24時間テレビ 総集編
1.津軽海峡横断泳のデータ
- 日付:2008年8月31日(日)
- 場所:青森県津軽半島小泊⇒北海道松前半島福島(津軽海峡)
- 泳者: 1.にしおかすみこ(タレント:元水泳部)
2.錦野旦(歌手:この番組で100kmマラソン経験者:スポーツジムに今でも通っている)
3.ジョニー黒木(元プロ野球投手)
4.金子貴俊(俳優:映画「ウォーターボーイズ」(男のシンクロ)の主人公:映画のために、毎日10kmくらい練習したことがあるらしい)
5.宮崎大輔(ハンドボール日本代表選手)
6.山本貴司(アテネ五輪競泳バタフライ200m銀メダリスト)
7.立木早絵(盲目の少女)
8.監督:鈴木大地(ソウル五輪競泳背泳100m金メダリスト) - 方法:1-way riley swim(5~30分にて交代)
- 記録: 約11時間10分
06:07小泊発 ⇒ 17:17頃 北海道白神崎数百メートル沖にて、逆潮と強風のため中止 - 天候:曇り
- 気温:21.2(15:30頃)~24.6(06:30頃)℃
- 水温:未計測(27℃台:青森側で高め、北海道側で低め)
- 波高:0.5(スタート後07:30頃まで)~2.0m(09時台と11時台)
- 風向・風速:主に北東(山瀬) 0.0(06時台)~10.3(16:30頃)m/sec
- 流向・流速:06:00~:西0.5kn 08:00~:北西0.5kn 10:00~:北0.5~1.0kn
12:00~:東1.0kn 13:00~:北1.0kn 14:30~:西1.0kn
15:00~:南西0.5~1.5kn - 潮汐: 2008/08/31(日) 大潮
函館 03:07 103cm 09:52 21cm
16:02 91cm 21:49 39cm - 日出: 05:01 日入:18:12 2008/08/31(日) 函館
2.リスクの大きな横断泳
少しドーバー海峡横断泳と今回の企画を比較してみよう。
- 出発地点と到着地点
ドーバーの場合、イギリスからフランスまで泳ぐわけだが、イギリスのドーバー付近、フランス側はいちおうグリネ岬を狙っていくが、潮の関係で出発地点もいろいろと移動する。同時に到着地点もフランス側なら何処でも可能。
このように、「イギリスからフランスまで」という大きな始発駅と終着駅である。ところが今回の企画は出発地点(青森)が「小泊の港」、到着地点(北海道)は福島の港と決められている。すなわち始発駅も終着駅もものすごく狭い範囲で決められている。 - 出発地点の位置
前にも述べたように、ドーバーの場合は出発地点がその日の潮によって都合の良い場所に変化する。しかし今回の企画は出発地点が津軽を泳ぐには都合の悪い地点である。これはテレビ局側の都合で決められたため、放送には都合が良い。
泳ぐのに都合の良い場所は小泊半島の先端、「権現崎」であるが、放送日が「10月31日」と決められているため、悪天候を考慮して出発地点が決められた。つまり放送局側では悪天候でも実施する。実施して「悪天候だからやめました」となるなら放送は成り立つそうで、始めから「悪天候なので取りやめ」ということは放送では成り立たないそうである。 - 出発と到着の時間
ドーバーの場合、出発時間は潮の都合の良いときに出発をする。したがって夜間に出発なんて普通にあるのだが、日本の場合、海事関係者が夜間泳を嫌う。だから日本での夜間泳は難しいが、せめて今回の企画も「夜明けに出発」くらいのにすれば良いと思うが、視聴率の関係で出発は午前6時になってしまった。
同時に到着時間も日没前の午後6時までに到着するように設定されている。この「12時間で完泳」させるのはきわめて難しい。 - 潮汐
ドーバーを泳ぐとき、大潮では泳がない。しかしこの企画の日付は大潮である。
3.リスクを超えて
以上のようなリスクを抱えて今回の企画は実施された。それでも参加スイマーたちは文句も言わずに良く泳いだと思う。
特にオリンピック選手と言えども海で泳ぐ経験はそれほどないはずである。それでよくぞあすこまで泳げたと感心する。
参加したすべてのスイマーたちの今後を期待したい。
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