月16日(火)
場所:静岡県沼津市淡島~大瀬埼(約10km)
泳者:キン
方法:3-way solo swim
結果:1st leg: 大瀬崎 07:01 ⇒ 淡島 11:05 4時間04分
   2nd leg: 淡島 11:05 ⇒ 大瀬崎 14:10 3時間05分
   3rd leg: 大瀬崎 14:10 ⇒ 淡島 19:46 4時間36分
     合計=11時間45分
概況:天候 雨のち曇りのち晴れ
   視界 10海里
   風向 主に南東
   風速 0.0~5.1m/sec
   気温 25.0~25.9℃
   水温 25.0~25.9℃
   波高 0.5m
   流向 主に西
   流速 0.0~0.5kn
   ピッチ 63~66回/分
   補給 炭水化物+果糖+茶類=300ml/40分毎
(内浦三津:北緯 35度01.0分 東経138度54.0分)
   日出 05:27      日入 17:50
   月出 18:04      月入 06:03
   月齢 16.3       潮名 大潮
   満潮 05:39 1.73m   干潮 11:52 0.38m
   満潮 18:03 1.72m

日付:2008年9月30日(火)
場所:静岡県沼津市淡島~大瀬埼(約10km)
泳者:キン 湘南の主 N M(Nの知人)
方法:2-way solo swim(団体泳)
結果:1st leg: 淡島 08:15 ⇒ 大瀬崎 10:52 2時間37分
   2nd leg: 大瀬崎 10:52 ⇒ 淡島 16:55 6時間03分
     合計=8時間40分
概況:天候 雨 曇り
   視界 5~10海里
   風向 主に南東
   風速 2.7~7.6m/sec
   気温 18.2~20.1℃
   水温 23.5℃
   波高 0.5m
   流向 主に西
   流速 0.0~0.5kn
(内浦三津:北緯 35度01.0分 東経138度54.0分)
   日出 05:38      日入 17:30
   月出 06:19      月入 17:36
   月齢 0.8       潮名 大潮
   満潮 05:50 1.72m   干潮 11:49 0.54m
   満潮 17:45 1.68m

日付:2008年10月21日(火)
場所:静岡県沼津市淡島~大瀬埼(約10km)
泳者:キン
方法:4-way solo swim
結果:1st leg: 淡島 04:32 ⇒ 大瀬崎 07:24 2時間54分
   2nd leg: 大瀬崎 07:24 ⇒ 淡島 12:15 4時間49分
   3rd leg: 淡島 12:15 ⇒ 大瀬崎 15:33 3時間18分
   4th leg: 大瀬崎 15:33 ⇒ 淡島 19:45 4時間12分
     合計=15時間13分
概況:天候 曇り、晴れ
   視界 20海里
   風向 主に東、午後南~西
   風速 1.1~5.3m/sec
   気温 18.7~24.8℃
   水温 22.1~23.1℃
   波高 0.5m
   ピッチ 62~65回/分
   補給 炭水化物+果糖+茶類=300ml/40分毎
   流向 午前中西、午後不明
   流速 0.0~0.3kn
(内浦三津:北緯 35度01.0分 東経138度54.0分)
   日出 05:55       日入 17:02
   月出 22:48       月入 12:35
   月齢 21.8        潮名 小潮
   干潮 03:42 0.39m    満潮 11:23 1.36m
   干潮 16:23 1.16m    満潮 21:01 1.31m

日付:2008年11月03日(月)
場所:静岡県沼津市淡島~大瀬埼
泳者:キン
方法:5-way solo swim
結果:1st leg: 大瀬埼 01:12 ⇒ 淡島 04:58 3時間46分
   2nd leg: 淡島 04:58 ⇒ 大瀬埼 08:18 3時間20分
   3rd leg: 大瀬埼 08:18 ⇒ 淡島 12:46 4時間28分
   (腕痛のため3-wayで断念)
   合計=11時間34分
概況:天気 曇り
   視界 20海里以上
   風向 常に変化
   風速 0.3~9.1m
   気温 15.4~20.4℃
   水温 20.0~21.2℃
   波高 0.5~1.0m
   ピッチ 58~67回/分
   補給 炭水化物+果糖+茶類=300ml/40分毎
   流向 主に西
   流速 0.0~0.5kn
(内浦三津:北緯 35度01.0分 東経138度54.0分)
   日出 06:07      日入 16:48
   月出 10:48      月入 20:24
   月齢 5.2       潮名 中潮
   干潮 01:39 0.34m   満潮 08:45 1.44m
   干潮 13:58 1.02m   満潮 19:09 1.42m

日付:2008年12月09日(火)
場所:静岡県沼津市淡島~大瀬埼
泳者:キン
方法:3-way solo swim
結果:1st leg: 大瀬埼 07:58 ⇒ 淡島 11:27 3時間29分
   2nd leg: 淡島 11:27 ⇒ 大瀬埼 14:41 3時間14分
   3rd leg: 大瀬埼 14:41 ⇒ 淡島 18:11 3時間30分
   合計=10時間13分
概況:天気 午前中曇り、午後雨
   視界 4~8海里
   風向 午前中北ないし東、午後南ないし西、夕方北
   風速 0.9~3.5m
   気温 10.1~13.9℃
   水温 17.0~17.8℃
   波高 0.5~1.0m
   ピッチ 64~66回/分
   補給 炭水化物+果糖+茶類=300ml/40分毎
   流向 主に西
   流速 0.0~0.2kn
(内浦三津:北緯 35度01.0分 東経138度54.0分)
   日出 06:40      日入 16:32
   月出 13:26      月入 02:22
   月齢 11.4       潮名 中潮
   満潮 02:42 1.29m   干潮 08:06 0.84m
   満潮 14:00 1.43m   干潮 20:57 0.28m

日付:2008年12月24日(水)
場所:静岡県沼津市淡島~大瀬埼
泳者:キン
方法:5-way solo swim
結果:1st leg: 大瀬埼 01:06 ⇒ 淡島 05:22 4時間46分
   (腹痛のため1-wayでリタイヤ)
   合計=4時間46分
概況:天気 晴れ
   視界 20海里以上
   風向 常に変化
   風速 1.7~4.8m
   気温 2.1~5.2℃
   水温 17.0℃
   波高 0.5m
   ピッチ 62~64回/分
   補給 炭水化物+果糖+茶類=300ml/40分毎
   流向 主に西
   流速 0.0~0.5kn
(内浦三津:北緯 35度01.0分 東経138度54.0分)
   2008/12/23(火)
   日出 06:49      日入 16:37
   月出 02:57      月入 13:13
   月齢 25.4       潮名 中潮
   満潮 03:32 1.26m   干潮 08:22 0.99m
   満潮 13:52 1.34m   干潮 21:14 0.35m
   2008/12/24(水)
   日出 06:49      日入 16:38
   月出 03:57      月入 13:49
   月齢 26.4       潮名 中潮
   満潮 04:22 1.35m   干潮 09:28 0.99m
   満潮 14:39 1.36m   干潮 21:54 0.26m

 今年最後の海練習である。5-wayの計画が立てられていた。段々寒くなってモチベーションが低くなって「今度の5-wayは少しだけ嫌々泳ぐ」と言うと、船頭の菊地さんからは「そんな気持ちじゃだめだ。寒いのは当たり前。普通の人と違うことをするのだろう。匠を入れ直しておいで!」と言われ、弱気になっているキンにお灸を据えてくれる。キンはわかってはいるのだけど、やはり人間、寒いのは寒い。そう暖かければ誰でもロングは泳げるよ。『人と違うことをして一番になるのだ!』と心を入れ直す。
 ここに来る直前、ふとテレビの釣り番組を見ていたら、若い女の子がセキサバを捕るのに漁師にコツを聞きながら釣っているが、「難しい、難しい」の連発! 漁師は「難しいと思えば難しい。簡単と思えば簡単」と言っていた言葉に、「これだ!」とひらめいた! 『そうだ~、5-wayもこの考え方で行こう!』と思ったら気が楽になった。
 あまり何も考えずに海練習に取り組もう。この前は右肩を痛めて3-wayで止めてしまったから、今回は9日の海練習の後は身体のケアーに気を使い、余りプール練習はしなく、身体を充電しておいた。23日は早く民宿「桂」に着き、用意し、睡眠も十分に取り、泳ぐだけの状態で深夜24時に港を出て大瀬崎へ! 星が凄く綺麗であった。日本の静岡県でこんなにたくさんの綺麗な星を見ることが出来るなんて夢にも思っていなかった!
 01時06分スタートしたが、途中でお腹が痛くなり、1-wayで止めてしまった。
 気温は3℃、水温は17℃と海水は暖かく感じた。夜泳ぐことも何も怖くないが、眠いだけだ。でも何故だか自分に少し余裕がないことに気がつく。船の旗の動きを見ていない。海水を何回と飲んでしまっている。向かい波が強いせいか? ゴーグルに海水が! 泳ぎもいまいち水に乗れない。船に近すぎてぶつかりそうになる。泳ぎながら前を見てしまう。いつもと違う自分がいたのである。
 何かが違う。その何かを探してみるが、今回はそれを見つけることなく終わってしまった。反省と言うよりも、何かに気付きが足りないのだと思った。

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